おかまのよろめき

現役おかまのお店日記&趣味のはなし

大阪暮らし①

2008-10-17 16:05:23 | Weblog
大阪に数年住んでいた事がある

実家に戻り自動車免許を取って

どこかでバイトを探していた時期に

高校の同級生にバッタリ会ったのだ

元々大阪出身の彼だったが

事情があって高校3年間はウチの田舎で過ごした

卒業後は大阪に戻ったが、たまたまこの時期

ウチの田舎に遊びに来ていたのだ

私とは特に親しい間柄ではなかったが

卒業後、久々に再会して意気投合したのだ


幼馴染の友人を交えて3人で馬鹿話をしている内に

何となく大阪に住んでみたくなったのだ

アパート探しも彼が手伝ってくれると言う

特に目的も持たず、ただ面白そうと言うだけで

翌日私は彼と大阪へ向かったのだ


彼の親戚が経営していると言うアパートを紹介された

かなり老朽化した物件で日当たりも悪そうだった

その近くにも幾つかアパートがあったので

部屋を見せて貰った

当時は、不動産屋を通さなくても

空室アリの札を下げたアパートに直接行って

交渉する事が出来たのである

面倒臭がりの私は、さっきの物件よりは

少しマシかなと言うだけで契約をしてしまった

ボロアパートには慣れていたし

駅からも歩いて5分以内だし

何より家賃が安かったのである


実家に戻り、早速引越しの準備を始めた

家族は、せっかく帰って来たと思ったら

僅か数ヶ月でまた家を出る私にガッカリしていた

でも東京よりは近いし、何かあったらすぐに

帰って来るからと説得した


引越しも済ませ、ボロアパートの角部屋に

落ち着いた私は早速仕事探しを始めた

畳の上に寝転がってアルバイトニュースをめくる

それにしても日当たりが悪い

しかも築何十年経ってるのか不明だが

部屋が微妙に傾いている気がする

仕事も決まっていない私には

この部屋でも贅沢なくらいだと思うようにして

ひたすらページをめくっていた


観光バスの添乗員と言うのに目が止まった

子供の頃エレベーターガールに憧れていた私は

バスガイドにも似たような思いを抱いていた

添乗員とバスガイドは仕事内容が違うのだが

制服に身を包み、乗客に向かってアナウンスする姿を

勝手に妄想してはウットリしていた

その会社はアパートからはかなり遠かった

でも“コレしかないわ”と早速応募する

説明会があると言うので会場まで足を運んだ

何とそこには大勢の希望者が駆けつけていた

続きは又明日…


















コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自動車免許 | トップ | 大阪暮らし② »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事