伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

W杯、初戦の明暗!

2014年06月17日 20時56分15秒 | ワールドサッカー
ここの所、毎日、朝方にW杯の試合を見ていて、寝不足になっています。
そして、ついにアルゼンチンの初戦がありました。相手は今回、唯一の初出場国、
オシムの故郷でもある、ボスニア・ヘルツェゴビナでした。
初出場といえど、旧ユーゴの流れを汲む東欧の雄です。初戦はどの強豪国に取っても
難しい物なのです。特に優勝に目標を置いている国などは、コンディションの
ピーク設定の事もあって、初戦で不覚を取ることも多く、アルゼンチンも、確か
90年のイタリア大会では初戦でカメルーンに敗れ、世界中がびっくりしました。

初戦に敗れてから立て直し、決勝まで進んだのです。(日本もこれに倣って・・・)

今回も、初戦から好カードがいくつかあったのですが、前回大会の決勝カードが
いきなりありましたね。スペイン対オランダ。あの時のリベンジとばかりに、オランダ
が5-1の圧勝でスペインを退けました。まさか、こんな大差で、とみんなが思った
事でしょう。そしてイングランド対イタリアはイタリアが勝ち、ドイツ対ポルトガルは
4-0でドイツ圧勝です。

なので、日本もそんなにショックを受ける必要もないというか、どこも国を代表して
来ているチームなんだから、簡単に勝てる訳ないし、ウルグアイだって、コスタリカに
負けてるし・・・。

そして、アルゼンチンは、初戦と、難敵ボスニアという苦難を乗り越え、メッシの、
バルサで見せているような感じのゴールが決まって、2-1の白星発進です。

同組のナイジェリア、イランが引き分けたので、次に勝てば、勝ち抜け決定ですね。

すんなり決めてもらいたいです。その次の相手などは全然調べていませんが、メッシの
3回目のW杯ですから、何とかしてジュールリメ杯を掲げてほしいものです。

前回は正直言ってカリスマではあったけど、戦術があまりない監督だっただけに、
今回は大丈夫だと思います。

初戦をざっと見た感じでも、前半、1-0で勝っていたのですが、敢えてシステムを
変更して、メッシが躍動できるような布陣にしましたね。そして、あのシュートです。

このサベージャ監督は、86年、90年に指揮を執った、ビラルド監督の流れを汲む
人だと私は思っています。つまりは当時のエースであるマラドーナ中心のチームを
作り、批判を浴びながらも結果を出したビラルド。今回はあくまでメッシを活かすための
チームを作ったのではないでしょうか?テベスを外したのも、そんな意味があるのでは
ないかと思っています。

疲労などと関係なく嘔吐してしまう原因不明の症状が出ているメッシですが、CL優勝に
貢献したディマリア、さらにはイグアイン、「クン」アグエロらとともに、78,86年
に続き、優勝まで、是非とも上り詰めてもらいたいです!!
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