2021年出題。 次の表は、わが国の2013年から2020年までの乗用車におけるハイブリッド車と電気自動車の保有台数の推移を示したものである。 あとのア〜エのうち、この表からいえることとして正しいものを○、誤っているものを✕とした場合、正しい組合せはどれか。1〜5から一つ選べ。
ア 乗用車におけるハイブリッド車の2014年から2020年までの保有台数の推移をみると、前年と比較して毎年100万台以上増加している。 イ 乗用車におけるハイブリッド車の保有台数について、2014年の対前年増加率と2020年の対前年増加率を比較すると、2014年の方が大きい。 ウ 乗用車におけるハイブリッド車と電気自動車それぞれの保有台数の2013年から2020年までの7年間の増加率を比較すると、乗用車におけるハイブリッド車の増加率の方が大きい。 エ 乗用車における電気自動車の2018年から2020年までの保有台数の対前年増加率の推移をみると、毎年大きくなり続けている。 ア‥‥‥もう、いきなり2015年でアウト〜。 2014年から2015年にかけては、4684−3823=861(千台)、つまり86万1千台しか増えていません。アは✖ イ‥‥‥増加率は、増えた量÷もとの量で算出します。(他にも求め方はあります)2013年から2014年にかけて、3823−2850=973増加。 もと(2013年)は2850だから、2014年の増加率は973/2850です。(%にしたければ100倍する) 2019年から2020年にかけては9281−8453=828増加。 もとは8453だから、2020年の増加率は828/8453。 2014年の増加率の方がめちゃめちゃ大きいので、これは正しい。イは◯ ウ‥‥‥これもイと同じく、増加率の比較です。 イと同じようにしてもかまいませんが、この場合、もっと簡単な方法がありますよ。 2013年から2020年にかけて、ハイブリッド車は、ざっと見て3倍になっています(2850→9281)。 それに対して、電気自動車は5倍(24→117)ですので、電気自動車の増加率のほうが大きい。ウは✖。(この時点で正解は3) このように、増加率の比較をするときに、何倍になったかという視点も重要です。 エ‥‥‥またまた増加率。 2019年の増加率は14/91。 2020年の増加率は12/105。 分母が大きくなり、分子が小さくなっているので、増加率は小さくなっています。(アについても、同じことがいえます)よって✖。 正解は肢3です。
ア 乗用車におけるハイブリッド車の2014年から2020年までの保有台数の推移をみると、前年と比較して毎年100万台以上増加している。 イ 乗用車におけるハイブリッド車の保有台数について、2014年の対前年増加率と2020年の対前年増加率を比較すると、2014年の方が大きい。 ウ 乗用車におけるハイブリッド車と電気自動車それぞれの保有台数の2013年から2020年までの7年間の増加率を比較すると、乗用車におけるハイブリッド車の増加率の方が大きい。 エ 乗用車における電気自動車の2018年から2020年までの保有台数の対前年増加率の推移をみると、毎年大きくなり続けている。 ア‥‥‥もう、いきなり2015年でアウト〜。 2014年から2015年にかけては、4684−3823=861(千台)、つまり86万1千台しか増えていません。アは✖ イ‥‥‥増加率は、増えた量÷もとの量で算出します。(他にも求め方はあります)2013年から2014年にかけて、3823−2850=973増加。 もと(2013年)は2850だから、2014年の増加率は973/2850です。(%にしたければ100倍する) 2019年から2020年にかけては9281−8453=828増加。 もとは8453だから、2020年の増加率は828/8453。 2014年の増加率の方がめちゃめちゃ大きいので、これは正しい。イは◯ ウ‥‥‥これもイと同じく、増加率の比較です。 イと同じようにしてもかまいませんが、この場合、もっと簡単な方法がありますよ。 2013年から2020年にかけて、ハイブリッド車は、ざっと見て3倍になっています(2850→9281)。 それに対して、電気自動車は5倍(24→117)ですので、電気自動車の増加率のほうが大きい。ウは✖。(この時点で正解は3) このように、増加率の比較をするときに、何倍になったかという視点も重要です。 エ‥‥‥またまた増加率。 2019年の増加率は14/91。 2020年の増加率は12/105。 分母が大きくなり、分子が小さくなっているので、増加率は小さくなっています。(アについても、同じことがいえます)よって✖。 正解は肢3です。