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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

一発目のインパクトだね~

2012-02-18 | Jazz
一昨日の“Milestones”の録音から(1958年3月4日)5日後録音(1958年3月9日)されたこれまた名盤の中でも有名な1枚“Somethin' Else”です。この創作意欲と技術力。。。1957年の末から新加入したCannonball Adderley が良い科学反応を起し、、Miles も次なるステップへと歩みを進める中、恩人でありブルー・ノートのアルフレット・ライオンへの恩義から、、自身がCBSコロンビアとの契約があるので、、キャンボール・アダレイをメイン・フューチャーした作品としてこのAlbum を生み出します。 Miles って律儀な方ですね~ 決して経済的に苦境だったキャノンボール・アダレイも大きく恩恵を?受けたか・・・・受けたよね~ そんな名作のメンバーは Miles Davis(tp) Cannonball Adderley(as) Hank Jones(p) Sam Jones(b) Art Blakey(ds) のメンバー Miles とアート・ブレイキーも3年ぶりの共演で・・しかも最後の共演になりますね~ 

基本の選曲はキャノンボールが担当し、Miles が創った“Somethin' Else”が加えられ・・アレンジ面では Miles の影響力は大きいですね。1曲目“Autumn Leaves”のイントロはアーマッド・ジャマルのイントロがそのまま活用されていますよね。 このメンツでまた忙しい面々がセイノォ~で音を出せばこれだけのクォリティーになるのですね。。現在に続く連綿とした流れの中で。。ジャスの王道的作品として君臨してしまう作品を作り出すことになります。 スゲ~凄すぎる。。

しかし“Autumn Leaves”の抒情感。。何だろう~この感じ。。心がキュンと音を立てる。。。Miles の音粒が「パパパパァ~」とあのフレーズを鳴らした時の刹那な感じ。。目の前の世界が変わりますね~ 凄まじい音が醸し出す映像感。。孤独な佇まい。。嗚呼~この雰囲気。こんな感情を音に表現できる圧巻。。 名作と超えた銘音粒ですね~ この曲ではこのオーラを感じ、、アート・ブレイキーのブラシングも繊細でキュート。。キャノンボールすら、、揺れる枯葉の舞う神宮外苑って情緒です。 もちろん、、サム・ジョーンズのベースのハード・ボイルド感もハンク・ジョーンズのピアノのコロコロ感も、、全体で名画を創り出すように。。。 

この作品がドォ~ンと来ちゃうから。。次からの作品も名曲なんですが。。。薄れ感が否めないです。しかしこの1曲目のインパクト!は学べますね~ 

どんだけインパクトを与えるか。。。ネクストへ向けてね。。合った瞬間のインパクト。。勿論良い方向に働くインパクトですが。。相手の視点で考える服装。。たかが第一ボタン、されど第一ボタン。。。細かいところまでの配慮。靴の汚れ、爪。。そして全体が醸し出す雰囲気~ 視覚的要素が強いので、、、どれだけここで得をするか。得が徳に繋がります。 おっ!というインパクトを与えるか。。 そしてその良い印象で与える第一のトーク。。。「おやっ?」と感じさせる。 もちろんいきなりのセールトークは禁物。。でもやっちゃう多くの人はいきなり商談に入っちゃう。。 どんなインパクトを与えるか! 「調べたのですが・・・この新橋地区大変な事になってます!」・・「おや?」と思わせる。。「実は・・・・」と少し声のトーンを落として、、(耳打ちのような感じ)データや情報を提供する。 お客様にお会いできるならどれだけその時間を真剣にシナリオを考え、、知恵を絞り、、トークを鍛え上げるか。。。しかし売りのトークは後から、、さりげなく売りにツナガル・・・ようなレールを意識しながら、、お客様に商談の感じを与えないように。。心の距離を縮める事・・ しかしこの努力をしていない営業担当者が多い。。いきなり会社案内・・商品パンフレット・・ 売り光線バリバリで。。 これじゃウレナイ。 相手を考え相手を思い・・知ること。。知る努力を最大限比重を置く。。そして相手のハートを掴む努力をすることで・・・相手は動いてくれる・・・

再度考えよう!相手に最大限インパクトと与える努力をどこまでとこんとん突き詰めているか。。


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