リッスン・トゥ・ハー

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明菜利権

2010-11-05 | リッスン・トゥ・ハー
「利権じゃい」

「利権ですね」

「どんどん搾取するぞい」

「しましょうしましょう」

「まずはこれじゃい」

「なんですか」

「明菜菜箸」

「え?」

「明菜モデルの菜箸」

「それ利権あるんですかね」

「そら、明菜肉じゃがは完璧につくれるわい」

「はあ」

「これぞ利権」

「はい」

「次は明菜フライパン」

「それはどんな?」

「明菜パンケーキが完璧に焼ける」

「お料理シリーズですか?」

「お料理シリーズにこそ明菜の本領が発揮される」

「明菜にお料理のイメージないですけど」

「イメージはつくられる物ではありません、つくる物です」

「なんですか急に」

「ここからはじめていけばいいじゃない。ここがスタートなんだからいいじゃない」

「はあ」

「明菜パンケーキはしょっぱいよ」

「しょっぱいんですか?」

「そら、明菜って言うぐらいだから」

「おいしそうじゃないですね」

「それなりそれなり」

「それなりじゃ利権からほど遠いじゃないですか」

「じゃあこれはどうだ、明菜シリコンスチーム鍋」

「それは今きてるシリコンスチーム鍋、いけそうな気がする」

「だろう?明菜モデルは、使い捨てモデルです」

「何でも使えるから経済的でお得のはずなのに、台無しじゃないですか」

「気高い明菜モデルなんだから仕方ない」

「これもだめだ」

「じゃあこれでどうだ、明菜レモン絞り器」

「もういいです」

大人が大人をしかっちゃ、ダメでしょう

2010-11-05 | リッスン・トゥ・ハー
大人は大人をしかれませんよ。だいたい。叱る時点でそれは大人と子どもの関係になっているわけですよ。だから、厳密にいうと、大人は大人をしかれない。ただし、大人と子どもだったらしかれるわけだから、そういう場面はどんな大人でも、子どもになっているわけです。子ども化ですね。いわゆる。子ども化してしまった大人は少し厄介です。なかなか大人に戻ることができません。また通過儀礼を越えなければならない。成長しなければなりません。見た目はかわりません。大人のままですが、心は子どもですので、気をつけましょう。扱いを子どもの扱いにしなければ泣きます。泣きますので、厄介です。いったん泣きはじめたらとまりません。全然とまりませんから、そのときは、おもちゃを与えてください。トランプなどのシンプルな思考遊びができるおもちゃがいいでしょう。おもちゃというよりも玩具、といったほうがかっこ良くない?かっこよくない?よくなくなくなくなくなくない?そのときのぼくらといったらいつもこんなかんじだったこころのべすとてんだいいちいはこのきょくだった。