土曜日、フジサキ1人の農場。
ニワトリさんのお世話を済ませると、少しばかり思索の場所に畑は変わります。
農場・農業が、なかなかみんなの給料アップにつながらないこと。
多くを望まないことを決意したのが、なのはな村の農場の始まりでした。
大きな変化を求めるのか・・・フジサキにはないものが求められます。
「カラスも食べないカラスウリ、か。」と、呟いてみます。
でも、烏ではないのです。唐朱墨、だそうです。最近、知りました。
紅葉もなくなり、色のない冬景色の中で、この朱色は人をひきつけます。
この寒いのに、
ネコヤナギが、もう白く膨らんでいます。
「何が、思索か。」
誰かに怒られたようです。
さて、卵集めをしよう、と。