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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

the NEW tenor saxophone STAR......

2012-02-02 | John Coltrane
Milesが“Miles Ahead”を4日間かけてじっくり創り上げているその時、、Miles を離れたコルトレーンはいよいよ自身のリーダー作品を創り上げます。“Coltrane”契約したばかりのPrestige から、、1957年5月31日の録音ですね。メンバーはColtrane(ts) Johnnie Splawn(tp) Sahib Shihab(bs) Red Garland(p 1~3) Mal Waldron(p 4~6) Paul Chambers(b) Albert Heath(ds) の面々です。 自身を全面に出すのではなく、、3菅を活用し、コルトレーンの身体の中に流れる基本中の基本の音粒達がムクムクとこのAlbum の中で醸造され、、コルトレーンのこれからの作品の土台となっている。。そんな感じがあふれ出ています。 30歳にして初のリーダー作品。。遅いのか早いのか? 自身の中でこのタイミングがという絶妙・・と感じたか?どうか、、これから突き進むまさに天から降っているように吹きまくるコルトレーンの水門が一気に放たれたように感じます。。

1曲目は“Bakai”=「叫び」を意味するアラビア語。エキゾチックなこのフレーズに不可思議な世界へと導入されて行きますね~この曲は1955年8月24日にエメット・ティルという14歳の黒人少年は2人の白人男性に惨殺される事件に由来しています。しかしこの白人は陪審員により無罪に・・・そんなこともあり、、「怒れる若きテナー」という称号をもらうことに。。。本人曰く、、誤解だと、、自身への怒りはあるけど・・・とそんな答えをしているようですが、、時代は彼を祀り上げていくことになります。。政治とjazzの隣り合わせ。。そして時代は混迷の60年代へと突き進むことになりますが、、、

さてさて、、コルトレーンらしく、、案外緻密に練り上げて録音されたのが感じます。エイヤ~で録った音ではないです。 3管の絡みやアレンジも、、そしていよいよコル-トレイン(列車)は大きな音を上げて走り始めます!

混迷の世・・・地震も大雪も、、試練? こんな時代には新しいスターが出てきそうなんだけどね。 大阪や東京の都知事じゃね~ きっと出て来るね! あっと驚く所から・・きっと業を煮やしてさ。。立ち上がるスターを待ち望みながら。。しかしひとり個人もきちんと考え行動できるようにね。。していかないと。。。 待つだけじゃダメ。。

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