第3回目は、「競技の終了」です。
競技終了は以下の3パターンがありました。
・競技時間の8分を使い切ったタイムアップ
・チームキャプテンによる「ゲーム終了宣言」
・ロボットがスタートタイルに戻って、探索を終了する(終了ボーナスを得る)
終了ボーナスは、ロボットがスタートタイルを訪れて(ロボットの半分以上がスタートしたタイルに入って)停止して5秒程度経過すれば貰えました。
スタートタイルは必ず銀タイルなので、銀タイルの上で必ず5秒間停止する、というようなズルをしても、終了ボーナスを貰えたと思いますが・・・今回の大会では、そのようなズルをしたチームは無かったと思います。
(というか、上位チームは、ちゃんとしたマッピングでスタート地点を判断していたし、それ以外のチームは、そもそもスタート地点に戻れるような状態ではなかった・・・笑)
上位チームは、毎回ほとんど終了ボーナスを獲得していました。
ただし終了ボーナスは、発見した被災者の数×10ポイントなので、日本大会に比べて被災者の少ない世界大会では、終了ボーナスの有無は50点程度の差にしかなりません。
(しかし、その50点の差が順位を左右するとも言える)
終了ボ-ナスを貰って終了する上位チーム以外の、ほとんどのチームは、8分間のタイムアップまで頑張っていました。
ただ、レスキューBの場合は、競技進行停止をしてもペナルティは無いものの(正式には信頼性ボーナスが減る)再スタート位置は変わらないので、レスキューAみたいに先に進むことができません。 そういう意味では、8分粘ろうが、得点は変わらなかった・・・と思います。 (むしろボーナス点が減っちゃう)