出勤時に雨に降られて思うこと

出勤電車内にて更新している

アパートを出たら雨

かなり降っていてバス停まで歩くのも気が滅入る

出勤時の雨ほど士気を下げるものはない

案の定、時刻通りにバスが来る事はなく

傘を差したまま５～６分佇んでいた

以前は廃墟となっていた専門学校の軒先で

雨宿りが出来たのだが

そこは最近、リフォームされて

老人ホームになっている

しばらくしてバスが２台連なる様に到着

前車はガラガラ、後車は乗客ゼロ

雨の影響でダイヤは乱れて

この２台の前の便に帰宅客が集中したのでは

どちらにしても短距離とは言え

腰掛ける事が出来て何となくホッとした

仕事でなければ

このままあてもないバス旅行でもしたい気分

しかし、このバスはほどなく終点に到着する

そこから先は小田急線と総武線を乗り継いで

いつものルートを辿るだけ

私に勇気があれば仕事をほっぽりだして

このまま下りの小田急線に飛び乗り

箱根の温泉宿をフラリ訪ねる事も出来るだろうが

それはいつかもっと歳を重ねて

リタイアした時にでも取っておこう

その時は近場でなく東北の秘湯が理想だ

でもそんな元気がまだ残っているだろうか


窓ガラスの向こう側を伝う雨の筋を見つめながら

連休前で雨の水曜日に

お客様が来てくれるだろうかと

少し不安な気持ちになっていた