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なんくる、なくない?

浪花節だよ、人生は。

つぐない

2008-05-11 22:08:47 | 映画

=あらすじ=

 第二次世界大戦前夜、夏のイングランド。政府官僚の娘で未来の大作家を自負する13歳のブライオニーは、大学を卒業したばかりの姉セシーリアと使用人の息子で幼なじみのロビーのただならぬ関係を察知し、ロビーへの警戒心を抱く。そして事件は起きる。ブライオニーの嘘の証言によって、愛しあう恋人たちは無残にも引き裂かれ、犯した過ちの重さにブライオニーが気づいたときには、泥沼の戦争が始まっていた―

 

まず、映像がすばらしい。小説の世界にどっぷり浸れます。

中でも、セシーリアを演じるキーラ・ナイトレイの眩いばかりの美しさ。旬の女は恐ろしい。

特に印象的なのはグリーンのドレス姿。胸がペタンコだろうが、あんなにもセクシー&ゴージャス。

女性の美しさって、なんなんでしょうね?でもやっぱり、たばこを吸うしぐさに憧れるなぁ。

ジェイムズ・マクヴォイは、トビー・マグワイヤに見えたり。「ペネロピ」の時の方がかっこよかったな。

でもとにかく好きです、この映画。やっぱり、ヨーロッパ映画ですよ。

 

   

愛し合う二人。      引き裂いた妹。

はぁ~、美しい。絵画のよう。

 


魔法にかけられて

2008-03-24 22:00:28 | 映画

ブラボー!文句のつけようが無い!とにかく良い!

ありそで無かった?無さそで無かった?実写とアニメ。1+1が2じゃなくて、3にも4にもなってる感じ。

まずジゼルの声に惹きこまれます。なんて透明感のあるかわいい声!字幕万歳!

浮世離れっぷりも天真爛漫さもまったく嫌味がなくて、ギュッと抱きしめてあげたくなります。

そのジゼルが「怒り」を覚え、「永遠の幸せ」に疑問をもち始めるという、この奥深さ。

えぇっって感じですけど。ディズニーって懐が深いな~と改めて感心しました。

そしてダンスシーン、なんだこの美しい映像に沁みる歌声は。不覚にも泣きそうになりました。

映画史に残る名作ですよ、これは。まだの人は、絶対見てね。

 

 

ここで突然ですが私、このブログをしばらくお休みさせていただきます。

理由は、肩こり。なんだそりゃって感じですが、ひどいんです。

しばらくは治療に専念(?)しようと思います。申し訳ないです。

それでは皆さん、ごきげんよ~~~~アデュー


平子理沙とペネロピと

2008-03-16 18:56:42 | 映画

蜷川実花 x 「GLAMOROUS」

「チャリティ・ヌード写真展forピンクリボン」&平子理沙トークショー

って長いですが。生りちゃin大阪ですよ。これは行かんとあかんでしょ、ハービスエント。

なぜか狭い通路でやってるので、向かいの通路で微妙なポジション取り。おまけに私はド近眼。

エスカレーターを上りながらのチラ見でしたが、キラキラオーラが眩しッ。あのかわいさはミラクル。

グラマラス4月号、欲しい!でも3日で完売って・・・。クー。捜してやるわ。

・・・追伸。見つかりやした。うちの近所のセブンイレブンにて。ヒャッホー

  

 

その後は「ペネロ」鑑賞へ。つづりはPENEROPEなんですけど。読み方の違い?

 

「先祖が魔女にかけられた呪いで、ブタの鼻と耳を持って生まれた令嬢ペネロピ。永遠の愛を得れば呪いが解けることから、お見合いを繰り返していたが、ペネロピの姿を見ると、逃げていくばかり。

そんな中、一人だけペネロピの姿を見ても逃げなかったマックス(ジェームズ・マカヴォイ)と出会うが、またも裏切られてしまう。傷心のペネロピは、それをきっかけとして自分らしく生きていくことを決意し、街へと飛び出した――。」

 

単純なお伽話のようで、会話にもオチにも、ヒネリが効いてます。何よりペネロピが魅力的。

映像もグー。さっきのイベントじゃないですが、蜷川実花にも通じる女の子がだ~い好きな世界観。

ゴシックメルヘン調?ってそんなんないか?ま、とにかく、カワイんですよ。

予想以上にリアルな豚鼻にもだんだん見慣れてくるし、リッチーは豚鼻が似合い過ぎ。

それからマックス。やばいです。久々に、キタ━━━━(゜∀゜)━━━━って感じで。

見終わるとほっこりして、また恋がしたくなる、そんな映画です。永遠の女の子に(笑)。

 

豚鼻でもかわいいリッチー。なくなると寂しいかも。


戒め、そして笑うな

2008-02-17 17:55:41 | 映画

お色気週間はじまりました。

「LUST, CAUTION/色・戒 」でトニーレオンの色気にしびれ、「人のセックスを笑うな」で松山ケンイチが恋に落ちる瞬間を見届け、永作博美の魅力に迫り、学ぼうと。

それが、2つの映画のイメージが、どっちかというと逆で。でも、見た順番は合ってた気がします。

 

=あらすじ=

1942年、日本占領下の上海。抗日運動に身を投じる美しき女スパイ、ワン(タン・ウェイ)は、敵対する特務機関のリーダー、イー(トニー・レオン)暗殺の命を受ける。やがてその魅力でイーを誘惑することに成功したワンは、彼と危険な逢瀬を重ねることに。死と隣り合わせの日常から逃れるように、暴力的なまでに激しく互いを求め合う二人。しかし、運命の時は刻々と迫っていた――。『ブロークバック・マウンテン』のアン・リー監督が贈る、スリリングな禁断のラブストーリー。第64回ヴェネチア国際映画祭にて金獅子賞受賞。

 

これは、タン・ウェイの映画だと思いました。なんだか素人くさいな、なんて最初は思ってましたが、あれよあれよと花開き、少女から魅惑的な女スパイまでを見事に演じきってました。

噂の過激なシーンには、度肝抜かれますよ。トニーがムチを使った時にはどうなることかと。

そんなシーンでも彼女は美しい。腋毛があろうと、アクロバティックだろうと、瑞々しさは失われず。

大好きなトニーについては・・・あんな顔見たくなかった・・・。男って切ないな。

肝心の内容についてなんですけど、とても深いので、見た人それぞれに取ればいいんじゃないかと。

私は”映像美”と”演技力”に、一本。

 

 

=あらすじ=

地方都市にある美術学校に通ううら若き19歳の青年、みるめ。非常勤講師として赴任してきた、自由奔放な39歳のユリに恋に落ちる。そんなみるめの背中を押してあげるのは、彼に想いを寄せるガールフレンドのえんちゃん。そしてえんちゃんに密かに恋している、みるめの親友・堂本。『犬猫』の井口奈己監督が、それぞれの人物の想いがすれ違うせつない恋をユーモラスに描く。

 

イメージが逆って言いますのは、この映画の題名。これじゃ色々想像(期待?)するでしょ?

こんな過激なタイトルですけど、フツーの恋愛映画ですよ。ま、いいんですけど。

”「人が恋に落ちる瞬間」を生々しくフィルムにおさめた作品”、に興味があったから。

長回しで、監督自身がニヤニヤしながら二人を見守っていたらしく、ドキュメンタリーに近いとか。

モテ女、永作博美に松山ケンイチがメロメロなっていく様子は、ほんとにリアリティーあります。

確かに、顔もかわいいし足もきれい。裸にパーカー、あれはいいナ。白靴下までかわいく見えたり。

永作博美も、蒼井優ちゃんも、その人自身に見えてしまう。二人とも素敵な女優さんです。

 

そうそう、こないだの日本アカデミー賞、見ました?去年は良かったけど、今年は何?

「東京タワー」が賞を総ナメって、ウソー。受賞の言葉が物語ってますよ。

オダギリジョー・・・・「僕は違う作品を思ってました」

樹木希林・・・・・・・「わたしが審査員だったらちょっと…」。

ぜんぜん嬉しそうじゃないし。違う作品って、「それでもぼくはやってない」?


スウィーニー・トッド

2008-01-10 21:35:09 | 映画

新年早々サボってまして、お久しぶりです。

今朝のめざましTV、ジョニー特集やってましたね。

一昨日の試写会で、「東京では今頃ジョニーデップがレッドカーペットを歩いてますよ」と司会者。

そんな情報くれるなら、中継してよ、中継。ワンセグの時代でしょ?

 

この映画、何がビックリしたって、本気ホラーなんですよ。

だって、ティム・バートンと言えばお伽話で、前作はチョコレート工場ですよ?ウォンカですよ?

今回はブラックコメディかしら?なんて勝手に思いこんで、軽~いノリで見ましたよ。

 

結果、ヒィーーーーッT0T

 

グロい。エグい。最後までずーっと暗い。救いが無い。

ホラーなんて嫌い。。。もしかしたら、映画館でホラーを見たのは初めてかも?

ただ、映像は美しいです。そこはさすがティムバートン。ダークなお伽の世界です。

特に街中で歌うシーンは、映像と歌が一体になって、ググッと迫るものがありました。

でもやっぱり、ジョニーの魅力ありきですよね。例えホラー嫌いでも、ファンなら見るべき。

監督も惚れたあの「眼力」に、今回は「歌力」まで加えちゃって。ジョニー、あんたやっぱスゴイよ。