なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

府道を行くスペシャル・府道9号&2号宮津編(6)~天橋立ふたたび、廻旋橋にくぎ付け 

2021-12-23 05:32:40 | 府道を行く



天橋立の旅、1日目の夜はおいしいディナーに2回の温泉を満喫し、ゆっくりと休みました。
そして朝・・・のんびり朝寝しようと思ったのに、どうしても早く目が覚めてしまいます。
仕方がないので、朝ご飯を食べに行きがてら、外にでて天橋立の朝焼けを眺めました。
スマホでパチリと撮った写真が上の写真です。
なぜスマホの方が綺麗なの!?

ということで、バイキングの朝ご飯をしこたま食べ、3回目の温泉にも入り、ゆっくり出発しました。
その訳は、智恩寺の参道にある10時開店のお店で、智恵の餅を買いたかったから。
急ぐ旅ではなし、いいですよね~

まずは智恩寺にお参りしました。
ご本尊は文殊菩薩、知恵の神様です。
知恵を授けてもらうより、「ボケませんように」としっかりとお参り。
本堂などの写真は今回ありませんが、扇のおみくじを引いて、マツの木にさげて帰ったのでその写真をば・・・


そのあと、昨日も歩いた天橋立の松林をもう一度歩いてみました。
朝なので、鳥さんがいないかなと思って。
鳥さんを見つける前に、鳥居を見つけました。


内海の阿蘇海に面して、鳥居が立っています。
そして、道を進むと・・・
神社が見えてきました。天橋立神社です。


こちら、恋愛成就のパワースポットとして知られ、八大龍王をお祀りしているそうです。
(後で知りました・・・)
すぐ横にあるこちらの井戸は磯清水という名水で、海に囲まれたこの地にあって、真水がこんこんと湧いています。
(でも飲めません・・・)

さて、パワーがみなぎったところで、鳥さん出てこ~い!
と呼んだから来たわけではないでしょうが、あちこちで鳥の声が・・・
どの木も背が高いので豆粒ほどにしか撮れませんでいたが、イカルがいました!


お馴染みのヒヨドリも。


松ぼっくりに頭を突っ込んで食べているのは、カワラヒワのようですね。
カメラを向けると逃げてしまいましたが。


ろくな写真が撮れない鳥は諦め、やっぱり植物ですよね!
神社の回りだけあって、サカキが沢山。黒い実が生っていました。


ヤブツバキが咲き始め・・・


背の高いこの木はなんでしょう。


松ばかりなので、松以外の木を見るとすごく気になります。
葉をみた感じでは、タブノキかなあ。


小さい花もあります。こちらちょっとヨレヨレですが、コナスビです。


セイタカアワダチソウ、ほとんど綿毛ですが少しだけ花が。


遠くに鮮やかに紅葉した葉が見えますね。


ズームで見てみると、赤い実が生っています。
ガマズミっぽい葉ですが、実がちょっとショボい感じですね。


紅葉といえば、ハゼノキの紅葉が美しかったです。


ヤブコウジもぽつりぽつりと・・・


一番多かったのが、ノコンギクの綿毛でしたね~
灰色がかった綿毛ならよく見ますが、こちらのは純白に近い白。


さて、ここまで植物をご覧いただきましたが、最後はこちら。
なんでしょうか?


これは町から天橋立に入るところにある廻旋橋の回転部分です。
阿蘇海と宮津湾をつなぐのは運河のような細い水路のみ。
そこに橋が架かっているので、大きな船はそのままでは通れません。
そこで、橋自体を回転させて通路を開け、船を通しているのです。
こんな説明より、百聞は一見に如かず、実際に通るところをご覧くださいませ。
ちょうど天橋立側から向こうに渡ろうと思った時、回転していた橋が戻るところでした。
上左から右、下左へとどんどん橋が元の位置に戻っていきます。
そして、宮津湾方向を見ると、船が遠ざかっていくのが見えました。
あの船を通したようです(下右)。
 

 

もう一場面、今度は実際に船が通るところです。
上左は、ちょうど川と平行になるまで回ったところ。そこに2隻の船がやってきました(上右)。
 

狭い水路を器用に通っていきます(左)。そしてあっという間に2隻とも通り抜けました(右)
 

いかがでしたか?
人は待たされているのですが、みんな目を輝かせてこの光景を眺めていました。

さて、これだけの見学を終えて、ようやく智恵の餅購入!
甘さ控えめで柔らかくて美味しいんですよね~
もし行かれることがあったら、ぜひお土産にどうぞ!
 

この後、もう少しお付き合いくださいませ~

【撮影:2021/12中旬 宮津市天橋立】

コメント (12)
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