夏木広介の日本語ワールド

駄目な日本語を斬る。いい加減な発言も斬る。文化、科学、芸能、政治、暮しと、目にした物は何でも。文句は過激なくらいがいい。

鉄道の間引きダイヤに疑問がある

2011年05月21日 | 社会問題
 私は毎日都営地下鉄の二つの路線を利用している。乗るのは夕方から夜の時間帯である。一つの路線はその時間帯でダイヤの間引きはしていない。以前はしていたが、今は元に戻っている。けれどももう一つの路線は例えば1時間に3本の運行を止めている。だから、止められた前後は他のダイヤの倍の間隔になってしまう。その結果、通常よりも長時間待たされた挙げ句、非常に込んだ電車に乗らなければならなくなる。
 なぜ安易な間引きをするのか、が私の疑問であり、不満である。

 鉄道ダイヤを作る人は筋屋と呼ばれているそうだ。その筋を引くのは他の路線との乗り入れや接続を考えればそんなに易しい事ではないだろう。けれどもそれほど難しい事とも思えない。だから間引きダイヤを作るなら、新たに全体を作り直すのが筋屋としての筋だろう。
 それならダイヤは均等になり、一部の人間だけが不便さを強いられる事にはならない。私は常に決まった時刻の電車に乗っていて、その不便なダイヤにぶつかっている。誰だって、通勤に使う時間を少しでも少なくしたいはずである。乗っている時間がたったの7分なのに、10分も待たされたのではたまらない。
 もちろん、自分でももっと余裕を持てば良いじゃないか、とは思っている。それくらいの余裕は持てる。しかし、手を抜いて、ある時刻の列車だけを間引くと言うのはまた別の問題である。