金曜日の出勤時に更新している
いつもより30分早く部屋を出た
駅前の日高屋で食事しようと
店内を覗いたら
入口付近のカウンター席が
3席ほど空いていたので
迷わず入った
端の席が良かったのだが
まだ食後の皿が
下げられてないままだった
様子を伺うと
厨房一人、ホール一人の
2オペで回している様だった
店内は連休前と言う事もあり
8割くらいの入りだったが
私の後からも客が続き
たちまちほぼ満席状態に…
テキパキと動き回る
40代くらいの女性スタッフが
水を運ぶのも後回しにして
取り敢えず注文だけ取るのが
精一杯の慌ただしさだった
私が注文したサイドメニューの
銀杏のオリーブオイル漬けと
イカ揚げが先に到着したので
そちらから片付けていたが
中々肉野菜炒め定食が来ないのだ
厨房からは先程の女性が
「○○ちゃんは何時から?」
遅番バイトが早く来てくれないかと
調理している他スタッフに聞いていた
電車の時間に間に合うだろうか
私は先に来たツマミを完食して
メインが中々来ないのに焦れていた
「おはよ~」
厨房で調理もやっていた先程の女性が
二人出勤して来た男子バイトに
指示を出しながら
次々と滞っていた料理を運ばせている
その間に会計の客がレジ前に並ぶ
私の料理も無事に運ばれて来て
急いで食べ終えた
電車に間に合う事だけ考えていた
レジに向かうと
年輩の男性が個別会計をしている
数人で来ていて
大した額でもないのに
当たり前の様に
別々に支払いをしているのだ
レジの男子バイト(高校生と思われる)は
小さな電卓で個別の代金を計算
その間にも新たな入店客や
他のバイト達が慌ただしく動き回っている
私は自分の伝票に記された額を
釣りのない様にちょうど出して
「お兄ちゃん、これ置いとくよ」と
レジ男子に渡して店を出た
混雑している時には空気を読んでよ
とオジサンに言いたかったけど
きっと彼には通じないだろう