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なんくる、なくない?

浪花節だよ、人生は。

赤壁

2008-11-16 11:10:09 | 映画

赤壁を、アカカベと読んでしまったバカ者です。

昨日やっと、”セキヘキノタタカイ”と”レッドクリフ”が繋がった次第で。見る資格無し。でも見ましたよ。

 

 

 

この映画、なんだか賛否両論みたいですが、私はハマりました。

長い長い三国志の、どこを見せ、どう描くか。三国志を知らない方が、素直に楽しめるのかも?

のっけから、趙雲が赤ん坊を背負って戦う姿に泣けました。 

普段は嫌いな戦闘シーンも、男たちの個性が丁寧に描かれていたので、釘付けでした。

特に、周瑜(トニー・レオン)が馬に乗って登場するシーンにはゾクッとしました。

それに、うっとりするような映像、音楽。そして周瑜の妻、小喬の美しさったらもう。ため息ですよ。

 

 

これについては、トニーがインタビューで素敵な例えをしてました。

その美しさを例えるなら、もしも水に倒れたならば水がケガをするぐらい美しいと言えるでしょう。

ぜひご覧あれ。

 


宮廷画家ゴヤは見た

2008-11-03 20:38:28 | 映画

18世紀末スペイン、ゴヤ(ステラン・スカルスガルド)は国王カルロス4世(ランディ・クエイド)の宮廷画家に任命される一方、権力や社会を批判する絵画も描いていた。ある日、彼のミューズであるイネス(ナタリー・ポートマン)が、ロレンソ神父(ハビエル・バルデム)が指揮する異端審問所にとらわれてしまう。そして彼女を救おうとしたゴヤが見たものとは……。~シネマ トゥデイ~

 

あらすじだけでは、とてもとても語れない作品です。途中でキツくなりました。

イネス(ナタリー・ポートマン)の運命に目を覆いたくて、15年後はもっと覆いたくて、たまらないです。

 

 

それにしてもあのハビエルという人は。キモい役がなんてハマるんでしょうか。

プライベートでは、ペネロペと付き合うモテ男。演技力、観察眼etc.に長けてるってことでしょうか。

 

ゴヤの純愛が軸かと思って観にいったら、ちょっと裏切られました。

動乱の時代を通して、人間の醜さ、自由の尊さ、愛とは、投げかけるものが多すぎて、重いです。

見て楽しい映画ではありませんが、ナタリー・ポートマンのファンにもオススメはできませんが、今の時代、見たほうがいい映画かもしれません。 


容疑者Xの献身

2008-10-05 12:31:27 | 映画

=あらすじ=

惨殺死体が発見され、新人女性刑事・内海(柴咲コウ)は先輩と事件の捜査に乗り出す。捜査を進めていくうちに、この事件の被害者・富樫慎二(長塚圭史)の別れた妻・花岡靖子(松雪泰子)の隣人である石神(堤真一)が、ガリレオこと物理学者・湯川(福山雅治)の大学時代の友人であることが判明。内海から事件の相談を受けた湯川は、石神が事件の裏にいるのではないかと推理するが……。

 

 

私、あらすじも読まず観に行ってきました。それほど期待もしてませんでした。

堤真一が出ている事が、唯一見ようかなと思った理由で。結果、やられました。号泣です。

ドラマとはほとんど別物です。こんなに深く感動できる映画になったのは、堤さんが素晴らしいから。

主役は石神です。湯川や内海は、華を添える程度。ただ、かっこいい湯川と石神の対比は効果的。

私を含め原作を読んでない人には、最後に驚きの事実が待ってます。さすがは直木賞受賞作!

そうそう、松雪さんも良いですよ。でも美人って大変ですね。美人じゃなくて、ホンッとに良かった


TOHOに物申す

2008-10-02 19:26:49 | 映画

①TOHOは2日前から座席を指定できる。②「容疑者Xの献身」は明後日が初日である。

以上2点を踏まえた上で聞いてやってください。

 

明後日の席を確保する為、ナビオ7Fに行きました。が、長蛇の列。

まだ前売券を買っておらず、でもグルッと見渡しても売り場が見当たらない。

一瞬迷ったものの、「公開前やし、前売り価格になるよねー」。エーイとばかり、列の最後に。

そしてようやく私の番が。

「前売り券がなければ、定価の1800円になります。」

ゲッ。

「前売りって、どこに売ってるんですか?」

「隣の売店にあります」

「あーあそこね、じゃあ買ってきま・・」

「あでも、あそこで買ったチケットは、当日は座席に換えられないんです」

「ハッ?」

「昨日より前に買ったものか、ぴあなんかで買ったものなら大丈夫なんですけど・・・」

はぁ~~~?!

 

わけワカメちゃんも甚だしい。ぴあの前売券と、劇場の前売券。何がどう違うというのか。

仕方なくスゴスゴと列を離れ、1Fまで降り、隣のHEP FIVEのぴあで前売券を購入し、またナビオ7Fまで上がり、長い列に並び、ようやく席を確保。あー、しんど。

これでもし、ぴあがもっと遠かったら?恐ろしや


9月に見た映画

2008-09-30 20:43:29 | 映画

9月は4本の映画を見ました。やっぱり秋は映画ですよ。どれもかなーりのヒットでした。

1本、オヤッ?ポニョッ?というのもありましたが、まぁ感じ方はそれぞれですね。オススメ作はコチラ↓

 

 

 

「ダークナイト」

 

重い。暗い。怖い。救いもない。これは、子供が見たら駄目なんじゃあ?

アメコミとは何ぞやと、疑問が沸いてくる作品。見ごたえは十分過ぎる程です。

そして何より、これを遺作にしてしまったヒース・レジャーの怪演。

ただの不気味なピエロかと思いきや、投げかけるテーマが深い。ズシンときます。

 

 

 

「おくりびと」

 

もっくん(モッ君?)が良い、山崎努が良い、音楽が良い。

暗い話じゃないですよ。笑えます。皆で笑って皆で泣いて、一体感すら感じました。

この作品が、アカデミー賞日本代表に選ばれたとか。賞総ナメにしちゃえっ!

 

 

 

「デトロイト メタル シティ」

 

実はそんなに期待してなかったりしました。ごめんよ!松ケン。

笑いすぎてお腹痛かったです。松山ケンイチ、やっぱりスゴイや。

メタルなんて一生聞くことはないと思ってたのに。サントラ欲しい、激しく欲しい。

あと驚いたのは、カジヒデキの歌うセンス。”プロ”って感じがしました。

 

ぜひ大画面で!そろそろ終わりそうですが・・・