コンビニ経営相談室「あかり」

気がついたら全てを喪失、それがコンビニオーナー。加盟を阻止し、脱退を支援します。コンビニの経営の現実をお知らせします。

誇張なのか虚偽なのか?「5年で5店舗経営」

2014年09月25日 19時33分37秒 | 日記
ローソンのホームページからは、今は消えているが
ネットを見ていると、どこからでもでてくる。
このオーナー募集のキャッチコピー。
可能性があるのかどうか?
 
日本FC協会の資料によると
(ローソンのHPからはグラフになっていて新規出店数はわからない)
 
ローソンの新規に営業を開始した加盟者の店舗数  店舗数の増加
2011年  542               463
2012年  724               673
2013年  734               476
となっている。
 
店舗数増加には、CVSベイエリア、 サンクス富山、南九州サンクスもはいる。
圧倒的に少ない店舗を、新加盟者、MO、複数店舗経営希望者
数の少なさを契約途中修了者、契約更新されなかった店舗数が埋める。
 
      契約途中修了加盟店店舗数     契約更新されなかった店舗数
2011年  164               126
2012年  165               108
2013年  249               138
 
新規に営業を開始しした加盟者の店舗数と言う表現が、非常にあいまいだが
サンクスからの鞍替えを除くと毎年300店舗ほど。
5年で5店舗と言うキャッチコピーで加盟する加盟者が、
700名いて今期2014年出店目標数が500店舗であれば、2店舗目をやれる確率は
ゼロ以下と言うことになる、中途修了者、契約未更新店舗をいれてもほぼゼロ。
契約途中修了者になる確率もたかい。
特に今のコンビニ経営者には、熟練しないと経営が難しい。
だから本部もMOに店舗を優先的に店舗を渡す。
新規加盟して5年で5店舗経営できる加盟者は、限りなく「0」に
ちかい。
本部は実例を示してこの広告の信憑性を証明して欲しい。
誇大広告というより虚偽広告だと思う。
販促の世界では、ある程度の誇張は許されるが、虚偽は
許されない。
公正取引委員会も責任を問われる。
 
 
「ローソンマート」2016年度末までに東名阪を中心に新たに500店舗を出店いたします。

「ナチュラルローソン」現在の117店舗から5年後に3000店舗へと増やす。
誇張というより、虚偽。
証券取引等監視委員会の行政処分の対象にならないのか、不思議だ。