今年は6日が啓蟄。 柳の若芽が芽吹き蕗のとうの花が咲く頃で虫が動き出す。
去年は異常に寒くてとてもそんな温かさはもっと後でした。
奈良の盆地は雨も少ないのであちこちに溜池があり、冬の間に水を抜いたりして
保全されるのですが、そろそろ川からの水も入れられて行きます。
そこで出てくるのがコイツ
ユスリカです。
幼虫の時は池や川の底の泥に棲んでいて、蛹になって数時間から数日後に成虫と
なって飛び立ちます。
いわゆる「蚊柱」の蚊なんですがメスもオスも血は吸いません。
ちゅうか成虫は口がないんですね。三日ほどで死にます。
今年は既に発生して来ました。
花粉でヘロヘロになっているのにこういうヤツが発生してくると凄く鬱陶しい。
刺されることは無いけれど、洗濯物についたりするだけでなく家の出入りにも
付いてきて部屋でも飛び回るし、羽音が気持ち悪いし。
難儀です。
今日はかなりの雨と強風が吹き荒れました。
花粉もユスリカもちょっと少なくて済みましたが、初夏の頃まで悩まされます。
私は寝ているときに
くしゃみ4連発で目が覚める、という
かつてない花粉症の有様です。
何かに障ると咳が止まらなくなり汗だくになるほど疲弊します。
ああ、春はいつしか好きではなくなっています。
午後からは特に風も強くて横殴りでしたね。
今年は量が多いのもあるけれど、毒素も濃い感じがしますね。
ウチは夫婦でアウト!な季節。 長男夫婦もダメージ大なようです。
農業用水や小さな疏水などの沿線で多いみたいですね。
外壁にもビッシリ、壁紙やカーテンに止まっている姿にゾッとします。