YES MUSIC YES SALES

お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

As Time Goes By ~時の過ぎゆくままに~

2010-12-25 | Jazz
“国境の南、太陽の西”で、、島本さんが忽然と姿を消して。。。島本さんはイズミの霊だったのでは? と感じ、、、、島本さんの幻影がうっすらと。。。となり始め、そんな中バンドのメンバーにもう“Star-Crossed Lovers”は演奏しなくていいよと話かける。。以前よりココロが惹かれなくなってしまう。。 そんな主人公(ハジメ)に対してピアニストは「旦那は『カサブランカ』みてィだ・・・」と、それからハジメの姿をみかけるとチャメッけで“As Time Goes By ”を演奏するシーンがある。。。 時の過ぎゆくままに -主人公の心情を上手く表現したシーンです。。 

ご存知!1942年の名作『カサブランカ』のシーンで、ドゥーリー・ウィルソン演じるバーの黒人ピアニストが弾き語るシーンで、、かつての熱い愛を呼び起こす重要な役割を果たす曲として大変有名です。 実際には、、1931年の作品でハーマン・ハプフェルトが作詞・作曲し『エブリボディ・ウェルカム』のために書かれた作品です。。 時がたってもこの愛は変わらない。。。。 いやいや、、名曲ですね。。こんなクリスマスの夜にピッタリ。。 作品はまた次回に・・・


村上春樹氏の音の活用のウマサ。。。この“国境の南、太陽の西”でもJAZZのナンバーを中心にその曲の意味も含め、、本当に上手く活用されます。。。 この後の“ねじまき鳥クロニクル”では、、クラッシックの名曲が、、ストーリーの大きなキーワードとして出て来ますね。。 村上氏は音を色と絵で見せる天才だと感じます。 その表現発想はココロ引きこまれます。。

かたり継がれる名曲。。。クラッシックと呼べる何百年の色褪せないような、、音や絵や文章など。。。。 良いモノに触れココロふるわせ感性を磨くことを忘れてはいけないですね。。。 この場合は『時の過ぎゆくままに』流されないよう。。自分を磨いていけないといけないですね。

Casablanca 1942 As Time Goes By (何度観ても、いいもんですね~)


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