公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

警察官(大卒)の数的推理 10

2022-01-10 09:09:00 | 警察官 大卒 
2021年出題。                  濃度が3%の食塩水A、5%の食塩水B、10%の食塩水Cを混ぜ合わせて、5.2%の食塩水を1000g作った。使用した食塩水Aの重さが、食塩水Cの重さの2倍であったとき、食塩水Bの重さはいくらか。(選択肢省略)                   警察官の数的推理5で解説したように、食塩水の問題は、上下を掛けるだけです。             ただ、本問は3つ混ぜるので、天びんはやめた方がいいです。(天びんでも解けますが、かえってややこしくなる)
2kグラムとmグラムとkグラムを混ぜて1000グラムになるから、2k+m+k=1000……①                  上下を掛け合わせて、      3×2k+5×m+10×k=5.2×1000……②         この連立方程式を解きます。
求めるものは食塩水Bの重さ、つまりmの値なので、正解は、400gです。