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なんくる、なくない?

浪花節だよ、人生は。

気になる映画、師走編。

2009-12-16 08:57:30 | 映画


「のだめカンタービレ」。12月19日公開。
あれほどマンガに忠実で、空回りしてないのは奇跡。結構、やみつき。




=『ブラザーズ・グリム』などの鬼才、テリー・ギリアム監督による幻想的なファンタジー。悪魔との契約で不死身を望んだ男を取り巻く人々の皮肉な運命を豪華キャストで描く。謎めいた青年役に、これが遺作となった『ダークナイト』のヒース・レジャー。彼の急逝により危機に陥った本作を救ったのは、ジョニー・デップにコリン・ファレル、ジュード・ロウという名優たち。撮影途中の役を彼ら3人が演じ分けた、奇想天外な物語に息をのむ・・・=

「Dr.パルナサスの鏡」。1月23日公開。
ヒースの本当の遺作。途中で死んじゃって、どうやって繋いだのか?謎多し。
これを見ずに、2010年は始まらない。





「かいじゅうたちのいるところ」。1月15日公開。
世界中で愛される絵本を、スパイク・ジョーンズが映像化。
しっとりと、幻想的な世界感が素敵。絵本も気になる。



誰だ、これは!ってわかるわな。妻夫木くん、金髪の犯罪者になっちゃった。
「悪人」は来年秋公開。監督は「フラガール」の李相日、ヒロインは深津絵里。
原作ファンだけど、この配役にはビックリ。でも、この二人なら安心。

配役をミスってしまった残念な映画と言えば、「ゼロの焦点」。
クチコミでは、「広末涼子が浮いている」と皆が口を揃えて言ってるけど、
そんなことは見なくたってわかる。合うわけがない。
だから深っちゃんあたりにしとけば・・・かえすがえすも残念。

とにもかくにも、早く来年になってほしい。
来年は良い映画が続々だし、楽しい事がいっぱいさ。
クリスマスも、今世紀始まって以来のヒマな師走も、早く過ぎ去れ

ヴィヨンの妻~桜桃とたんぽぽ~

2009-10-29 09:19:46 | 映画
なかなか良かった。ただ感想としては、あんまり無い。
配役がピッタリだったっていうくらいかな(広末さん以外)。
だってこの映画は、松たか子に尽きる。彼女以外はあんまり印象に残らない。
ストーリーも何もかも。それぐらい彼女の存在感が圧倒的で、魅力的だった。
「ロンバケ」デビューからもう何年?素敵な女優さんになったもんだ。



実は男前もいっぱい出てる。けど、脇。けど、妻夫木くんはやっぱりかわいい。

ついでにこの日、ちょっとしたハプニングがあった。
映画の始まる15分前に映画館に着き、友人が見当たらないので電話をしたら、
「あ!時間、間違えてた…。今まだ家。ごめん、すぐ行く」と。
チケットを持っているのは友人。でももうあと10分で始まる。
さてどうしたもんか。一か八かで、インフォメーションへ。

「あの、12:15のヴィヨンの席をとってるんですけど、時間を間違えちゃいまして、次の回に振替えてもらえたりはしないですよね?あ、ちなみにチケットは友達がもっていて、今ここにはないんですけど・・・」
しどろもどろになったのは、自分でも無理があると認識してたから。
するとお姉さん、上司に電話でかけあってくれている。そして驚いた事に、
「じゃあ、今回だけということで」と、次の回の残った席から選ばせてくれた。
すごい。言ってみるもんだ。
何より、お姉さんの柔軟な対応にプロを感じた。だから美人って
ちなみにこの映画代1,300円は、友達がおごってくれた。ウフッ

女の子ものがたり

2009-09-06 21:55:56 | 映画
痛くて切なくて、残酷な映画でした。
もっとポップな映画と思ってたのに…ショックでした。いろんな意味で。
貧しさや家庭環境は、平成の今だってどうしようもなく人生を左右する。
未来に希望をもてない閉塞感や、クラスメイトになじめない気持ち。刹那的でした。



なっちゃんの事を想って、出て行けと言ったきぃちゃんの優しさに、ジンときました。
そういえば、性格の優しい子に限って、もっと他にいなかったのかなぁといつも…
でもきぃちゃんの言う通り、何が幸せで、何が不幸せなんて、誰にも決められない。
だから、勝手に人を憐れんだり、そういうのは違うんだろうなぁ。
色々と考えさせられる映画でした。
でも最後は、とても温かい気持ちになれるので、ご安心を


cocoに学ぶ

2009-08-25 09:47:45 | 映画

またまた胃を病んでおります。いつもの生理痛のせいです。
吐き気にあくびに涙目。まるで悪阻?こんなんが毎日だったら死んでしまフ。

さて先日、「ココ・シャネル」を観てきました。
オドレイ・トトゥ主演の「ココ・アヴァン・シャネル」とは別物です。
今年はシャネル創業百周年とやらで、シャネル映画が3本もやってきます。
今回見たのは、シャーリー・マクレーン版と言われるもの。
若い頃の話がメインの為、登場シーンは少ないですが、さすがの存在感。
ちなみに、若い頃のシャネル役の人が、なんだかオドレイに似てます。
本物のシャネルは全然違う感じなのに、なんででしょう?

それはともかく、思ってたよりすごく良かったです。
衣装はもちろん、街の感じや時代背景なんかもあわせて楽しめました。
そして一番印象に残った、二つのセリフ。痛い言葉と偉大な言葉。
「君はプライドが高すぎる。君の不運だ。」
「人間は成功ではなく、失敗で強くなるものよ。」
ココ・アヴァン・シャネルと見比べてみたい気がします。



シャネルが帽子屋からスタートしてたなんてね。

ぐるりのこと。

2009-07-12 11:26:52 | 映画

なんせ毎日更新と決めたので、なんとかお題を絞り出してみました。
先日、「ぐるりのこと。」を観ました。じんわり温かい気持ちになれる良い映画でした。
リリー・フランキーの演技や、家族間の揉め事なんかがすごくリアルなのと、本当の優しさとか、夫婦の絆とか、生きていく大変さなんかが詰まっている映画です。
子供を失い心療内科に通う妻が、取り乱して「なんで一緒にいてくれるの?」と夫を殴り、泣きじゃくるシーンがあるんですが、私はなんとなくその時、彼氏に浮気されて、彼氏と私の前で泣きじゃくっていた友人の事を思いだしていました。
それを見て、”私はこんなこと絶対出来ない、羨ましいな”と思った覚えがあります。
こう見えて私はクールな双子座さんなので(笑)、そういうことは絶対無理なのです。
思うにそれが、今までの恋愛がイマイチだった要因の様な気もします。
いつか、こういう深い絆で結ばれた結婚がしたいなぁ。