goo blog サービス終了のお知らせ 

公務員試験、数的処理の軌跡

公務員試験の数的処理を解説

国家一般職(高卒)流水算 2016.9.4

2016-10-10 08:20:45 | 速さ
AとBは、図のように分速50mで真っすぐに流れている川と、この川に平行している片道1200mの道をそれぞれボートと自転車を使って往復した。                      Aは自転車に乗って分速300mでスタート地点を出発し、折り返し地点からボートに乗ってスタート地点まで川を下流に向かって戻った。                   一方、Bはボートに乗ってスタート地点から川を上流に向かって出発し、折り返し地点から6分間自転車に乗ってスタート地点まで戻った。また、AとBが、それぞれスタート地点に戻ってくるまでの所要時間の差は18分であった。さらに、AとBが乗ったボートの速さは、川の流れがない場合に同じであった。このとき、川の流れがない場合のボートの速さはいくらか。                  ただし、ボートや自転車の速さは、AとBのそれぞれで一定であるものとし、ボートや自転車の乗換えに要する時間はなかったものとする。Aは、自転車のとき、分速300mだから、1200÷300=4分かかります。AとBの、ボートの速さ(川の流れがないとき)を分速Xmとすると、Aは川の流れと同じ向きに進むので、分速(X+50)m、Bは、川の流れに逆らって進むので、分速(X-50)mですね。AとBを比較すると、自転車はAの方が早い。ボートもAの方が速い。ゆえに、Aの方が所要時間が短い。よって、(Bの所要時間)-(Aの所要時間)=18分という方程式が成り立ちます。よって、正解は肢2。なのですが、この方程式を解くのは、かなり面倒です。ここは、選択肢を使いたいですね。選択肢の中で、1番使い易そうなのは、2ですから、もしも、2がダメだったら、次は4、1、3の順番で試してみては?PVアクセスランキング にほんブログ村