なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

宇治川の川辺を彩る、実、実、実(と、黄色い花)

2021-12-15 05:37:18 | 植物

昨日の続きです。山科川から宇治川への合流地点からさらに宇治川右岸を下流方向に向かいました。

山科川合流地点手前、アオサギとダイサギが揃って川面を見つめていました。
じつはその向こうに釣り人がいて、面白い構図でした。
最近のサギは人なれしていますね~


中洲に小さい鳥発見!
目いっぱい望遠で見てもこのサイズ・・・


必殺トリミング!・・・
イソシギでした~
お腹の白い部分が上に切れ込んでいるのがイソシギなんだそうです。


ここらに咲いている花は、ノゲイトウのほかは、カッコウアザミだけでした。
それにしても、今年は宇治橋から観月橋あたりまでカッコウアザミが繁殖しているのを確認しました。


合流地点より先、宇治川の高水敷の道はないので、堤防の上の道を歩いて行きます。
次々に現れるノイバラの赤い実、実、実




センダンの実、実、実


あまりの実付きにビックリ。これだけあったら、しばらく鳥さんの餌になるでしょう。


そして、センニンソウのお鬚の実、実、実!




風が強く、晴れたと思ったら曇って時雨れる、いかにも京都の冬のお天気でしたが・・
光が射した時にキラッと光る綿毛が綺麗だったメリケンカルカヤ。


こんな道を歩いて行きます。
遠くに観月橋と、殿川橋梁が見えてきました。


黄色い花が咲いていました。セイヨウミヤコグサです。
この花は年に3,4回咲くのではないでしょうか。
真冬以外、いつでも見かける花です。


そしてもう一つの黄色い花。


もうセイヨウカラシナがぽつぽつと咲いています。
これは早咲きなのか、季節外れなのか、どちらなんでしょうね~


宇治川、河口から45㎞の石標です。


階段があったので下に下りてみましたが、残念ながら下の道にはダンプが行きかい、工事中でした。
手前で、ほおずきの形の茶色い実を見つけました。
どこかで見たような・・・
一つ実を割ってみたら、小さい丸いおサルさんの顔が出てきました。
なんと、フウセンカズラでした。


調子に乗ってぱちんぱちんと袋を破り、実を持って帰りました。
久しぶりに来年蒔いてみることにします。

殿川橋梁の手前まで来ました。
工事をしているので、もうこの辺りで引き返すしかなさそうです。
ここにも、アオサギくんがいました。
今にも飛び立ちそうだったので、瞬間を狙いましたが、失敗しました・・・


さて、これからどちらに向かいましょうか。
何気なく京阪電車の線路を見上げると、何やら古そうな石碑。
昭和6年に内務省が建てたもので、側面には「淀川 従是下至海」と書いてあります。
下ったら海に至るということでしょうか。
まあ、当たり前と言えば当たり前ですが、こうやって書かれていると結構重々しいですね。
ちなみにこの観月橋と言う名称は、その昔豊臣秀吉が名月の宴を近くで催したことが由来だそうです。



この後どこに行くか考えていませんでしたが、上の道路標識をみて行先を決めました。
早速、堤防から道に戻ります。

橋梁を行く近鉄電車。手前の児童公園から。


続きは訳あって皆様が忘れたころに投稿しますね~

【撮影:2021/12上旬  京都市伏見区】

コメント (12)
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