東京・浅草に浅草むぎとろと言う店がある(らしい=実際に行ったことはない)。
浅草、駒形橋のたもとに80余年に渡って暖簾を構える老舗で、日本の味、日本人の味であるとろろ料理を主に御膳や懐石料理を出す料理店だという。
昼の懐石で6300円~というから上京しても庶民がちょっと寄ってみるには敷居が高い。
昨秋に江戸へ出張した人から とろりんとう なるものを土産に頂いた。
女将さんが、とろろを使用したお菓子を作りたいという思いから、当初考えたのがかりんとうだったそうです。
かりんとうと言えば油菓子の 代表ですが、そのつなぎとしてとろろを使えば柔らかい、変わった食感のかりんとうができるのでは?と思ったのだそうです。
柔らか食感を実現しようとすると形が崩れたり、形を維持しようとすれば柔らかさがうまく出てくれない等の苦労が あったそうですが試行錯誤を重ね、ようやく世に出たのが“とろりんとう”(とろろとかりんとうをもじって命名)です。
150g/1袋入っていて525円。 これなら庶民でも手が届きます。
江戸から帰省した長男に「帰省土産を悩むくらいなら、コレをリクエストする。」と事前にメールをしていたら、簡単に買ってきてくれた。
もちろん、これだけでは物足りないので、これに北海道十勝産の小豆を使用したしっとり柔らかな食感のかりんとう「 とろりんとうあずき 」と、上質のもち米にとろろを合せた柔らかでしっとりとしたぬれおもちも「 三代目 」をセットで(各525円) 。
とろりんとうあずき 三代目
そんなに嵩張らずに軽いし、値段も手ごろ(だと勝手に親は思った)。
全国あちこちに『ぬれおかき』という品物はあれど、ベチャッとした感覚がキライと言う人も
この三代目はモチッと感がホリュームがあって良いのではないだろうか。
オンラインショップでも購入できるのだが、これは土産にもらうもの。
送料を払ってお取り寄せするのは忍びない。
世の中スイーツ流行のご時勢ながら、日本の緑茶に良く合うおやつだと思う。
それにしても江戸庶民は「かりん糖」好きなんですかね?
お土産に「胡椒・七味・ネギ味噌・牛蒡…」味のかりん糖を買ってきました。
「とろりんとう」、次の目標にします!
大阪で言うと環状線・弁天町か大正から阪急・淡路に行くようなものですもん。
そらタマに行くのにそんな距離を移動するのはもったいないですやん?
原宿やら表参道の方が近くて早くて、アタイ等みたいな田舎モンのお上りハンは第一目的地の近場の街並をキョロキョロするほうが性に合うてますねんて。
江戸での乗り換えは大阪みたいに簡単には行きまへんねんで。
平行移動にとてつもない階層分の垂直移動をせんとあきませんもんね。
今度行かはる時は、案内人に連れていっておくなはれ。
もっとも、春高バレーやらで初戦、二回戦、三回戦と勝ち進んでいったら、江戸見物とは行きまへんけどねー。