2010年4月29日(木)、八ケ岳の硫黄岳に行きました。
6月には、阿弥陀岳~赤岳~横岳~硫黄岳を縦走したいので、今日はその下見です。
午前6時30分、美濃戸口に車を停めて出発です。
天気予報では、午前中に雨との事ですが、この時点では雨は降っていません。
ただし、曇り空で湿った風が少し強い。
そのうち、雨になるでしょう。
美濃戸口~美濃戸まで未舗装の林道を1時間ほどいて、美濃戸に到着です。
美濃戸山荘の無料休憩所で、一休みしました。
美濃戸山荘前には、八ケ岳の案内図があります。
ここで北沢コースと南沢コースに分岐します。
私は北沢コースで赤岳鉱泉を目指しました。。
美濃戸を出ると、直ぐに雨が降って来ました。 『やっぱり、雨か・・』
雨具を着て歩きますが、特に急ぐ予定でもなかったので、
途中にあった物置小屋の軒差しで雨宿りをすることにしました。
30分ほどしたら、男女二人連れが下山して来ました。
このお二人、昨晩は赤岳鉱泉に泊まったけれど、
朝起きたら天気が悪いので、登るのをあきらめて下山してきたそうです。
女性の方は、『上は雪! ピューピュー 寒いよ!』・・と、何やらふてくされた感じです。
『よほど、寒かったんだろうな~』
その後、1時間近く待っても雨が止まないので、仕方なく歩き始めました。
少し先の堰堤広場を過ぎると、林道から雪に覆われた登山道に変わります。
結構、深い踏跡もあるので、注意しながら歩きます。
11時30分ごろ、赤岳鉱泉に到着しましたが、まだ雨が止みません。
赤岳鉱泉の休憩場所で、コーヒーを注文して一休みしました。
お昼を過ぎると、雨も上がって、急に青空が見え始めました。
本当は、赤岳鉱泉から行者小屋を回って、下山するつもりでしたが、
青空を見ると、何だか急にやる気が出て来ます。
それに、さっき硫黄岳方向に登っていく人を見かけました。
『よし! 今日は、硫黄岳まで行ってみよう!』
さっそく硫黄岳に向かって歩き始めます。
すると、突然こんなものが見えました。 すごい迫力です。『何だ、こりゃ!』
もう少し登ると、また見えました。『すごいな~。横岳から岩が突き出てるよ!』
この後、結構な急斜面を登ります。
アイスバーンの斜面もあるので、6本爪の軽アイゼンではかなり登りにくいです。
やはり、つま先にも爪のある10~12本爪のアイゼンが必要ですね。
また、赤岩の頭の直前では、雪の斜面をトラバースする場所があるので、
斜面にグサッグサッと差して歩くためのピッケルが欲しくなりました。
でも無い物は無いので、ここは先行者の踏跡を慎重にトレースして渡ります。
そして、赤岩の頭に到着です。
左から、横岳~赤岳~中岳~阿弥陀岳が一望できます。
すばらしい眺めです。
そして、先ほど30mほどトラバースした斜面を見下ろします。
『ここは戻りたくないなぁ~。 どうしよう?』
写真の手前の斜面をトラバースしました。
風が強い上に、雪が崩れそうで怖かったです。
赤岩の頭では、私より一足先に到着され方が写真を撮っています。
少しお話したら、今日は、硫黄岳の向こう側にある硫黄岳山荘に
宿泊されるそうです。 宿泊予約の電話をされています。
『えっ、ここから携帯電話通じるんだ!』
風が強くてとても寒いですが、
せっかくここまで来たのだからと、硫黄岳に登ります。
でも、途中で決めました。『今日は、私も硫黄岳山荘に泊まろう!』
携帯電話で硫黄岳山荘に電話しました。
電話は通じましたが、風が強くて向こう側が何を言っているのか、まったく聞き取れません。
とにかく『宿泊をお願いします』と伝えました。
赤岩の頭を見下ろします。
硫黄岳の山頂は、もう直ぐです。
硫黄岳山頂です。 ものすごい風です。
硫黄岳山頂か見た、噴火口跡です。
風が凄まじいので、写真を撮ったらすぐ出発です。
硫黄岳山荘の方向に下ります。
ですが、硫黄岳山頂~硫黄岳山荘の間では、さらに風が強まります。
真っ直ぐに歩けません。風で倒れそうになります。
約50m間隔で積まれた大きなケルンを辿って、何とか硫黄岳山荘に到着しました。
硫黄岳山荘の入口前の斜面です。 7月にはお花畑になるそうです。
硫黄岳山荘の中です。 今晩はここでお世話になります。
山荘の方にお聞きしたら、美濃戸に下りるには、
今日登って来た道か、横岳を通ってから行者小屋に下りるしか無いそうです。
でも横岳を通るには、今日よりも危険な場所(カニの横ばい?)があるそうです。
下山は、登って来た道を戻るしかなさそうですね。
さぁ、どうしよう。
明日には、今日の踏み跡も消えているかもしれません。
6月には、阿弥陀岳~赤岳~横岳~硫黄岳を縦走したいので、今日はその下見です。
午前6時30分、美濃戸口に車を停めて出発です。
天気予報では、午前中に雨との事ですが、この時点では雨は降っていません。
ただし、曇り空で湿った風が少し強い。
そのうち、雨になるでしょう。
美濃戸口~美濃戸まで未舗装の林道を1時間ほどいて、美濃戸に到着です。
美濃戸山荘の無料休憩所で、一休みしました。
美濃戸山荘前には、八ケ岳の案内図があります。
ここで北沢コースと南沢コースに分岐します。
私は北沢コースで赤岳鉱泉を目指しました。。
美濃戸を出ると、直ぐに雨が降って来ました。 『やっぱり、雨か・・』
雨具を着て歩きますが、特に急ぐ予定でもなかったので、
途中にあった物置小屋の軒差しで雨宿りをすることにしました。
30分ほどしたら、男女二人連れが下山して来ました。
このお二人、昨晩は赤岳鉱泉に泊まったけれど、
朝起きたら天気が悪いので、登るのをあきらめて下山してきたそうです。
女性の方は、『上は雪! ピューピュー 寒いよ!』・・と、何やらふてくされた感じです。
『よほど、寒かったんだろうな~』
その後、1時間近く待っても雨が止まないので、仕方なく歩き始めました。
少し先の堰堤広場を過ぎると、林道から雪に覆われた登山道に変わります。
結構、深い踏跡もあるので、注意しながら歩きます。
11時30分ごろ、赤岳鉱泉に到着しましたが、まだ雨が止みません。
赤岳鉱泉の休憩場所で、コーヒーを注文して一休みしました。
お昼を過ぎると、雨も上がって、急に青空が見え始めました。
本当は、赤岳鉱泉から行者小屋を回って、下山するつもりでしたが、
青空を見ると、何だか急にやる気が出て来ます。
それに、さっき硫黄岳方向に登っていく人を見かけました。
『よし! 今日は、硫黄岳まで行ってみよう!』
さっそく硫黄岳に向かって歩き始めます。
すると、突然こんなものが見えました。 すごい迫力です。『何だ、こりゃ!』
もう少し登ると、また見えました。『すごいな~。横岳から岩が突き出てるよ!』
この後、結構な急斜面を登ります。
アイスバーンの斜面もあるので、6本爪の軽アイゼンではかなり登りにくいです。
やはり、つま先にも爪のある10~12本爪のアイゼンが必要ですね。
また、赤岩の頭の直前では、雪の斜面をトラバースする場所があるので、
斜面にグサッグサッと差して歩くためのピッケルが欲しくなりました。
でも無い物は無いので、ここは先行者の踏跡を慎重にトレースして渡ります。
そして、赤岩の頭に到着です。
左から、横岳~赤岳~中岳~阿弥陀岳が一望できます。
すばらしい眺めです。
そして、先ほど30mほどトラバースした斜面を見下ろします。
『ここは戻りたくないなぁ~。 どうしよう?』
写真の手前の斜面をトラバースしました。
風が強い上に、雪が崩れそうで怖かったです。
赤岩の頭では、私より一足先に到着され方が写真を撮っています。
少しお話したら、今日は、硫黄岳の向こう側にある硫黄岳山荘に
宿泊されるそうです。 宿泊予約の電話をされています。
『えっ、ここから携帯電話通じるんだ!』
風が強くてとても寒いですが、
せっかくここまで来たのだからと、硫黄岳に登ります。
でも、途中で決めました。『今日は、私も硫黄岳山荘に泊まろう!』
携帯電話で硫黄岳山荘に電話しました。
電話は通じましたが、風が強くて向こう側が何を言っているのか、まったく聞き取れません。
とにかく『宿泊をお願いします』と伝えました。
赤岩の頭を見下ろします。
硫黄岳の山頂は、もう直ぐです。
硫黄岳山頂です。 ものすごい風です。
硫黄岳山頂か見た、噴火口跡です。
風が凄まじいので、写真を撮ったらすぐ出発です。
硫黄岳山荘の方向に下ります。
ですが、硫黄岳山頂~硫黄岳山荘の間では、さらに風が強まります。
真っ直ぐに歩けません。風で倒れそうになります。
約50m間隔で積まれた大きなケルンを辿って、何とか硫黄岳山荘に到着しました。
硫黄岳山荘の入口前の斜面です。 7月にはお花畑になるそうです。
硫黄岳山荘の中です。 今晩はここでお世話になります。
山荘の方にお聞きしたら、美濃戸に下りるには、
今日登って来た道か、横岳を通ってから行者小屋に下りるしか無いそうです。
でも横岳を通るには、今日よりも危険な場所(カニの横ばい?)があるそうです。
下山は、登って来た道を戻るしかなさそうですね。
さぁ、どうしよう。
明日には、今日の踏み跡も消えているかもしれません。