荒行で知られる比叡山の「千日回峰行」でも最大の難関の「堂入り」というのがあります。
大津市の比叡山・無動寺谷の明王堂に9日間籠もり、食事と水を断ち、眠らずに不動明王の真言を
10万回唱え続けるというもの。
8年ぶりで、戦後13人目の「堂入り」が天台宗総本山延暦寺善住院の釜堀浩元住職(41)によって
始まりました。
1000日間で地球1周にあたる4万キロを歩きます。それも比叡山の人通りの少ない山道をです。
堂入りは700日目から始まり、終了すると「当行満阿闍梨(とうぎょうまんあじゃり)」となり、不動明王の
化身として信仰の対象となるのです。
まず並の人間では無理。 僕のような「根性」とか「努力」なんて縁のない者は絶対にダメです。
5月3日から9月3日までの4ヶ月間を行の期間と定め、その間は雨が降ろうが、嵐が来ようが、どんなに体調が悪かろうが1日48kmの山道を16時間かけて毎日歩き続けなければならないのです。
平成11年に奈良・吉野・大峯千日回峰行を満行された慈眼寺住職の塩沼亮潤阿闍梨の修行姿を
テレビのドキュメンタリーで見た時は、もう生きている人の姿とは思えませんでした。
それにひきかえ ・・・
短い人生を同じ生きるなら出来るだけ気楽にと決め込んでる僕は
ネタが無いので先日のフラワーフェスタのダリア画像で誤魔化しちゃおうと思います。