長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

2020年代に自然エネルギー発電を20%に

2011-05-26 08:56:49 | Weblog
菅総理がOECDに出席し、日本のエネルギー政策について、発電量全体に占める自然エネルギーの割合を20%にするという目標を掲げた。
例によって、国内で議論を積み重ねて出来た数値ではないものを、外国で宣言するというやり方である。
この目標が達成される頃には、菅総理は内閣にはいないのだから、言ったもの勝ちではないが、高い目標だけ掲げればそれでおしまいである。
もし実現されれば、菅総理の宣言した目標どおりに達成されたということになるし、もし達成されなくても、目標は目標だということですんで仕舞う。
そんなことより、スイスは原発をゼロにするといったように、もっと目先の原発をどうするかをはっきりしたほうがよい。
浜岡原発でさえ、一時停止したけれど、その後どうするかは、明確な方針は立っていない。


布川事件と原発事故

2011-05-26 08:55:58 | Weblog
何でも布川事件というのが43年前にあり、強盗事件として2人が逮捕起訴されたが、先日無罪になった言うものである。
ここで、布川事件についてどうこう言うつもりはない。
原発事故も何年か経ったら、東電は無罪、賠償責任無しということになるようなことがあるだろうかとふと考えた。
自民党は現在野党であり、原発関連の法律を作ったときに、例外規定を設けた当時の与党である。
ところが、現在は野党であるため、原発事故は未曾有の大地震が起きたためであり東電に過失はないとまではいえない。
しかしながら、何年か後に、もし自民党が政権与党となったときに、例外規定を適用して、東電に責任はなく、賠償金は返済するというようなことが起こらないだろうか。
政治の世界というのは、何が起こるかわからない世界だから、まったくありえないような話でもつい心配してしまうのである。