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これで「かんぽの宿」はオリックス?

2009-06-13 00:14:39 | 日記・エッセイ・コラム

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 鳩山総務大臣の辞任は事実上の更迭だ。
 鳩山前総務大臣は、なぜ、西川氏の社長就任拒否にこだわるのか?という声が与党の幹部達から出ていたが、むしろ、幹部達が
Photo  「なぜ、西川社長再任にこだわるのか」聞きたい。
 西川氏を続投させると、なにか良いことがあるんだろうな。あるいは、良い目にあっていたんだろうな、と思えてしまう。見返りは、どこからだろう。
 民間会社になったと言っても、国民の税金で作り上げた莫大な資産の運用にかかわる会社だ。
 「国(政治)が口を出すべきでない」などの意見を聞く度に、郵政民営化を進めてきた政治家を怪しく、うさんくさく見てしまう。
 莫大な資産が民間に流れ、かなりの部分が外資であると聞く。政府が口を出せないということは、国民が全くチェック出来ないということだ。そう言いながら、政権は、所轄大臣の首を切り、西川社長再任に力を発揮する。
 「三顧の礼で迎い入れた社長を、簡単に切るわけにいかない」の弁もおかしい。迎い入れた社長が、その器量でなかった。超一流の人材でも、国民の莫大な資産を任せる人物ではなかった。「かんぽの宿」問題でも、責任を取るべきだ。これが鳩山氏の主張だ。
 「指名委員会の決定を政府が覆すのは、不当な介入」と言われ、批判を浴びたとしても、所轄大臣が、自身の責任で判を押さないと言っているのだ。
 郵政会社を、すぐ黒字経営とすることだけに、自分の存在価値を求めている社長の経営手腕が本当に必要なのか?
 麻生さんは、鳩山さんに「西川さんが謝る」と持ちかけたそうだ。「大臣の椅子か?信念か?」あるいは「俺に従うか?更迭されるか?」の踏み絵を踏ませたのだ。

 政府が管理・監督できない民営郵政事業で、成功している国って、あるのだろうか。
 未だに、郵政民営化を改革の砦などと叫ぶ政治家。小泉改革のまぼろしだ。

 鳩山辞任で、「かんぽの宿」大安売りの再開。しかも、特定の会社に有利な形で資産を投げ売り。売り先に大もうけをさせ、ハゲタカ外資が笑う仕組みの復活が、心配だ。
 鳩山前総務大臣は、中央郵便局の建て替えで、ちょっと勇み足の印象を持たれたが、「かんぽの宿」問題では、絶対の支持を得ていた。この数日、辞任・更迭を心配していたが、反面、これで自民党の選挙が大負けになるだろうから、そこを期待してみようという気になった。

 一方の民主党。
 岡田幹事長の「子供のけんかだ」とする談話。この人も、なんて下手なんだろうと思う。「どちらも分からない事を言い合っている」という意味になる。
 郵政選挙の時、代表だった岡田氏は、郵政民営化反対で自民党から割って出た新党に対して、「相手にしない」ようなことを言っていた。もう少し「民営化の問題点」を取り上げる材料に使えば良いのに、案の定、あれで、小泉魔術の「改革か、後退か」の叫びに、蹂躙されてしまったのだ。「敵の敵は味方」が、戦法として使えない。まじめすぎるのか、融通が利かない。
 これでは、西川流経営(資産の投げ売り)に抵抗できない。  


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