台風が近付いてるとか
関東に最接近するのが
店の営業時間帯に重なりそうなので
もしかしたら今夜は休みになるかも
昨夜ご来店の男性
とても不思議な人だった
夜になっても蒸し暑い中
店前でキャッチしていると
黒いジャケットを着たやや小太りの男性が近付いて来た
見覚えのない顔だ
看板の横にデカイおかまが立っていると言うのに
全く気にする様子もなく、そのままドアを開けて中へ入った
「えっ?ウチのお客さんだったの?」
彼の後を追うように「いらっしゃいませ~!」
何とも落ち着きのある彼は
顔立ちからすると30代半ばくらいだろうか
この暑い中、黒いジャケットを着ている
彼の体型はかなり太めなので
店内は冷房を入れているが
そのままでは暑いだろうと
ジャケットを脱ぐ事を勧めるが平気だと言う
本人がそれで良いと言うのだから無理強いはしないけれど…
彼は当店に5年ぶりにお見えになったそうだ
まだお若いのに色んな事にとても造詣が深い
聞いているこちらが勉強させられる
ある事をきっかけにスピリチュアル系の話題になった
彼もどうやら霊能力の持ち主らしい
最近何かと調子の悪い私は
何か邪悪なものに取り憑かれていないか見て貰った
「いっぱい憑いています」
え~?やっぱり、みたいな…
「取り敢えず徐霊しておきます」
彼は独特の動きで私に憑いてる何かを取り除こうとしている
何か先ほどまでの柔和な表情は一気に険しくなった
私は半信半疑だったが
もしそれで体調不良が治るのならと
彼の目を見続けた
数分後「少し肩が軽くなったんじゃないですか?」
と問う彼に「全然」とは答えられず
「そうかもしれない」と言っておいた
たぬきに化けた男の人を取り払ってくれたそうな
ありがとう、でも体調は相変わらずなんだけど…
関東に最接近するのが
店の営業時間帯に重なりそうなので
もしかしたら今夜は休みになるかも
昨夜ご来店の男性
とても不思議な人だった
夜になっても蒸し暑い中
店前でキャッチしていると
黒いジャケットを着たやや小太りの男性が近付いて来た
見覚えのない顔だ
看板の横にデカイおかまが立っていると言うのに
全く気にする様子もなく、そのままドアを開けて中へ入った
「えっ?ウチのお客さんだったの?」
彼の後を追うように「いらっしゃいませ~!」
何とも落ち着きのある彼は
顔立ちからすると30代半ばくらいだろうか
この暑い中、黒いジャケットを着ている
彼の体型はかなり太めなので
店内は冷房を入れているが
そのままでは暑いだろうと
ジャケットを脱ぐ事を勧めるが平気だと言う
本人がそれで良いと言うのだから無理強いはしないけれど…
彼は当店に5年ぶりにお見えになったそうだ
まだお若いのに色んな事にとても造詣が深い
聞いているこちらが勉強させられる
ある事をきっかけにスピリチュアル系の話題になった
彼もどうやら霊能力の持ち主らしい
最近何かと調子の悪い私は
何か邪悪なものに取り憑かれていないか見て貰った
「いっぱい憑いています」
え~?やっぱり、みたいな…
「取り敢えず徐霊しておきます」
彼は独特の動きで私に憑いてる何かを取り除こうとしている
何か先ほどまでの柔和な表情は一気に険しくなった
私は半信半疑だったが
もしそれで体調不良が治るのならと
彼の目を見続けた
数分後「少し肩が軽くなったんじゃないですか?」
と問う彼に「全然」とは答えられず
「そうかもしれない」と言っておいた
たぬきに化けた男の人を取り払ってくれたそうな
ありがとう、でも体調は相変わらずなんだけど…