もう半月ほど前になりますが、山科川下流の鳥さんを見に行こうと、朝から電車で出かけました。
着いて写真を撮ろうと思ったら、なんとカメラを忘れてしまった!
花はともかく、鳥はスマホでは撮れません。
泣く泣く1週間後に出直したのが、今回の写真です。
さて、その結果は如何?
水路脇の通路に下りる階段の途中でハクセキレイがお出迎え。
正面顔が可愛すぎ!
ところがこの後、全然鳥には出会えず・・・
その代わり、ちょっとヘンテコな川辺の植物たちに出会えましたよ~
まるで道草日記みたいですが、ちょっと見てくださいませ。
咲いているかと思っていたヤナギバルイラソウは、さすがに種も落ちてこんな感じに・・・
ま、季節相応でしょ。
ヨメナが一輪。
イヌホオズキ、なんだか花が綺麗。
今や秋から冬の定番植物のホトケノザも元気です。
ホソバアオゲイトウでしょうか。綺麗に紅葉して、まるで園芸植物のケイトウのようです。
ノゲシも「見て見て!」と大きくて黄色い花を咲かせていました。
立派な根生葉・・・
ハキダメギクもここでは日差しを浴びて綺麗に咲いています。
さて、ここまでは普通。ここからがちょっとビックリ。
まあ、ご覧くださいませ。
前回(10月末)に行った時咲いていたのは想定の範囲内でしたが、12月に入っても衰えを知らず咲いていたこちら。
ヒロハフウリンホオズキです。
前にも書いた通り、花期は7~10月。北米・中米原産です。
それが12月に咲くって、どーゆーこと!?
もっと驚いたのがこちら、マルバルコウの花です。
秋口に、真っ赤になるほど咲いていた池の畔の空き地でも今は全部実。それがこちらでは・・・
本当に驚きました。
こちらの花は、ひょっとしてトマト?
こんなところにあるのも驚きますが、ましてこちらは夏野菜ですよね???
ビックリラストは前に投稿したあのマクワウリのような黄色い実。
株自体はほとんど枯れていましたが、なんと実がこんなことに!
ネットの下で実が出来てしまい、そのまま成長したのでしょうか。
なんだか三段腹にベルトしたみたいな食い込みにちょっと笑ってしまいました。
他にも・・・ネットの下の実、取れないかと引っ張ってみましたが、どうしても網の隙間を潜り抜けられません。
なんだか悔しい!
かと思うと、道に転がっている実も・・・しまった、こちら持って帰って割ってみたらよかった!
ということで不思議だらけのこの場所ですが、秘密はどこにあるのでしょうか。
勝手な想像ですが、この場所前にも言ったとおり増水するとこの木が隠れるくらいの水量になるようです。
(ゴミの引っかかり具合をご覧ください)
そして、左側の土っぽい色のところは、護岸の石積みにネットをかけてあります。
この石の隙間に土が溜まり、落ちたり、流されてきた種が引っかかって芽を出すようですね。
対岸から猫が「なにしてんねん、このオバハン」みたいな顔で見ていました。
そうこうしているうちに、宇治川との合流点に。
ここから先はまた明日!
【撮影:2021/12初旬 京都市伏見区山科川】