出勤電車内にて更新している
蝉時雨が秋の虫の音に入れ替わりながら
今年の夏は暑かったと
懐かしい思いで振り返る
残暑もかなり厳しいと
嫌な予報が出ていたけれど
8月が終わった途端に
半袖では居られない肌寒さだ
更に待っていた様に台風も接近
暑がりの私には涼しくなるのは大歓迎
出勤時のバスを逃した時に
駅までの15分はかなりキツかった
タクシーを利用したくなったが
1度そうすると
癖になってしまう私なので
今の所はまだ自分を戒めている
これから涼しくなって来れば
駅まで歩くのも苦にならないので
バスの到着時刻を気にする事もない
運動不足の解消にはほど遠いが
朝晩、歩く事で町の移り変わりを知り
季節のうつろいも感じる事が出来る
歳を重ねると1年があっと言う間だ
日本に生まれた事を
ありがたく実感できる四季それぞれの
目で見て肌で感じるうつろいを
しっかりと焼き付けておきたくなる
木々が色づくに連れて感傷的になるのは
若かった頃にさんざん通った鵠沼海岸を
思い出すからかもしれない
ストレスを抱えて潰れそうになってた頃
週末に海を眺めに行く事で
自分のちっぽけな苦悩が和らいだのだ
行くと必ず居たオジサン
デッキチェアーに寝そべって
FENを聞きながら
ずっと缶ビールを飲んでいたっけ
彼の姿を横目に
私もいつかあんな感じで
何にも縛られないで
自由に居られる環境を
手に入れたいと羨んだものだ
お盆も過ぎて秋の気配が近付くと
浜辺に人の姿は一気に減って
いつか、あのオジサンも
現れなくなった
それでも私は足繁く江の島線に揺られ
海を見に行ったのだ
さすがに肌寒さを感じ始める時期
今年も見納めだと思うと
来年もこの景色は
私を優しく癒してくれるのだろうか
あのオジサンも来るだろうか
色々考えて感傷に浸っていた
あの時の事が私の脳裏に刷り込まれ
夏の終わりから秋にかけては
何もロマンスはないものの
出逢いと別れがあったかの様な錯覚で
「誰もいない海」の歌い出しが
頭の中をリフレインするのだ
蝉時雨が秋の虫の音に入れ替わりながら
今年の夏は暑かったと
懐かしい思いで振り返る
残暑もかなり厳しいと
嫌な予報が出ていたけれど
8月が終わった途端に
半袖では居られない肌寒さだ
更に待っていた様に台風も接近
暑がりの私には涼しくなるのは大歓迎
出勤時のバスを逃した時に
駅までの15分はかなりキツかった
タクシーを利用したくなったが
1度そうすると
癖になってしまう私なので
今の所はまだ自分を戒めている
これから涼しくなって来れば
駅まで歩くのも苦にならないので
バスの到着時刻を気にする事もない
運動不足の解消にはほど遠いが
朝晩、歩く事で町の移り変わりを知り
季節のうつろいも感じる事が出来る
歳を重ねると1年があっと言う間だ
日本に生まれた事を
ありがたく実感できる四季それぞれの
目で見て肌で感じるうつろいを
しっかりと焼き付けておきたくなる
木々が色づくに連れて感傷的になるのは
若かった頃にさんざん通った鵠沼海岸を
思い出すからかもしれない
ストレスを抱えて潰れそうになってた頃
週末に海を眺めに行く事で
自分のちっぽけな苦悩が和らいだのだ
行くと必ず居たオジサン
デッキチェアーに寝そべって
FENを聞きながら
ずっと缶ビールを飲んでいたっけ
彼の姿を横目に
私もいつかあんな感じで
何にも縛られないで
自由に居られる環境を
手に入れたいと羨んだものだ
お盆も過ぎて秋の気配が近付くと
浜辺に人の姿は一気に減って
いつか、あのオジサンも
現れなくなった
それでも私は足繁く江の島線に揺られ
海を見に行ったのだ
さすがに肌寒さを感じ始める時期
今年も見納めだと思うと
来年もこの景色は
私を優しく癒してくれるのだろうか
あのオジサンも来るだろうか
色々考えて感傷に浸っていた
あの時の事が私の脳裏に刷り込まれ
夏の終わりから秋にかけては
何もロマンスはないものの
出逢いと別れがあったかの様な錯覚で
「誰もいない海」の歌い出しが
頭の中をリフレインするのだ