霧島家日誌

もう何が何だかわからないよろず日誌だ。

第三次スーパーロボット大戦α

2010年07月19日 23時43分38秒 | 社会、ニュース
ごきげんよう諸君、いかがお過ごしかな。祭に参加できなくて傷心の霧島である。詳細はHPの方…ハァ。ちなみに、ここんとこ更新がなかったのはPCフリーズで完成直前の記事が二回飛んだからである。ただでさえ集中力がもたない状態だというのに、すっごい萎えた。

大体、RO起動してると止まるというのがおかしいのである。基本的に、何もしてないのにフリーズしたり電源が落ちるというのは熱暴走が原因である場合が多い。熱暴走というのは、アーマードコアを深淵の闇に叩き落した暗黒のシステムではなくPCのパーツが熱くなりすぎて正常に動かなくなる現象である。

あらゆるものについて言える事だが、ある行動を起こすと熱が出る。我々人間が運動すると汗をかくのは、筋肉が熱を出すからそれを冷やす為である。水分を放出して冷やしているからだ。一種の水冷システムである。これと同じ様に、パソコンは動かすと熱を出す為、空冷ファンやヒートシンクを使って冷やしておる。まぁ世の中にはこんなんもあるがな。

しかし、今回の場合その可能性がどうなんかと言われるとよくわからん。PC各パーツには温度計がついており、それを表示させるソフトというのがあるのだが、それを見てみたところ各部品ともに20~30度程度で暴走するほどではない。まぁグラフィックボードが常時80度前後だが、うちはHD4570でありアレはそれがデフォって設計になってる為、特に問題ない筈である。今まで組んでから一年以上、基本24時間つけっぱなしだったがその温度で問題なかったしな。

しかしそうなると何が問題なのか全くわからん。取り敢えず、(1)ROを起動している場合はたまにフリーズする、(2)ROを起動せず24時間以上つけっぱでもフリーズしなかった、という結果からROがある程度関係している事は確かなのだが…謎としか言えん。爆熱グラボって事でもうHD4570が駄目になってるって可能性もあるがな。

一応、もう一度我がPCの構成を晒しておこう。

演算器:Intel i7-965 (3.20GHz)
メモリ:CORSAIR TWIN3X2048-1333C9DHX G (2Gx3)
主基盤:GIGABYTE EX58-UD5
映像板:GAINWARD RADEON HD4570
電源:CORSAIR CMPSU-1000HXJP(1000W)
画面:三菱 VISEO MDT243WG(24inchi)

そんな訳で、後は任せたぞ、店長!or2=3



さて、掴みはこれぐらいにして、今日は第三次スーパーロボット大戦αの話である。最近、ゲームについてはこれをやっておる。まぁやってるって言ってもちょこちょことだがな。

スーパーロボット大戦と言うと聞いた事のある人は多かろうが、やった事のない人も多かろう。まぁ要するに、色んなロボットアニメ(たまにゲームとか漫画からも参戦するが)を一つの世界観に投げ込んで共闘して楽しむゲームだ。だから、ガンダムとマジンガーZが肩を並べて戦ったりする。

今作はα、α外伝、第二次αと続いてきたαシリーズの完結編である。前回の記事に書いた通り完結編というのは判りにくいという宿命を背負っておる訳だが、寺田プロデューサーは小島ほどカッコよくない(常識があるとも言う)為、新規切捨てはしておらん。今回は、シナリオ進行中に出てくる固有名詞の意味をいつでも簡易辞典で参照できる様になっており、旧作をやっておらん人でもなんとなーく意味が判る様になっておるのだ。

それでもやっぱり、第二次αかαのどっちかをやっておくにしくはないがな。本当なら両方やってからが望ましいが、100時間ぐらい必要なゲームシリーズである為、予習でやるならどっちかだけにしておいた方が正解だ。

ん? 外伝?

いいよ、やんなくて。



まぁ強いて言えば、ロリコンにはいいのではなかろうか。くるみ割り人形(一番ラストの攻撃)のカットインとかやりすぎだろうスタッフよ。私は魔装ロリキャラはミオ派だから別にいいけどさ。つうかカットイン寄越せやゴルァ


話が逸れた。で、第三次αである。大体の話をすると、初代αでは、地球圏内でゴタゴタしてたら実は地球ヤバイ超ヤバイな事が判明。と言うのも、宇宙ではこの銀河系内だけでも千個艦隊(一個艦隊=宇宙戦闘艦500万隻程度)以上が稼動するゼントラーディ軍、それと同規模のメルトランディ軍が大戦争中なのである。

で、それに巻き込まれたゼ=バルマリィ帝国っていう銀河帝国は周辺星系の星々を制圧。そいつらに服従or絶滅を迫り、服従した連中には帝国の尖兵として代わりに戦争させてる。ちなみに、キャンベル星(コン・バトラーVの敵対異星人の星)やらゼーラ星(同じく大空魔竜ガイキングの敵)は殆どがその傘下に入っておる。

が、それでもここ百年ぐらいでゼ=バルマリィ帝国の敗勢が濃くなってきた。そんな中帝国が目をつけたのが地球であった。地球人は好戦的で戦闘力に優れた人間が多い上、軍事技術だけが飛躍的に発展してるからってのが理由だが、何せスパロボだからな。ゲッターシリーズを動かすゲッター線は生命体を進化させるエネルギーだし、ライディーンは古代ムー大陸で作ったロボット、エヴァに至っては超大型人造人間だ。

それらを動かす人間にしたって、ガンダムシリーズの人間は当然ニュータイプな奴が多い。ニュータイプについての定義は色々あるが、wikiによれば「人並み外れた直感力と洞察力を身につけ、並外れた動物的直感と空間認識能力を持ち、独特のサイコウェーブ(脳波)を発する」らしいし、オリジナルキャラ連中は念動力を持ってる。ライディーンの人間は超能力をもってたりするし、ゲッターのパイロット連中、特に竜馬なんかはゲッター線に選ばれた人間だ。

興味を持つなって方が無理だな。

そんな訳で地球にやってくるゼ=バルマリィ帝国と愉快な仲間達。地球圏にまで波及してくるゼントラーディとメルトランディの大戦争。そんな中地球は何をしておったかと言えば、何せガンダムワールドベースなのが通例である為、地球人同士で戦争ばっかしてた。

異星人対策をしておったのはコン・バトラーやらのスーパーロボット勢、対異星人部隊として編成されたSDF第零艦隊(但し冒頭で殲滅される)、南アタリア島のマクロス勢(但し地球外脱出部隊)、後は地球連邦を半ば見限ってるオリジナル勢ぐらい。

そんな状態でも主人公達は仲間を集め、地球の阿呆人間を殴り倒したりしながら地歩を固めてゼ=バルマリィ帝国の先鋒部隊を撃破。ゼントラーディとメルトランディを文化の力で撃退し(マクロス参照)。いよいよ帝国本隊(とは言っても第七艦隊だけ)との決戦という前に㌧でもないものが現れる。

宇宙怪獣である。

名前が非常に残念なこいつらだが、実際個々の戦闘力は大した事はない。しかし恐るべきはその数で、同時に確認された数は(原作の設定では)最大で百億。この時は太陽系十三番惑星雷王星に現れたが、偵察員によればこいつらが多すぎて宇宙が見えない状態になり、視野は宇宙が3、宇宙怪獣が7だったというからさぁ大変。

しかもこいつら、意思というものがない。どうやら人類という名の銀河に湧いたバクテリアを駆除する免疫みたいなものらしいのである。しかも対象は人類と言うよりあらゆる知的生命体で、ゼ=バルマリィ帝国もゼントラーディよりこいつらへの対抗手段を模索してた事が判明。

最終的に、SDF第零艦隊旗艦ヱクセリオンを雷王星宙域で自沈させブラックホールを作って宇宙怪獣を吸い込む作戦を決行。その直後、主人公側の協力者シュウ・シラカワによって誘い出されたゼ=バルマリィ帝国第七艦隊本隊と遭遇、決着する。

ここまでがαだな。一方第二次αでは、ゼ=バルマリィ帝国は一切出てこない。これは第二次αが第三次αに向けた中間的な内容、まぁつまりマトリックスで言えばリローデッド、スター・ウォーズで言えばEP5帝国の逆襲である為で、帝国監察軍第七艦隊壊滅後の地球での動向が主な内容になっておる。

第二次αは色々な内容が同時進行する為説明が難しいのだが、第三次αに繋がる内容だけ拾うとまずスーパーロボット勢の敵が総出演で襲ってくる。どうやらαで地球を攻撃してた異星人勢力は第七艦隊管轄だったか何からしく、ゼ=バルマリィ帝国の軛から逃れた連中は地球への本格侵略を開始。

又その一方で、地底から地球の覇権を狙う邪魅大王国(鋼鉄ジーグの敵)やらミケーネ帝国(グレートマジンガーの敵)も一斉蜂起。更に、αではクワトロ大尉として大人しくしていたシャアも地球人に絶望してネオジオンを結成、地球連邦に反旗を翻し地球圏は大混乱に陥る。

又、第三次αで話の鍵を握るガオガイガー勢は第二次αからの登場。こやつらの敵ゾンダーはゾンダーメタルというのを人間に埋め込むのが目的なのだが、非常に珍しい事に彼らの目標はボランティアである。

と言うのも、ゾンダーメタルってのはストレスをエネルギーに変える結晶体で、ゾンダーの目的はストレス社会を明るい未来に変える事なのである。

ただ、ゾンダーのマスタープログラム(親玉)はどれだけ処理しても延々と湧いて出てくるストレスエネルギーにいい加減嫌気が差し、機械になればストレスなんて感じないんじゃね?とか逆転の発想をしてしまう。で、ゾンダーメタルを開発した紫の星、そのお隣の緑の星、赤の星を全部機械生命体にしてしまう。そしてこの宇宙には他にもストレスに悩む生命体がいるに違いない!ということでボランティアをはじめてしまうのである。

第二次αで送り込まれ、そして殲滅されるゾンダリアンはゾンダーの中でも決して下の方ではなかった事もあり、第三次αではマスタープログラムの皆さんが直接やってくるから世の中大変である。正確には、マスタープログラムが分裂した原種って奴だが。

終盤、地底勢力はゾンダーと同様ほぼ完璧に潰される。一方異星人とは殆どの場合和解が成立する。これは大抵の場合、異星人側の強硬派が無理に地球侵攻を指導してたからである。まぁ地球連邦も大概だが。シャアはシャアでアクシズもしくはオルファン(巨大遺跡)を落とそうとするものの、原作同様阻止される。

で、全部の敵対勢力を叩き潰した後、最後にガンエデンってのが出てくる。これについては…まぁ、説明しない方がいいな。ネタバレになるし。

ん? 今まで散々ネタバレしてきたろって?

いや、今まで語ってきたのは第三次αの簡易辞典じゃここまで判りやすく書いてくれてないんだが、ガンエデンについては非常に詳細に書いてあるからあんまり気にしなくていい。封印戦争(第二次α)のキモだしな。


まぁ大体こんなところか。これぐらい押さえておけば、何も知らずに第三次α初めても大丈夫だと思う。まぁそれでも、αか第二次αで予習しておくのをお勧めするが。




なんか一万字までじゃボケって言われたからその2に続く。