小説書いてます

小説を書くことで、自分と違う人間になれるのを楽しんでいます。

ついに力尽きた女郎蜘蛛

2011-01-07 | 蝶と昆虫

雪にも雨にも風にも負けずフエンスで頑張っていた女郎蜘蛛、今朝雨戸を開けると死んでいた。

みぞれの降る日、微動だにしないで風雪に耐えています。なんでそんなにストイックなの? 雨露がしのげる軒下に移動すれば、少しは暖かいかも知れないのに。

昨日も朝から雨、牡丹雪、霰とバラエティーに富んで降っていました。 それでも口の辺りに一杯水を溜めてじっとしています。 あなたを見ると寒いなんて言っちゃあ申し訳ないような気になるんだよね。 

夕方、雨戸を閉めに行くと、ソロリソロリと下の方に向かって動いていた。 やっと雨露のしのげる場所に移動する気になったのかと、ホッとしていたら、今朝見てみると死んでいた。 暖かくなる春まで頑張れって応援していたんだけれどね。 なんだか寂しいよ。