2度も同じ写真を貼り付けて、スミマセン。
あまりに印象に残ってて。
とある街のとある場所で見た「なのはな庵」の看板は、GHの研修先でした。
厚生労働省虐待防止専門官の曽根直樹氏が、地域生活について講演されるということで、新しい話が聞けるだろうと、期待しての参加でした。
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曽根氏は障害者の地域生活を語る上で、もっとも信頼のおける方です。昨年度までは、ある町の社会福祉協議会の総合福祉エリアの所長さんでした。同じ方向性を持ってらっしゃると、いつも感じていました。もっとも実践に関しては、天と地ほどの差がありますが。
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GHも地域生活の選択肢のひとつであり、「どんな重度の方でも御本人が自宅生活を望まれるのなら、その支援の必要性を」、と、話されたことを今でも覚えています。「仏壇をぼくが守る。」とおっしゃった御本人の支援のあり方を、実践として語られたのはフジサキにとっては鮮烈でした。
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26年4月にGH・CHを統合してグループホ-ムに一元化とのことです。このことだけは決定事項のようですが、これとともに出てきた「小規模入所施設」、「サテライト型」。一向に内容が見えてこないので、なのはな村の今後のGH・CHのありようを考えることが出来ません。
「サテライト型」は、一人暮らしのスタイルでGHの支援が受けられるというもののようで、障害のある方の地域生活の幅が拡がることはすばらしいことです。ただ、まだなのはな村GH・CH利用者に、話してあげるだけの材料はありません。
ましてや、「小規模入所施設」とはどのようなものか。ちょっと警戒の念すら抱きます。
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残念ながら、曽根氏もこれらのことには、触れずじまいでした。
何も決定していないということが、事実のようです。
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こういうことを踏まえて、なのはな村も会員である「グループホーム学会」では、急きょアンケートを実施しました。全国のGH・CHの実態をしっかり踏まえて、今後の「何も決まっていない26年4月」に向けて強い意志を発揮しようというものです。
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「大変なアンケートだな。」と、机に放り出していたフジサキですが、あわてて真面目にアンケートに取り組みました。日向のF舎のMさん、フジサキ、アンケートを提出しましたよ。
「辛くて楽しい毎日」同感します。
でも、時にはなのはな村の紅葉を、愛でて下さい。
お互いに心安らかな日々を。