夏木広介の日本語ワールド

駄目な日本語を斬る。いい加減な発言も斬る。文化、科学、芸能、政治、暮しと、目にした物は何でも。文句は過激なくらいがいい。

野菜工場は素晴らしい

2010年01月11日 | 経済問題
 野菜を工場で作る。水耕栽培である。工場生産の良い所は、管理が行き届く事と、大量生産が可能な事にあると思う。地面ではないから、何階建てにも出来る。工場の建物にしても、構造だけしっかりしていれば、結構安価に出来るのではないか。
 天候にも気候にも左右されないから、砂漠地帯だって生産が可能になる。その技術に関しては日本は第一人者なのだと言う。工業立国の日本としてはこれを生かさない手は無い。国内でだって、もっともっと力を入れてしかるべきだと思う。
 大地の恵みとは言うが,土が必要なのは植物を支えるためであり、水分や養分を蓄える事が出来る所にある。だから、支えを別に作り、水分や養分を蓄える装置を別に考えれば良い訳だ。それが水耕栽培になる。
 松茸など人工栽培が出来ない物は別として、きのこ類など、今では人工栽培が主のはずだ。もやしにしても、白いアスパラにしても、本来が人工栽培だ。
 人工だからと言って怖い事は無い。農薬などの弊害はどちらにしても同じだ。中国やベトナム、タイなどで安い野菜を作らせるよりも、国産にすれば、ずっと安全だ。

 東京でも銀座で養蜂をして蜂蜜を作っている。自然農法とは変な薬を使わない事にあると思う。だから工場生産だって立派に自然農法は出来る。もちろん、様々な工夫が必要だろうが、技術大国の日本に出来ない訳が無い。
 スパコンなどよりも、私はこちらの方に力を注ぐの方がずっと正道だろうと思う。

4 コメント

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Unknown (Unknown)
2010-01-12 11:13:34
夏木さん、とんでもないことをおっしゃる…。
工場で育てた野菜は、本物の野菜ではありません。人工物にかぎりなく近くなります。だから形ばかりは野菜、と言ってもいいでしょう。
栄養素で言っても露地で育てた野菜の、半分とかしかないでしょう。
「生命力」となると、あれは全然ダメです。
夏木さんはもしかして、養殖の魚も天然物の魚も同じだと思っていらっしゃる? 味は天然もののほうはいいかもしれないが…、栄養的には同じだろう、とお思いでは?
それは大きな間違いです。間違いだとはマスゴミも医者も栄養学者も、漁師も言わないでしょうが、養殖魚は自然に反した生命体なのです。
魚であれ、ブタであれ、ほうれん草であれ、はたまた人間であれ、生命体は地球から生まれ地球で育てられたものです。だから地球から切り離しては生きられません。
だから水耕栽培で、人工的な光をあてて育てたサラダ菜なんかは、地球から切り離した植物まがいのものにしかなりません。
むろん恐ろしいことに、それでも食べられはします。
しかし生命体は、地球と相互浸透なしに生きてはいけないもので、それは動物は植物を食べ、植物はいわば地球をたべて生きているものです。そして太陽の光をあびて。

人間はとほうもない暴挙をはじめました。人工的に植物や動物をつくり、育てて食べるようになりました。
これがガンを生む大きな原因なのです。それは生命力のない植物や動物(魚)を食べて、相互浸透させるからなのです。
たとえば、露地栽培した生の野菜は、自然の野草よりは落ちるものの、磁性体はたっぷりあります。磁性体とは地球のことです。地球で生まれ地球と相互浸透して育った野菜は磁性体なのです。人間も本来は磁性体ですから(だからピップエレキバンが効く)、磁性体の生命体である野菜を食べなければなりません。
養殖の魚はこの磁性体が弱いのです。
磁性体のないもの、弱いものを食べつづけることがガン細胞の発生を起こすのです。
さらに人工光、水耕栽培で建物のなかで育てた野菜は、磁性体がほとんどゼロになります。こういう磁性体のないものを食べれば、人間の体が磁性体でなくなるのです。

 あるいはせんだって、犬はなぜ人間の口をなめるのかで説明したように、酵素は人間にとって大切なものですが、人工の水耕栽培とか養殖ものは、酵素が著しく少ないものなのです。それでは腸内細菌がきちんと働いてくれなくなります。
 夏木さんは「大地の恵み」を軽んじておられるようですが、大地の恵みと太陽の恵みなくして生命体は生きられないのです。
 都会のコンクリートジャングルに住み、昼夜逆転させて、深夜に起きているような生活をするだけで、人間も動物も病気になるでしょう。

 >土が必要なのは植物を支えるためであり、水分や養分を蓄える事が出来る所にある。だから、支えを別に作り、水分や養分を蓄える装置を別に考えれば良い<
     ↓
 とんでもありません。土は単に植物の支えではありません。その役目は水分や養分を蓄えるだけでもありません。みんなそう考えて水耕栽培は良いと思って開発したのでしょうが、大きな大きな間違いです。
 夏木さんは、高層マンションにお住まいでしょうか? マンションに住むなら、せいぜい3階までですよ。上層階に行くほど地球から離されるから、磁性体を受け取ることができなくなります。10階なんかに住んで、見晴らしがいいなんて悦に入っていると、それがガンなどの病気の原因にもなります。自然な生き方ではないからです。
 宇宙飛行士なんか、喜んで宇宙に長期滞在しているようですが、あれはどう技術的に地上に近い環境を整えた所で、地球からはるかに引き離されている以上、最悪の環境なのです。宇宙ステーションこそ野菜の水耕栽培に似ていますね。
 もっと言えば、夏木さんは全身ナイロンなど人工的な衣料で身を包んだときと、木綿や絹の衣料を着たときで、同じだと思いますか? 人工衣料を着続ければ、体調を悪くしますよ。それが水耕栽培ですよ。
 自宅の水道水を湧かした風呂と、温泉は違うものですよ。温泉は病気やケガを治してくれますが、自宅の風呂はせいぜい温めてくれるだけ。どちらに入浴したいと夏木さんは思いますか。温泉は自然の、地球が湧かしてくれた風呂です。どちらが疲れをとってくれますか。
 水道水を満たしたプールと、海のなか。泳いだあとにどちらが疲れをとってくれますか? 海は地球ですが、プールは人工的なものです。プールには磁性体がないのです。露地物の野菜は海で泳いだようなもの、水耕栽培はプールで泳いだようなものです。

 椎茸なんか、人工的に栽培したものと、本当の天然ものでどれだけ味が違うか、ご存知ではありませんか。味が違うとは、ただ中の栄養素が違うという問題だけではないのですよ。

 こういう例でわかっていただけたらと思います。

>人工だからと言って怖い事は無い<
    ↓
 そんなことは断じてありません。怖いのです。
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Unknown (流蛍)
2010-01-13 12:49:47
すみません。上記コメントをうっかりUnknownのまま投稿してしまいました。

小生です。
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Unknown (ピーラポーラ)
2010-01-14 00:25:53
水耕栽培については素晴らしいとは思わないけど食料確保の方法論としてはありだと思います。

今の日本のように超飽食の時代は例外的で、基本的に人類は常に飢えています。今この瞬間も人類の多くが飢えています。
↑の方に反論するわけではありませんが、そもそも食べ物の味というのは、飢えていれば美味しく感じるものだし、飽いていれば感動が無いものです。
年配の方が「昔の野菜は味が違う(美味しかった)」と良く言われますが、昔は食べるものがあまり無かった(だろう)し、今より汗を流して働いたからだと思います。
食べ物で癌になる云々も、まあ無くは無いのでしょうけど、私は、ほとんどの癌は老化現象の一つだと考えていますので、昔だったら癌になる前にみんな死んでいたけど、世界最高レベルの長寿国になった今、それだけ癌になるような老人が増えただけの事だと思います。
脳卒中、心疾患、癌、等々、皆老化現象です。
生きすぎなんだと思います。
私も生きたいですけど。
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Unknown (夏木広介)
2010-01-14 21:48:35
 流蛍さん。私があの文章を読んで、あなただと分からないとでもお思いですか? それに、別にお名前が絶対必要だとは思っていません。中身さえしっかりしていれば、どなたの発言だって良い訳ですから。
 私もコメント書きかけましたが、途中で頓挫しています。何しろとても難しいのです。確かにおっしゃる通りとは思う反面、本当にそれだけでいいのか、との疑問もあるのです。しばらく考えてみたいと思っています。
 私は実の所、ピーラポーラさんのような事を考えていました。ただ、生き過ぎとは思いませんが。人間は正常な生活をしていれば、120歳くらいの寿命はあるとも聞きましたが。まあ、100歳を越えてまで生きたいとは、今の所思ってはいませんが。死ぬ間際になったらどう思うか知れたものじゃありませんけどね。
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