日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

9月になっても

2024年09月04日 | 2024能登半島地震

ニュースでは能登半島を巡るツアーが報じられていた。能登空港から珠州や志賀町を廻るツアー。すこしでも観光を再開して欲しい。最初に想定した枠より多い参加希望があるそうだ。

 

朝9時過ぎ、静岡のある教会の教会員だという方が来られた。以前、釜土達雄が特別伝道礼拝として説教奉仕をしたことのある教会だ。牧師の顔を見て、教会の被害を見て帰られた。本当はもっと前に来たかったけれど…とおっしゃりながら。

 

午後、京都府の教会からお菓子が届く。ここも以前釜土達雄が伝道礼拝に行った所。添えられた手紙には、「被災地の教会には連絡しないでと」中部教区が言っているので遠慮していたこと、訪ねるのはいけないけどそろそろ手紙ならいいかと思って送りますという事が書かれていました。

 

9月になっても、「被災教会に連絡しないで」、か。

 

今後のために繰り返し言いたい。

連絡なかったら見捨てられている感じになります。自分はまあ耐えられますが、

もし赴任して2、3年目の牧師家族だったらと思うとゾッとします。孤独に耐えられないと思います。

 

現地委員の視察?は1回だけ。会議の報告もない。新しい委員会の人も訪ねて来ない。書類審査なのかな。

最近改めて、熊本地震や阪神淡路大震災や東日本の記録をながめてみたのですが、いろんな教会間の来訪の報告がある。私は動いてないけれど、釜土達雄でも神戸にも東北にも行っていた。

 

「行かないで」というより「行かない」でいい、になっちゃった事がとても悲しい。これが先例になってほしくないので、

繰り返し書きます。

「被災地に連絡しないで」と一度書いてしまったらずっと消えません。どこかのタイミングで「もう連絡してもいいよ」を書いて欲しかった。

 

とここまで書いても、委員の人も教団災害担当もこのブログを読んでないので届かないだろうな。要は無関心なのかと……

 

すいません。愚痴っぽくなりました。このささやかなブログを見てくださっている方からはずっと支えられてきました。祈りを寄せてくださっている方がいることを感謝しています。

 

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