人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

千字文 (そのNO.31)

2023-04-21 12:48:06 | 篆刻
本日、ブログアップで全体の155/250にてざっと6合目というところです。



例により徽宗の書から。



宣威沙漠  武威を辺境の砂漠にまで及ぼし
      沙漠は匈奴族の住む遠隔の地
      
馳譽丹青  絵に描かれて栄誉を後世に伝えた
      丹精*赤と青の絵の具
      昔は名将の功績があると、全てその姿を絵に描いたという

九州禹跡  中国を九つの州(くに)に分けたのは禹であり
      禹王は治水工事をし、国土を整理して全土を九州に分けたという

百郡秦幷  百郡の大きさの中国を統一したのは秦である
      幷*(へい・ひょう)8画の漢字、ならぶ、あわせる意

嶽宗恆岱  山は恒山(こうざん)と泰山を貴び重んじ
      五嶽は恒山、泰山、華山、衡山、嵩山(すうざん)

     
禹王は伝説上の人物、およそBC2千年前の夏王朝の王。
地水で有名で日本でも碑があるそうです。


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