久しぶりに宇治川上流、天ケ瀬まで朝散歩に出かけました。
宇治川の晩秋の様子を3回に分けてご紹介します。
今回の一番のお目当ては・・・それは最終回のお楽しみに!
駐車場所に車を停め、歩き始めてすぐに目に付いた真っ赤な実。
おぉ!あのナナミノキの実が見事に色付いていました。
毎年みていますが、こんなに実付きが良く、色艶がいいのは初めてです。
この木、道にかなり枝が張り出していたので随分切られてしまいました。
それでも奥の方に残った枝に実がびっしり・・・
いつもの構図です。下を流れているのは志津川。
マイアルバムで以前撮った写真を見てみると・・・
6月初旬に紫色の花が(左)、下旬には緑の実が出来ていました(右)。
クロガネモチによく似ていますが、花が赤紫なので花の時期まで待てば分かります。
雌雄異木で、天ケ瀬吊り橋の近くに大きな雄木があるので、そこの花粉が運ばれたのかもですね~
白虹橋を渡ります。雨が全く降ってないのに放流してる!?
これは観光放流、ふだんでも最低限、下流のため脇から水を流していますが、それをダムから流していたようです。
下流の方はどうかな~
ほんの少しですが、山が色付いていました。
さて、今回の目的の一つはコウヤボウキの綿毛を見ること。
ピンクの綿毛が見られたらいいのですが・・・
まずはヤブミョウガの実発見。まだ青いですが、つやが失われていました。
なんと途中でフユイチゴの群落発見!
まだまだ熟す前の実があったので、もう一度行って収穫しようかな~
そして肝心のコウヤボウキですが・・・
残念ながらまだ綿毛には早かったようです。唯一あったのがこちら。
もっとふわっふわのピンクのポンポンを期待してたのですが。
また行ってみます。
さて、つり橋ですが、水が減っているので下に下りて釣りをしている人が沢山いました。
見えますでしょうか。
そして振り向くと・・・同じように釣り、じゃなくて魚をとっているサギたち(笑)
この水量は魚とりにはちょうどいいみたいですね。
すこしですが、紅葉もしていました。真っ赤なのはイロハモミジです。
お、私の前でダイサギが魚をゲット!でかっ
紅葉というより褐葉したモミジの隙間から。
結構こういうのも多かったです。
カルガモも朝の準備。池にはいなくなりましたが、こちらにいたのですね。
さらに下流の方に進むと・・・
いつも紅葉を楽しみにしているトウカエデ、今年は黄葉していました。
でも手前のイロハモミジの紅葉とのコラボが見事!
降り注ぐトウカエデの黄葉。
イロハモミジの紅葉も負けていません。
ということで、お散歩前編、いかがでしたでしょうか。
左岸は他の季節は山際にいろんな植物が咲いているのですが、今の時期は草刈りもあって皆無。
そのかわり、川辺の鳥さんや紅葉が素敵でしたよ~
【撮影:2021/11下旬 宇治川】