父の百か日を終えて・・・・・・

七日七日法要、四十九日、初盆、お施食（お施餓鬼）、百か日・・・・・。

 

春に父が亡くなってから、父の法要でたくさんのことを行ってきました。

 

小さいころから仏様があった家で育ったので、そこそこの行事には参加していましたが、
父が亡くなったとなると、また別で・・・・・・。

それぞれの行事の意味合いだったり、行う処々で用意するものだったり・・・・。

それぞれにおいて沢山のことを知ることとなったこの3カ月ほどです。

 

一応の喪明けは四十九日だと思っていました・・・・・・・、が、どうやら百か日のようですね。

「ご家族にとっての暦の上での喪明けになります」と、お坊様にいわれました・・・・・・。

暦の上ではそうでしょうが、気持ちはなかなかそれについてはいけません。

 

先日も高校の同級生に「直ちゃんとお父さんは、密度が濃かったもんね」と、言われました。

両親の離婚や、親戚のトラブルなど、。いろんなことを知ってる友人だからこの言葉が出たんだと思います。

一緒にいる時間が多かったとか、仲がすごくよかったとか・・・・そういうことではなく

精神的にとっても近く、そして密だったんだと・・・・。

 

 ひとまずの区切りなので、弟と、遺産手続きなどを行いました。
とはいっても、すべての財産を放棄することだけですけどね。

嫁に出してもらえただけでも十分なので、これ以上は何も・・・・・・。

 

それでも、弟たちから「これは姉貴が持っていったら？」と言ってもらえた物数点をいただくことができました。

そのほとんどが子供たちへの（父からしたら孫への）ものですけどね。

 

父が愛用していたバーバリーのマフラー、葬儀直後、納棺するものを探していたときに、お嫁ちゃんから「Ａ君もそろそろこういうものほしくなるでしょ？」って渡してもらえたものです。

毎冬、寒いと家の中でも巻いていたマフラー、大事に大事に使ってほしいな。

 

車が大好きな父でした。

50過ぎてからはファミリーカーになったけど、それまではずっとずっと3ドアの車を乗り回していた父です。

さすがに40過ぎにスープラを購入した時には、呆れて、笑い転げましたけどね・・・・・・。

 

最後の車はこのクラウン、そろそろ10年になろうとしていますが、弟がちゃんとメンテナンスをしてくれてるおかげでまだまだきれいで十分乗れます。

もちろん燃費は超悪いんだけど・・・・。

「Ａが、免許をとるから、これ乗るか？」って言ってくれました。

私たちが引き取らなければ友人に譲るといわれると・・・・、人手に渡るなら手元に置いておきたいと思い・・・・。

維持費はかかるけどね・・・・・・、私のわがままで我が家に来ることに。

長男がこの車に乗るときには、事故を起こさないように、見守ってくれるかな・・・・・。

 

去年もらった自家製の梅、
一年以上、冷蔵庫に放置しっぱなしになってた物を、やっと梅エキスにしました。
氷砂糖が溶け切ったので・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いただいてみたけど・・・・・、かなり酸っぱい・・・・・。

すっぱ過ぎてまたまた泣けてきちゃいました。

 

毎日毎日、ウジウジとしているわけではないけど・・・・、それでも時として思い出すと、まだ涙が止まらない時もあります。

百か日が過ぎて、喪があけるといわれても、なかなかそう簡単には切り返しができません。

結局のところ、たぶん私が父のところに行くまでは、喪はあけないんだろうな・・・・、なんて思ったりします。

 

 

来年の春、一周忌を迎えるころ、父の遺品の整理をするからと、弟が言っていました。

一つ一つ、父との接点が無くなっていくのは淋しいけど・・・・・ね。

 

ずっと休み休みのブログになってしまっていました。

でもまた頑張って更新していこうと思っています。

「待ってるよ～、ゆっくりゆっくりとね」と言ってもらえたり、「毎日それでもちゃんとパンを焼いてるでしょ？」って
言ってくれたり・・・・・。

気にかけてくれるこのブログで出会った人たちに元気ですと・・・・・発信していこうと思っています。

 

もちろん・・・・生きなきゃいけないからね、ちゃんとパンも焼いています(FBにはアップしてるんだけど・・・・）

撮りためた写真も沢山だから・・・ぼちぼちと・・・・・。

 

またよろしくお願いします。