RCJJ(RoboCupJunior JAPAN)の関東ブロックのHPに
【ブロック長】Virtual RoboCup Asia-Pacific 2020のご案内
という記事が掲載されていました。
まあ、普通に読むと・・・ジュニア・ジャパンから 今年のRCAP(RoboCup Asia-Pacific)についての案内が来たので、掲載しました・・・
(でも、ジュニア・ジャパンのHPにも、RCJJの各委員会のブログにも掲載されていません。)
まじめに、広報しているのは、関東ブロックだけですね。(笑)
で・・リンク先は
https://2020.robocupap.org/
さすがに、今年は RCAP も、バーチャル競技だけの開催のようです。
Junior の競技も、たくさん列挙されていますが・・・そのほとんどに
In Virtual RCAP 2020, there will not be actual onsite competition.
と書かれていて、実際には開催されないようです。
じゃあ、(Junior の競技の中で)開催されるのは何かというと・・・
①RCJ RESCUE SIMULATION
②RCAP COSPACE GRAND PRIX
③RCAP COSPACE RESCUE
です。
①と③の違いが良くわかりませんが・・・①は年齢制限が RCJ の General rules に則っているもので、③はもっと広い範囲の年齢宣言になっているもの・・・と想像します。
①だけが RoboCup Junior の正式競技で、②と③は RCAP 特有の競技になりますね。
①~③にも、
In Virtual RCAP 2020, only virtual robot will be used.
という説明が書かれていて、あくまでもバーチャルロボットの競技だけであり、実機ロボットの競技はやらないよ、とのことです。
で・・・ジュニア・ジャパンから案内があった、という話に戻りますが・・・とくに参加条件などはなく、参加したいチームは(ジュニア・ジャパンを通さずに)勝手に申請して、勝手に参加してください・・・ということのようです。(そこがはっきりしない・・・)
まあ、RCAP は、国際的なオープン大会ですから。
ところで、この RCAP 2020 のことは記事になっていませんが・・・ New Rescue Simulation の記事 RCJJ 国際委員会のブログに掲載されていました。
(最初は、「おぅ、たまには、ちゃんと広報しているじゃん・・・」と思ったのですが・・・)
RoboCupJunior 2020 Rescue Virtual Simulation Competitionの案内
いまさらながら・・・読んでみると、いろいろな疑問がわいてきます・・・
RoboCupJunior Rescueリーグでは,新しいシミュレータの開発にともない,オンラインでのシミュレーション競技やワークショップが開催されています。以下から詳細を確認できます。
この記事が掲載されたのは、7月23日です。 New Rescue Simulation 競技のワークショップが開催されたのは6月後半です。だから、「開催されています」・・・は間違いですよね。(ウソはいけません。笑)
というか、その6月のワークショップの前に掲載しないと意味がないのでは・・・
また,すでに実機に取り組んできたみなさんも,よりよいものづくりのために研究者やプロのエンジニアもシミュレータを活用することが当たり前になってきていますし,人命救助のように失敗が許されないミッションでは様々なケースでシミュレーションを重ねて順位,開発をします。このようなシミュレーション技術についても勉強,研究をしてみてはいかがでしょうか。
この文章ですが・・・読んでみると違和感が・・・
「実機に取り組んだみなさん」というのは「レスキューのロボットを作ってLineやMazeに参加したことがある人」のことですよね。で、この文の「すでに実機に取り組んできたみなさん」が主語だと思うのですが・・・述語がどこでしょうか? その文のなかには見当たりません。
おそらく、次のセンテンスの「勉強、研究してはいかがでしょうか」が述語にあたるのではないかと、想像しています。
(「順位、開発」は「順次、開発」の誤字・・・!?)
同じ、New Rescue Simulation 競技の案内の記事なのに、ジュニア・ジャパンと関東ブロックで掲載記事の内容があまりにも違っていたので、違和感が・・・