おかまのよろめき

現役おかまのお店日記&趣味のはなし

医者へ

2008-11-13 07:43:07 | Weblog
昨日はネットで調べた最寄の病院へ行って来た

左手の甲に出来た皮膚炎を看て貰う為だ


およそ一ヶ月前、左手の甲の血管の上あたりに

蚊に刺されて赤くなったポッチを発見

ムヒを塗ってかゆみを抑えていた

虫刺されならあっという間に赤みは消えるのに

そのポッチは日増しに大きくなって来て

一向に治る気配がない

むしろニキビのように成長して行った

オカマの宿命として一日おきの無駄毛処理は必須だ

カミソリで手首から甲、指の部分にうっすら生える毛を

丁寧に剃って行く

その時に、ポッチを傷付けた上に広げてしまった様だ

もうムヒで治まる様な症状ではない

面倒臭がらずに皮膚科のドアを叩けば良かった

昔から医者嫌いで、いつもこじらせてから

最後の手段として病院へ駆け込む私

この時も単なる皮膚炎となめてかかっていたので

常備薬の「クロマイ-P軟膏」を塗布していた

これが症状に拍車をかけたようで膿まで出て来る始末

その内に、段々と患部は広がり

5円玉くらいの大きさになった

接客業なので手の甲に大き目の救急絆創膏を貼って仕事をしたが

やはり絆創膏の下の事を考えると憂鬱だった


以前、何度か看て貰った事のある「O医院」

歩いて2~3分の所にある

ここの婦長がコワいオバちゃんで

すぐ患者を叱り飛ばす

私も2度、雷を落とされたが

治りが早かったので遅ればせながら

「O医院」を目指して歩いた

ところがすぐに見当たらない

おかしい、この辺だったはずなのに…

4~5分ウロウロして見覚えある建物に辿り着いた

何とシャッターが下りている

しかも看板にガムテープが貼られているのだ

どうやら廃業してしまったようだ


途方にくれて来た道を引き返した

電柱に病院の看板が貼り付けられている

その中に皮膚科はないかと探した

さっきネットで調べた「T病院」の案内板が目に入った

ほとんどアパートの傍まで来ていた


待合室には老人が数名

ブツブツ独り言をつぶやくお婆ちゃんが気になる

この日はどうやら検査をして貰っている患者が居て

かなり待たされた

看護士さんはとても気さくで感じが良い

私の名前が呼ばれた

先生はかなりの大ベテランといった感じで

信頼感が持てる風貌だ

案の定、怒られた

「アナタが使った軟膏は余計に症状を悪化させたんだよ

 少しでも不調を感じたらすぐに医者に見て貰わなくてはダメだ」

くどくどとお説教を聞きながら軟膏を処方して貰う

やはり医者に看て貰うと半分は治った様な気になる

患部はまだ大した変化はないが

少しずつ良くなって行くのだろう


これからは具合が悪くなったらとっとと医者を訪ねよう





















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