おかまのよろめき

現役おかまのお店日記&趣味のはなし

いずれは…

2017-06-16 18:51:25 | Weblog
出勤時に電車内にて更新中

夕方のニュース・情報番組内で

買い物弱者を採り上げていた

高齢化に伴い、独り暮らしの老人が増えている

都内と言えども近所にスーパーがなかったり

不自由している人が多いとか

ある70代男性は

数年前に奥さんを亡くして

現在は独り暮らしだ

日々の食糧調達には

至近のスーパーを利用するが

買い物客の少ない昼過ぎに

出掛けると言う

夕方だと買い物に来る主婦の自転車や

車の通りも多くて危険なのだ

陽射しも気温もピークに差し掛かる

時間帯に老人が買い物に行くのは

熱中症にならないか気がかりだ

店に到着するとお茶屋さんで休憩

その後は買い物をして

また家路を辿る

週に何度も行けないだろうから

一度に何日か分を買い込む事になる

来た時よりも帰りの方が大変だろう

家に着いたら誰も居ないのに

「ただいま~」と声をかける

以前なら奥さんや子供さんが

「お帰りなさい」と迎えてくれただろう

その日買った新茶を淹れて

仏壇に供える

奥さんはお茶が好きだったらしい

それと、感謝の気持ちも忘れない

この男性は自炊が出来るのでまだマシだ

チャーハンに野菜が沢山入った味噌汁

それに目玉焼きを作っていた

まるで、ある日の私の食事の様だ

この男性は結局、買い物をして帰るのに

一時間半かかっている

過疎地になると更に大変だ

私も週に一度、歩いて数分のスーパーに

食糧調達に行くが

毎日行けないので

つい多目に買い込んでしまう

昔なら平気だったのに

ビニール袋を幾つも提げて歩くのは

結構疲れるものだ

まだ近所にスーパーもコンビニも

ファミレスもマックもあるので

助かっている

でも10年後

果たして今の様に買い物に行けるだろうか

いろいろ考えて暗い気持ちになった





コメント
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