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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

三感止音『建国記念の日に想う』

2012-02-11 | 三感止音
今日は建国記念の日。。そして昨年の3.11の東日本大震災から11ケ月、、今だ3300人強の方が行方不明で復興の目処が遅々と進まない状態。やっと「復興庁」なる組織ができ・・・ってお金ばっかりかけて、、今の組織を束ねてできないかね~立て割り弊害。。自分のところに関係なければ協力しないお役所体質。。時間ばかりかけてスピード感の欠如と自分中心で物事を考える永田町・霞ヶ関体質。。。被災地の状況を東京から眺めるダケ。。真実を知ろうともしない。 空しいね~ しかし本当に危機感ってあるのかね~自分だけ良ければ。。。ここで次なる大きな地震来たらどうなるのかね~ もう空転空転で国が立ち行かない状態になるのではないかと・・・ 

と、、建国記念の日。。 昭和41年に制定「建国をしのび、国を愛する心を養う」のを法定の趣旨とする。この日は「紀元節」と言われ神武天皇即位の第一日、皇紀元年(西暦前660年)正月一日がこの2月11日に当たるとして明治5年に制定された。(戦後廃止) 今では神話だろうとその存在を否定される動きが多い初代天皇「神武天皇」 から現代今上天皇まで125代続き万世一系の天皇家、多分中国や朝鮮から渡来した農耕民族系が元々いた土地の人々を技術力と知恵で治め、頂点に君臨し「天皇」というカタチへ進化させ現代まで脈々と流れている国は他にはないですね。厳密には途中で途切れるこの上手くゴマカシながら。。天武天皇あたりですね。。「古事記」「日本書記」などが完成し「天皇」という体制が揺るぎないモノへ。。武士の世になっても途絶えること無く。。両立し、、南北朝時代を経て・・・江戸から明治の世に変わる時に薩摩・長州を中心に担ぎ上げられ。。。大政奉還が行われ。。明治維新が起き・・・天皇のすり替え?が起き、、都は京都かた東京へ・・・そして明治・大正・昭和・平成の世へと。。明治の世で担ぎ上げられた「天皇」は神としての存在で君臨し、、操っていたのは薩摩・長州を中心とした英国ロスチャイルド家でしょ。。いいように操られ、、第二次世界大戦の罠にハマッテ太平洋戦争でコテンパンにそして戦後は「象徴」だって・・・象徴=省庁。。英国に変わり、、米国ロックフェラーを中心とするやはり元は同じ奴らに操られて・・ 

真の歴史を知る。。教科書で教えられた歴史ではなく、、背景を知り、世界の状況を知り、、国を考える。。 建国記念日ではなく、、なぜ「の」が入って建国記念の日となったのか? それも、、アメリカの言いなりで戦後を創り、、国を想うことは大日本帝国へ逆戻りだと、、昭和41年まで国の建国を祝うことすらできなかった実態。。 ヨーロッパ・アメリカを中心として大きな世界を牛耳る金融資本の連中に手玉にされながら、、 今こそもう一度歴史を学び直さないと。。アメリカの考えで作られたホネヌキ人間を創り出す、マインドコントロールから覚めないと。。きちんと歴史と向き合い、真実を感じる。。あまりにも日本国民は歴史に無頓着のような気がします。。受験の歴史は出来ても・・・本当に歴史を。。モノガタリを、また天皇ということに関しても。。。ね。

そんな中、、こんな視点で「天皇」を観るのも良いかと。。。見沢知廉氏の“天皇ごっこ”をこの建国記念の日にね。。。読み込んでおります。1994年第25回新日本文学賞の作品を更に加筆された作品。獄中で書かれたモノで。。受刑者の立場・右翼・左翼・精神異常者・北朝鮮の立場から書かれる「天皇」への在り方。。そのドラステックでバイオレンスで血なまぐさいナマナマしい言葉に言葉を失いつつも、弾き込まれて行く。。言葉と言葉のテンポの良さ。。吐き出すように文字の洪水が心にドバ~と突き刺さる。。三島を敬愛し、、自分の人生のドラマ書き綴ったこの作品は、、時代を経た今でも鮮烈に細胞に突き刺さる。。決して表には出ない人間の織り成すドラマ。価値の違い「真」に生きる人生を垣間見せる。。ぬるま湯で。。敷かれたレールではない人生が、、、人生を最大限生き抜くドラマが、、自身も最後は三島と同じように自分で自分の身をエンディングしてしまう。。

見沢氏はこう書いている・・・ 「私は最終的には、世界は牧歌的に分割されればいいと思っている。(世界支配者、特に白人列国や独占資本がセン滅された後だが)その時にこそ天皇共同体、反天皇共同体、またはアイヌ共同体や沖縄共同体、等々が自由に日本で共存すればいいと思う。一切の強制を排除して。」と・・・

いつも書いているがまさに大転換のこの2年。。。大きな流れの中で価値観も大きな崩壊が起きると思う。。だからこそ歴史をキチンと学び日本人としてどう立ち振る舞うか・・・真の日本人へと深化しなくてはいけない時ではないか。。 世界からの真価が問われている時だと感じている。


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