今は亡き愛すべき二人

出勤電車内にて更新している

土曜日は当店を贔屓にしていただいていた女性で

どちらも数年前に亡くなった方のお友達が遊びに来てくれた


一人は調布の店からのお客様で

プライベイトでも仲良くして貰ってたマーちゃん

彼女のお友達でマーちゃん亡き後も何かと当店に遊びに来てくれるユミちゃん

マーちゃんとはどんなご縁で仲良くなったかは忘れたが

とにかく最後まで献身的にマーちゃんの面倒を見ていた

女の友情は脆いと言う人も居るが

彼女たちに関しては当て嵌まらず、身内以上だったかもしれない


もう一人は中学生の娘を抱えたシングルマザーのタエ子だ

いつも娘の話をしていた彼女

酒が好きで淋しがり屋

同居の男が居たが、それとは別に付き合っている男も居た

今回遊びに来てくれたのは後者だった

タエ子とは何度か遊びに来ていて

よく喋る彼女とは正反対の穏やかなタイプだった

残された娘を案じていた

当店でタエ子と仲良くなったカエが

タエ子の急逝に号泣し、一度訪れた事のある亡き友の部屋に行くと

父親が後片付けの為に居たらしく

線香の一本でもと思うカエを追い返したらしい

思い立ったら即行動のカエは飲んでる最中、深夜だと言うのに訪ねたとか

不躾な時間だったのは百も承知だったが居ても立っても居られなくなったらしい

カエも当店には来なくなったが

昨夜はタエ子の元カレが来店

愛すべき常連客だったマーちゃんとタエ子

お盆はまだ先だが、お友達や元カレを通じて何かのメッセージだったのだろうか