初めまして…

初めまして～
都下のオカマバーで働くポチャかわニューハーフのエドナで～す
よろしくどうぞね～！

お店で出会ったユニークなお客様のエピソードや
趣味のアイドルや歌謡曲の話をたっぷりして行きたいと思いま～す

私の働いているお店はＪＲ中央線沿線の小さなオカマバーです
裏通りにあるので、お客様が少ない時は店の前でキャッチをしているの
この時期は寒さとの戦いなのよね
でも、この店に入って数年経つので寒さ対策は万全よ

この間キャッチしたオジサマの話…

深夜１時過ぎの事、さっきから店の前を行ったり来たりしている５０歳くらいの
オジサン
私の前を通る度にチラ見してるの
「オカマちゃんだけど覗いてみない？」
と声をかけたら
「付いてるの？」
と、いきなりの質問
「やだ～、聞きたかったらお店に入って！」
と身をくねらす私
「じゃあちょっとだけね」
と周りを気にしながら入店
エドナ「お兄さま、オカマバーは初めて？」
客「新宿には行った事あるけど、まさか地元にもあるとは思わなかったよ」
エ「そうなのよ～、穴場なのよココ」
そう言ってハウスボトルの大五郎を水で割る私
ウチの店はボトルキープ以外にハウスボトル飲み放題ってのもあるの
だけど大五郎だから、慣れてない人には翌日ツライかも…

客「ねえ、その胸ホンモノ？」
オカマバーに来る男性客の多くはこの質問するよね
この客はへホ（変態ホモの略で“カマ好き”とか“患者”とも言う）の様だから
刺激的なサービスを求めてるのよ
エ「触っても良いけど優しくね」
オジサンの手が２個６３０円のパットを遠慮なく揉んで
客「シリコンかい？」
エ「もっと高いのをお兄さまが入れて」
などとバカな会話でイチャイチャしていたの

そうこうしてる内にオジサンが
「ところで女性ホルモンはどこに行けば注射してくれるの？」
エ「産婦人科だけど何故？」
ヘンな質問をしてくるので、もしやと思ってオジサンの胸を触ると…
やっぱり…
ブラオ（ちょっと懐かしい響きね）だったのよ
たまに居るのよ、このテの客が…
でも普通のサラリーマンにしか見えないし…
エ「ねえ、お兄さまはホルモンうってるの？」
客「前にやってたんだけど、その医者が潰れちゃったんだよ」
いろいろ聞くと、以前から自宅で女装をしていたんだけどエスカレートして
女ホルまでうつようになったんだって…
独身で、仕事も事務所で一人っきりなのでしたい放題らしいの
女装マニアには恵まれた環境だわね
だったら、いっその事豊胸しちゃえば？って思うでしょ？
客「ダメ！やっぱ自然の柔らかさはホルモンよっ！！」
って一歩も引かないのよ
この後オッパイ談義で小一時間、大五郎の酔いも回って来たところで
客「こんどは女で来るわ」
楽しみ～！

オカマバーは様々なお客様と出会えるから辞められないわ～