青色の面が3つ、赤色の面が2つ、黄色の面が1つでできている立方体が2個ある。この立方体2個を同時に投げるとき、上になる面が青色、赤色1つずつとなる確率として正しいものを、次の①〜⑤から1つ選べ。 ①1/16 ②1/9 ③1/6 ④11/36 ⑤1/3 こういった問題の場合、出題者は、必ず、肢③1/6のような選択肢を入れます。これは罠です。 問題文をあまりよく読まず、(または、なんとなくそう思うから)以下のように考えてしまう人が結構いるからです。 6つの面のうち3つが青色だから、青色の確率が3/6、つまり1/2。 6つの面のうち2つが赤色だから、赤色のが2/6、つまり1/3。 これが同時に起こるので、1/2×1/3=1/6。 これは、「2つの立方体を2回投げて、1回目が青色、2回目が赤色になる確率を求めよ」のときの正解です。 えっ?何が違うか分からない?もう一度よく本問を読んでください。 本問は、同時に立方体を投げています。同時に投げるので、青と赤の順番は関係ないのです。よって、こうします。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/e2/da468923dd772fc43c6dd6833d579e68.jpg?1571362775)
正解は、肢⑤です。 場合の数や確率は、順番が関係あるかないかで、答えの数字が変わります。 しかしながら、たまたま答えが変わらないこともあり、勉強している人は、間違ったやり方をしても、正解と一致しますので、「よっしゃー、出来た〜」と思ってしまうのがこわいのです。 確率を勉強している皆さん、そんなことがないか、もう一度確かめてみて下さいね。ここをポチッとお願いします。→![にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ](https://b.blogmura.com/qualification/shikaku_publicofficial/88_31.gif)
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