盆の入りですね。
本来の盂蘭盆は旧暦 7月15日で今年だと8月10日だったのですが、通例として8月の13日を迎え火
16日を送り火として新暦の8月15日をしているようですね。
今日も仕事で出かけましたが、道路がやたら空いていて「おっ!そうやん、お盆やねんやん、少な!」
ほぼ1時間かかるところが40分かかったかな?
帰りもそうでした。
でも帰りのカーラジオのニュースを聞くと『関越道で一時は60Kmでした。』と聞いてびっくり
まあね旅行やレジャーは別として、そこまでしてでも帰省したい故郷があるんですよね。
僕なんか大阪市内だったので帰省という意識もなかったし、30分もあれば行き来できたから連日行っても
泊まらずに帰っていたし、父が亡くなってからは住む人も居なくなって売っちゃいましたからありません。
いつもコメントをくださっている「すーサン」は今日から静岡の実家に帰られました。
ご両親とお兄様一家の元へ。 いいなぁと思います。
もちろんご両親は高齢なんですけど、帰ったら居てくれるというのは幸せだと思います。
浄土真宗という宗派は全て南無阿弥陀仏と言うように亡くなった人はお浄土の阿弥陀様の下に行き、
護られているのでお盆であろうが彼岸であろうが現世に帰って来るなんてことはあり得ない宗派。
僕たちは自分に言い聞かせるために自らお経を読みます。
ウチがご先祖をお祀りしているので土日(今年は16日17日)は親戚が集まって来るので一応、普段より
立派にお供えをしたりします。 見栄ですかね?
それ以外は明日も明後日も仕事。
先日の大雨や台風で雨漏りした2軒の家からSOSが来ていたので補修に。
あ、元々はウチが建てた家ではありません。
そんな家を建てているなんて勘違いされたくないので
そんなこんなで奈良県のお盆の楽しみは どさくさ餅
「盆の14日のどさくさもちは、遣(や)らな腐るし、遣りゃ惜しし、惜しし、惜ししの小豆餅」
と歌われたぐらいで、昔は大変おいしいおもちだったと伺われます。
だんごの餅で、あんこをつけてお盆にご先祖さまにお供えするものです。
昔はいろんなお供え物と一緒に、「どさくさもち」も竹の皮に包んで川に流したらしい。
僕は食べま~~~す。
とても美味しそう。
もうちょっとだけいい名前をつけてもらってもかまわないのではないでしょうか(笑)
うちは、一番あれこれの多い浄土宗です。
でも、我が家流ということで、じいちゃんばあちゃんと家族がよければそれでいいかな~と、毎年過ごしています。
渋滞、混雑とはどこの話???という帰省でした。
お盆の忙しい中、ぱはっと作ってどさくさに紛れて食べたといわれるのですが、上新粉で団子を作り餡も手間のかかる漉し餡が本物と言われますから、きっと語源はもっと違うところにあったように思います。
吉野郡大淀町あたりの風習だったようですが、今は和菓子の「吉方庵」サンと「おのえ」サンで販売されているローカルなものです。
おなじ南無阿弥陀仏でもいろいろ違いがありますね。
浄土宗総本山の知恩院さんや系列のお坊さん達を存じておりますがナカナカ厳しい戒律があるようです。
ウチはリラックス~な宗派で良かったです。
それは良かったですね。
関西ではこのお盆期間中お天気がすぐれなさそうです。
行かれている間に富士山、望めますかね?
こちらも午前中は雨で昼前に上がって日が射してきたら
メッチャ蒸し暑くなりました。