ラーメン屋の閉店

出勤電車内に更新している

連日の暑さに既にバテ気味である

先週までは雨が降っても

駅までの１５分を歩いたが

さすがにこの暑さではバスに乗りたくなる

これまでより早く起きて支度を終え

神奈中バス最寄り停留所の運行サイトを

スマホで広げた

１１分後に到着とある

部屋で歌丸さんの笑天に於ける

秘蔵映像を見ながら戸締まりをし

部屋を出たらまるで低温サウナのよう

これはとてもじゃないが歩けない

駅に着いた時には汗だくで

電車の冷房でクールダウンするのに

１０分以上は扇子をパタパタ

ハンカチで額や顎、襟足の汗を

拭い続けなくてはならない

停留所には少し早く着いた

下校の中学生が群れをなして

歩道を占領している

しばらく待ったらオレンジの車体が

やって来た

乗り込むと冷房があまり効いていなかった

冷えに弱い女性への配慮だろう

バスが魔の踏み切りに近付いた所で

窓の向こうの変化に気付いた

若者に人気のラーメン屋が閉店し

スケルトン状態になっていた

私は一度も訪れる機会がなかったが

バスの窓からいつも気になっていたのだ

筆で殴り書きした様な看板が

味には絶対自信アリとの意気込みを感じた

割りと目立つ店だったので

無くなってしまったのは何だか寂しい

しばらく徒歩で出勤していたので

バスルートの景色の移り変わりを

知らないで久々に通ったらコレだ

踏み切り手前の立呑屋や

角にある２４時間営業の鶏料理屋は

健在だった

明日からも涼しくなるまで

バスを利用する予定であるが

また徒歩に戻った時に

町の移り変わりに

寂しさを感じるのだろうか