ジュニアジャパンオープン2012尼崎に参加するために、尼崎に行っていたM&Y家族ですが・・・
その前に観光気分で行った場所で・・・私は、ジャパンオープンの競技会なんか吹っ飛ぶような感銘を受けました。
それは・・・人と防災未来センターです。
夜中の移動なので、大阪には3月29日の朝に到着するのですが、会場に入れるのは15:00からということで・・・
M&Y母だけを10:00に会場に、送り届けてから・・・・数時間だけ神戸の観光に行くことにしていました。
MとYと相談して、観光場所を検討した結果「六甲山」に行くことにしました。 そして、もう一箇所がMの希望での「人と防災未来センター」です。
私は、普通に神戸観光というと、「異人館」とか「ポートタワー」とか、を想像するのですが・・・
まあ、子供の希望なので、とりあえず行って見ることにしました。
「人と防災未来センター」は・・・なかなか綺麗な建物でした。
建物には、1995 17th January
入場料も安いです。(中学生のYは無料)
料金からすると・・・きっと大したことは無いなぁ・・・
と、悪い想像しちゃうのですが・・・
最初にエレベーターで4階に行くと、ディズニーランドの小さなアトラクションのような映像を見る場所で・・・1995年1月17日午前5時46分52秒に発生した惨状を迫力の映像で再現してくれます。
別に、床が震えるような作りにはなっていないようなのですが・・・地震の地響きなどが再現され、体の芯から震えます。
もう、大迫力!
神戸周辺のいろいろな地域、鉄道や道路の「その時」を見せて(いや、体験させて)くれました。
降り注ぐガラス、崩れる家、倒れる高速道路・・・
その次は、震災直後の町を再現したジオラマの中を歩きます。
地震で崩れた家、発生した火災で燃える町・・・(もちろん、本当に燃えているわけではありませんが)・・・瓦礫のなかを見学者は進みます。
今度は、小さな映画館似たいな感じで、地震後のドラマを放映・・・
それが終ると・・・3階に下りて展示を見学します。
展示も、結構生々しいものが多く・・・
5時46分で停止した時計とか、つぶれたもの、焼けたもの・・・
とにかく、これまで他人事だった自分が恥ずかしいです。
改めて、自然災害の恐ろしさを確認しました。
もし今回、「人と防災未来センター」に行っていなければ、一生知らなかった思います。
子供たちも、今回の映像や展示を見て、今後何をしなければいけないかを考えるようになったようです。
本当に素晴しい内容でした。
時間がなくて、最後の方を早足で見たのは勿体無かったです。
本日の朝は09:00に会場入りなので、ちょっとだけ寝坊ができました。
マンションで朝食を食べて、コンビニで昼食のオニギリを買って・・・
セプター君に全ての荷物を積み込み・・・駐車場のカギを返してチェックアウトしました。
もう、2回目なので、高速道路の車線変更も問題ありません。
知っている道だと、快適に運転できますねぇ。
マンションを出たのは08:00を過ぎていましたが、やっぱり08:30には到着しました。
またまた、M&Y母だけを先に下ろして、他の3人は車の中で時間つぶしです。(笑)
09:00前になったので、必要な荷物だけを持って雨の中を歩きました。
本日は、3回目の競技です。
そう、後たったの1回だけ・・・
昨日までの成績ではM&Yは1位でした。
昨年の悪夢再び・・・にならないように祈ります。(笑)
競技は、12:10分からはじまりますので、11:30までは練習可能です。
本当は、レスキューAの競技を全員で見て・・・その後にレスキューBの競技を全員で見る・・・という筋書きのスケジュールなのですが・・・子供たちがそのような誘導に乗ってくれる訳はなく・・・どのチームも直前まで練習(調整)していました。
・・・という状況の中・・・M&Yの二人は、練習もせずにロボカップ仲間と楽しそうに話をしています。
もう、諦めたの・・・!?
ムダな調整をせず・・・電池容量の温存だそうです・・・
早々と昼食のオニギリを食べに行きました。
(胃がキリキリ痛む、私を置いて・・・)
さて、3回目の競技ですが・・・
競技順は、先日までの成績の良いチームが順番を指定できます。
つまり、M&Yは最初に好きな順番を指定できました。
M&Yが指定した順番は「5番目」です。
何で!?
深い意味は無いそうです。
単に、遅い順番だとドキドキする時間が長いので、真ん中よりちょっと前くらい・・・という判断だそうです。
M&Yの競技順が近づくに連れて、なにやら観客が多くなってきました。
あ~、観客が多いとプレッシャーになるなぁ・・・と心配していましたが・・・
そのプレッシャーを増長するように、館内放送で
「いまからレスキューBでM&Yが競技をします。 このチームは世界大会にも何回か出場しており、昨日までの成績もダントツで1位です。 是非、競技を見てください・・・」とか、言っていたので
やばいなぁ~
と思っていました。
隣でM&Y母が「北原先生、あとで絞とく・・・(笑)」
競技時間になると・・・すぐにロボットをスタートさせずに調整を開始しました。
なんだかよく判らないけど、被災者の温度を測りなおしたようです。
(競技前の調整で時間を浪費して、結局ダメダメだった、昨年の悪夢が・・・)
しかし、すぐに得点走行を開始しました。
折角来てくれた観客には・・・ロボットがどこに居て何をしているのかも、良く見えなかったと思いますが・・・スタッフの一人がMCをしてくれたので、多少は良かったかと・・・
部屋1はすんなりとこなしました。
凶悪な、部屋2でも・・・ロボットは自分のミッションを淡々とこなしてくれたようですが・・・1人の被災者を発見できずに置き去りにしました。
その後は、傾斜路を上り部屋3へ・・・
部屋3では、斜めに置かれた大きな障害物でどうなるか・・・一発勝負です。
しかし、ロボットはちょっと斜めになったものの、なんとか復帰しました。
さらに、斜めの2連スピードバンプでどうなるか、ドキドキものでしたが、何もなかったように進みました。
最後の被災者の前で回転したにもかかわらず・・・その被災者を発見できなかった時点で・・・
Mは「リタイヤ」を宣言しました。
結局、240点満点で200点でした。
この時点で、メキシコ行きの切符は手に入れました。
まあ、被災者を何人か犠牲にしたけど・・・ダメじゃん!
よくやったと言っておきます。
全ての競技が終ったあとに・・・やっと昼食のお弁当を食べました。
後は、片付けをして、口頭プレゼンを見て、ロボカップ仲間と騒いで・・・
表彰式でのMとYの写真を撮って・・・
表彰式では北原先生の話は長いなぁ・・・
世界大会参加チームを集めた後の野村先生の話も長いなぁ・・・
とにかく、後は帰るだけです。
家に帰るまでが遠足です。
(4月1日に入学式があるMだけは、表彰式の後に先に新幹線で帰りました。)
会場を出たのが18:30頃・・・
まずは、全ての荷物を車に積み込み・・・レッツラゴー
と・・・M&Y母の携帯電話が着信し、「お土産を渡してないので待ってて!」という電話が・・・
ぎりぎりセーフ!
駐車場から出たところで、車を止めてお土産を待機します。
高速道路の入口でセプター君のガソリンを満タンにしました。
思い残すことは無く、一路東京に・・・
とにかく、東を目指します。
昨年のGWは途中で大渋滞のところがあったので心配していましたが・・・いまのところ大渋滞は無いようです。
とにかく、行けるところまでは行こう、と考えて高速道路をひた走ります。
とりあえず、最初に休憩したのが滋賀県に入ってから・・・そこで
「あ! お土産を買っていない!」
ということで・・・時、既に遅しですが・・・関西らしきお土産を買いました。
ギリギリセーフ!
いやっ、微妙にアウトか!
あとは、ひたすら東京を目指して走ります。
凄い風だったので、たまに風であおられてふらふらしたりしましたが・・・
途中で一時間だけPAで寝ましたが、それほど疲れが出ずに
東京の自宅には01:30には到着してしまいました。
往路は、休み休み来たので10時間ほど掛かりましたが・・・
復路は寝た1時間を含めても8時間で着いちゃいました。
とにかく、終りました。
おやすみなさい