小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

温泉施設の値上げ通告:

2015年04月30日 | 社会戯評
温泉施設の値上げ通告:
何でも、東御市の官側としての出資があるから、議会での条例改正を行わないと値上げが実施出来ないらしい。それにしても、一体全体、当初の建設時の採算計画は、どうなっていたのであろうか?それこそ、Before & Afterを情報開示して貰いたいくらいくらいである。もともと、市の医療関連の費用の抑制効果もあるからと云うことで、温泉施設とスポーツジムや健康教室や水泳教室をプールと共に、安い料金で、提供するという目的で、設立されたと聞いていたが、、、、、時間の経過と共に、理想と現実は、どんどん、乖離していってしまったのであろうか?利用者の大半である老人達は、不満タラタラである。何せ、月額料金が4000円から、6500円へと値上げされるわけであるから、おまけに、プールは、無料から、一回200円を支払わなければならなくなる。二段階の値上げではなく、一挙に、相当な値上げだから、累積赤字も相当、深刻なのではないかと類推されよう。利用者の側では、損益採算分岐点が、1回500円だから利用日数月8日から、13日に跳ね上がってしまう。まぁ、それでも、東京に較べると、安いのかな?それよりも、株主である運営母体である市の側の市政運営にこそ、問題がありそうである。昨年のレジオネラ菌の時もそうであったが、何せ、情報公開というか、利用者に、開示がなされることがない。さぞや、マクドナルドの二の舞を踏まないとでも思っているのであろうか?民間施設ならば、とっくに、破綻してしまうところであろう。噂では、既に、別の民間スポーツ施設に、移るという年寄りもいるし、自宅の風呂場を改装しなければ、、、、、、とも、果たして、値上げ後で、採算・経営は、改善されるのであろうか?会員数が激減して、利用者が減れば、食堂なども、やって行けなくなるのではないだろうか?はたして、7月以降、どうなることであろうか?値上げ後の採算シミュレーションは、何通りくらい、出来ているのであろうか?会社組織ならば、B/SやP/Lを情報入手出来るのであるのに、、、。一応、株式会社の形態をとっているものの、株主は誰で、出資比率は、どうなっているのであろうか?HPには、詳しい記載がない。最終的には、又ぞろ、郵政の簡保グリーンピアのような箱物同様、将来、民間への安い払い下げがなければ宜しいのであるが、どうなることであろうか?防衛のしようのない年寄りは、おおいに、悩ましいところである。

ブルーシートを外す:

2015年04月29日 | 自然・植物・昆虫
ブルーシートを外す:
春の年中行事である。桜の花が咲き始める頃に、毎年、ベランダのブルーシートを外すことになっている。それにしても、松葉が、凄まじいくらい溜まっているし、土埃というか、泥というか、ブルーシートの表面には、茶色く、土が、固まっている。水溶性の塗装を塗ってあっても、なかなか、ベランダの表面というモノは、こんなにも自然の猛威に曝されるモノなのであろうか?シートをデッキ・ブラシで、擦るとどす黒い水が、流れる。これでは、やはり、高圧洗浄機で、一挙にシートも、ベランダの汚れも、落とした方が良かったかも知れない。シートを干す作業も大きいから、大変な作業である。GWには、再び、天気の良い日を見ながら、もう一度、行わなければならないか?そして、夏場には、塗装を施すことにしよう。これも又、ペンキ塗りも楽しいものである。松の林が、一斉に、花粉を落とし始める前にやらないと、今度は、黄砂と見間違えるほどの大量の黄色い花粉に、車もベランダも蔽われてしまうことになりかねない。これも又、年中行事だから仕方ない。去年のビオラが、花を咲かせてきたので、こちらも、移植しなければならないし、結構、年中行事が、目白押しである。畑や田んぼをやっている人達は、さぞや、もっと、忙しいことであろう。

TPPはどうなるのか?

2015年04月28日 | 社会戯評
TPPはどうなるのか?:
一体、幾つの山場があるのであろうか?確か、去年の今頃も、同じようなことを言っていたような気がするが、、、、、人間の記憶など、いい加減なモノである。それにしても、広範な分野での議論と交渉事だから、とりわけ、互いの国内の反対派の動向も含めると、一国だけの強力なリーダー・シップだけで、うまく事が進まないのは、当然のことであろうか?先を見越して、JAの会長は、辞任してしまったし、首相の訪米へのお土産とばかりに、米国議会では、大統領への権限強化法案を何とか可決して、双方が、歩み寄りの姿勢を見せ始めた。それにしても、関税だけでなく、農業分野、自動車、部品問題、知的所有権、保険、郵貯の問題など、随分と、厄介な問題ばかりであるが、事務方は、色々批判はあるにも拘わらず、それでも頑張っていることは、評価してあげなければならないであろう。AIIBの問題も一方で、睨みながら、又、韓国や中国のFTA協議をも観ながら、急ぎながらも、且つ、慎重に、国益を考えながら、交渉に当たらなければならないことは、当然のことであろう、それにしても、多国間での交渉事というモノは、厄介な物であることは事実であろう。もっと、大きな枠組みで、日本は、世界に、打って出ないと、もう、国内市場だけでは、人口減少、労働力不足、老齢化、等々、シュリンクしてゆくしか手がないとこまねいていたら、行き着く先は、知れているであろう。知恵を巡らして、世界市場を開拓してゆかなければ、残された途はないであろう。次の山場は、首相の訪米になるのであろうか?これからも、まだ、幾つかの山場が想定されることであろう。

河川敷の石像破壊に思う:

2015年04月27日 | 社会戯評
河川敷の石像破壊に思う:
河川敷法というモノがあるらしい。何でも、洪水の際に、流されてしまう恐れがあり危ないという。又、許可無く、私的に利用し、石像などを構築してはならないと、、、、。石像が、何を意味し、或いは、それが芸術性が高いのか、それとも、大したモノではないというのか、それは、ここでは、問題ではない。4年もの長きに亘って、徐々に、夜間に創作したようである。何とも、その長きに亘る創造力の維持たるや、天晴れであろうか?芸術家の内なる創造意欲と云おうか、自然に溢れ出てくる幾ばくかのクリエーティブな心は、何処からやってくるのであろうか?否、そんな高尚な作品ではないという声があるかも知れない。そう思えば、野外での作品展示の機会というモノは、随分と限られることになるのではないだろうか?沖縄では、屋外の路地などに、彫刻や塑像などを据え付けて、地域を挙げて、その土地の芸術を実践しようと動きがあると云う事を何かの番組で、知ったことがある。それに比べると、何とも今回の措置は、法律議論は別にしても、或いは、作品が芸術性に耐えうるか否かは、別にしても、何とも「知恵のなさ」を感じざるを得ない。フランスなら、どうするのであろうか?何か、ISによる世界遺産の作品群を破壊する映像とどこかで、重なってしまうのは、考えすぎだろうか?それにしても、芸術創作や作品の発表の場とか、おおいに、考えさせられてしまう。創ろうとする心と、作ることと、見せること、見てもらうこと、見る場所、見せる場所、とは、如何ばかりの関係性が、そこにはあるのだろうか?


ガラ系携帯の生産中止か?:

2015年04月26日 | 社会戯評
ガラ系携帯の生産中止か?:
そう言えば、iモードも、いつの間にか、死滅してしまったが、いよいよ、ガラ系の携帯電話も、生産中止間近になると云うではないか?ガラパゴス的進化とは、よく言ったものである。一体全体、あの巨大な市場は何処に消えてしまったのであろうか?或いは、その技術的な蓄積は、何処か他の製品に行かされているのであろうか?そう考えると、技術の進化というモノは、恐ろしいモノである。昔、若い頃には、「企業30年説」というモノがあったが、今や、技術は、せいぜいが、5年から10年程度なのでもあろうか?人生80年とも云われているのに、ものつくりの現場では、何とも、短すぎではないか?だいたい、自分の人生の仕事の中でも、分岐点というモノは、5年か10年かを区切りとして、廻っていたような気もしないではない。そういうことからすれば、仕事のライフサイクルも、よくよく、考えてみなければならないのかも知れない。逆説に云えば、今一世を風靡しているスマホですら、ウカウカしていると、別の新たな商品に、将来、足許を掬われかねないことになるやもしれない。最前線で開発に携わる技術者は、大変である。何か、人間の生き方まで、問われているような気がするのは、考えすぎでしょうか?もっとも、フィルム技術が、化粧品開発に、応用される今日、過去の次述も、ひょっとして、何らかの新たな商品開発に、応用されかねないとも限らないと考えると、この先が楽しみである。すでに、そうした逆襲の準備は、果たして、進行中であろうか?どうなのであろうか?当時の最先端の技術開発に携わった技術者は、一体、今、何を目指しているのであろうか?そこが知りたいものである。


自転車による四国お遍路巡りを只今、計画中!?:

2015年04月25日 | 社会戯評
自転車による四国お遍路巡りを只今、計画中!?:
以前、懇意にしていた取引先の社長が何故か、突然、車で、四国88箇所霊場巡りをやった話を聞いたことがあるが、性格上、せっかちだから、車で、一挙に、巡ってきたそうである。いかにも、その人らしい。今年になって、真田で木こりをしている若い人が、3年ほど前に、奥さんと一緒に、歩き遍路で、40数日掛けて、88箇所+高野山を結願したという話をおもしろ、おかしく、聞いたが、流石に、全行程を歩いては、若干、足許不如意の自分には、難しいだろうなと思っていたら、何と、自転車で、20日ほど掛けて、廻ることも可能であると云う事を知った。もっとも、こちらも、一挙には、何か、アクシデントがあったら、困るので、そこは、分散して、まずは、足慣らしに、阿波(発心)から、徳島分を部分的に、1週間程度を費やして、廻ってみようかと考え始めた訳である。本当は、夫婦揃って行きたいところであるが、そうも行かず、単独での計画となる。当方は、別に、仏教徒でもないし、真言密教や空海に、拘るわけでもないし、むしろ、どちらかと言えば、若い頃には、宗教には、反発して育ってきたから、若くして亡くなった友人や両親、ご先祖様に、般若心経でも、唱えて廻るのも、この歳になれば、許して貰える程度のことである。もっとも、巡礼旅行となると、これまでのビジネス海外国内出張とは異なり、様々な準備も、これまでと違って、しっかりと行っておかなければならない。日程・計画・準備・事前の歴史・宗教の知識に加えて、多少は、最低限の自転車の知識もなければならないであろう。それにしても、今日は、便利なものである。片っ端から、ネットで、必要事項を検索して行くと、次から次へと、様々な体験談、資料、巡礼衣装も含めた装備品などの情報が、整って行く。今回は、飽くまでも、初めの足慣らしであるから、無理な計画は、たてないことにする。何せ、一人旅だから、日程は、適当である。天気次第であろうか?体験談を検分しながら、おおよその日程と巡礼の順路を決めることにする。そして、折角だから、周辺に寄り道もしながら、美味しいものも食べてみたいものである。パンクの修理も、念の為に、練習することにした。これも、Youtubeの動画で、今では、便利に、教えて貰えるし、巡礼のお作法というものも、動画で、確認出来る。実に便利な時代である。何か、又、新たな目標が出来たようなもので、ワクワクもしてくるものである。東京からフェリーで、徳島へ渡り、1番から、18番までを、今回、挑戦してみよう。般若心経の読経のMp3も準備して、作法通りの勉強を暫く、やってみることにしよう。朝晩、繰り返し、PCから、流れる読経で、どれ程、覚えられるであろうか?一説によれば、スマホに、録音しておいて、イヤホンで、聴きながら、教本を見ながら、読経するとうまく行くとかというアドバイスも、体験談には、含まれていた。これは、なかなか、面白いアイディアではないだろうか?弘法大師もさぞや、ビックリであろう!学ぶは、真似るから、入るから、これも、妙案であろう。88箇所で、何度も、お経をあげれば、少しは、様になるかも知れない。楽しみである。関連する歴史書や文献も、読んでおきたいところである。どうも、歳をとり、ある一定の年齢になると、同じ年頃の友人達は、高野山詣でや熊野の古道を歩いてみたり、信仰心が、沸くことになるのであろうか?もっとも、そんなことを、お前に言われたくないと笑われそうであるが、、、、、、。梅雨開けにでも、準備整い次第、トライしてみるとしよう。はてさて、どうなることやら、、、、、、。

消費マイドを考える:

2015年04月24日 | 社会戯評
消費マイドを考える:
現役の時は、マーケティングのために、一緒に、買い物に行き、色々と価格や商品特徴をリサーチすることが、専らだったが、考えてみれば、買い物などは、下着も含めて、自分で滅多に買うことはなく、専属ファッション・デザイナー(女房殿)の買ってきたものを何の疑問も抱かずに、着ていたものである。現役を退いてからは、買い物をする機会が多くなったような気がする。それも、食品にしても、どういう訳か、温泉施設の帰りには、半額や3割引で、誠に、現役の人には、申し訳ないくらいである。こうなると、買い物の消費マインドというものは、不思議なもので、一度、商品の価値が、何か、下がっている物をみると、実は、モノの価値というモノは、一物二価や三価であって、実は、ひとつの価値ではないことが、始めて了解される。そうなると、デフレ・マインドではないが、次に買うときにも、値段というモノがおおいに気になり始めるものである。それは、お金が払えるか、払えないとかという問題ではなく、心理的なマインドの問題に起因するものなのであろうか?消費マインドが、好転しないと、嘆かれているが、毎日消費する食品などは、実は、こうしたマインドが、何処かに、潜んでいるのかも知れない。お金がなければ、変えないけれど、お金があっても買わないとか、安い方へ、同じ品質であれば、手を伸ばしたくなるのは、直らないのであろうか?不思議なものである。なるべく、個人消費を増やすように協力しようとしても、このマイドが、払拭されない限り、一度、本当の価値の姿を見つけてしまった消費者は、なかなか、日常品に関しては、一筋縄にはゆかないのかも知れないと、自分で、商品選定をしていて、そう思う。

フェイス・タイムでハナミズキを観る:

2015年04月23日 | 自然・植物・昆虫
フェイス・タイムでハナミズキを観る:
それにしても、スマホのIT技術というものは、進んでいるものである。この恩恵を利用しない手はない。折角、装備されている機能なのであるから、同じ値段だったら、使うに越したことはない。たまたま、東京の庭先のハナミズキが、咲き始めたと女房殿が電話を掛けてきた、しかも、IT音痴を自称している彼女から、「フェイス・タイム」で、見せて上げると、切り替えると、何と、咲き始めの白いハナミズキが綺麗に写っているではないか?これまで、何度か、実験的に、使用しているが、これは、テレビ電話同様、確かに、現状を伝えるのには、便利な代物である。距離が離れていても、映像と音声で、同時中継できるのであるから、昔に較べると格段に、技術が進歩したものである。これは、もっと、活用しても良いのかも知れない。他にも、眠っている機能はないだろうか?この次は。このハナミズキの木に、営巣しているシジュウカラの画像を雛の声と共に、撮影して見せて貰うことにしている。これも又、楽しみである。

プロ野球の順位予想は何故当たらないのか?:

2015年04月22日 | スポーツ
プロ野球の順位予想は何故当たらないのか?:
野球の解説者、或いは、評論家というものは、実に、責任がなくて、おおいに、宜しい、もっとも、ひとつだけ、その頭を悩ますのは、毎年、順位予想なるものである。これが、毎年、当たっている専門家が、とりわけ、野球の場合には、何人いるのであろうか?マンを持して、解説者から、監督になったとしても、これが、なかなか、思うように行かないのはどうしたものであろうか?一体、何が原因なのであろうか?素人目には、実に、これが、おかしくて仕方ない。今年も、今のところ、最下位に予想されていたようなチームが、首位に立っていたり、逆に、優勝予想とされていたチームが、両リーグとも、最下位になっていたとか、要するに、実績通り、或いは、評判通りに、期待通りに、活躍出来ているのか、それとも、していないのか?能力評価がプラス、或いはマイナスになっているためなのだろうか?素人目には、実際、よく分からない。卓球とか、サッカーとか、ゴルフとかは、ある程度、順位予想が、その実績で、判断されて、大きな番狂わせは、ないように、思われるが、野球評論家の査定は、はてさて、シーズン終了後には、どうなっているのであろうか?そういえば、あまり、番組でもBefore & Afterの査定表かは、サラリーマンとは、異なって、行われていないように思われるが、、、、、、、。野球技術の評価や解説とは、順位予想なるものとは、異なるものなのであろうか?ノムさんに尋ねてみたいところである。考えてみれば、為替予想も、株式相場の予想も、野球の順位予想と同じく、当たった試しがないことも、事実であろうから、それ程、気にすることもないのかもしれない。

不偏不党の放送とはあるのだろうか?:

2015年04月21日 | 社会戯評
不偏不党の放送とはあるのだろうか?:
お上の呼び出しという包装に対する一種の物言わぬ恫喝に対して、旧態依然たる論理として、報道の自由と放送の不偏不党が、又もや、持ち出されているが、まるで、一種純粋培養されたような憲法論議のように、攻める方も守る側も、ある種の報道に対する「幻想」がないだろうか?新聞でも放送でもネットでも、NHKという存在を覗いては、皆、民間資本で、底には、ある種の異なる主張が、存在しても良いし、ハッキリとした自己主張が、社説同様、あってもよろしいではないか?むしろ、その方が、右から左まで、様々な解釈がこんなに、ひとつの事例をみてもあるのかと驚くくらいでも宜しいのではないだろうか?むしろ、こうした様々な意見表明の方が、本音と建て前と狭間で、揺れることもないだろうし、選択肢の余地が拡がるのではないだろうか?政党も、逆に、自前の報道を通じて、政策を訴えかけるという「自由化」があっても、いいのではないだろうか?不偏不党というスタンスも、こうした中から、改めてその生きた本当の価値が、ひょっとすると、見つけられるのではないだろうか?何処のチャネルも同じような主張ではなくて、NHKを真ん中に、右に2局、左に2局、とか、様々な本音を主張する物言いがあっても良いのではないだろうか?

一寸気になるCM:ライフ・プランナーとは?

2015年04月20日 | 映画・テレビ批評
一寸気になるCM:ライフ・プランナーとは?
北野たけしによるソニー生命のCMである。本当に自分自身のライフプランを託せる程、親身になって作ってくれるのか?と逆説的に、云っているのであるが、考えてみれば、ファイナンシャル・プランナーであれば、ある程度は、理解出来るものの、自分の人生設計を、他人に委ねるというのも、確かに、考えものである。もっとも、生命保険という範疇ではもはやなくして、こうなると、今日、云われるところの資産運用とか、相続対策用の保険での節税とか、こうなると、確かに、人生設計とも絡んでくるから、他人任せには出来ず、結局、ある種の専門家のお知恵拝借となるのであろうか?もっとも、それが、本当に、日とのためを思ってやってくれているのか<それとも、やはり、利潤追求も当然、付随してくるわけであるから、何とも、複雑な思いである。いかにも、タケシを起用して、毒舌を掃かせるのも、或いは、有吉を使って、アフラックが、ブラック・スワンに、毒舌を掃かせるのも、どちらの生命保険会社も、どうやら、毒舌芸人がお好きなようなのであろうか?それとも、保険という商品そのものが有する魔力のようなものが実は、底にあるから、逆説的なCMを打つのか?一体、どちらなのかと考えさせられてしまう。

上海時価総額、日本株超す:

2015年04月19日 | 社会戯評
上海時価総額、日本株超す:
官製相場であろうと、何であろうと、日本の株式挿画が、2万円の大台を突破いたことは、実態経済の景気動向や個人消費動向の強さを考えてみると、複雑な思いがするものの、所詮、株式相場というものは、実態よりも、ずっと先取りで、将来を買うようなものとも、考えられる。それに比べると、上海の株式相場の時価総額が、日本株を上廻ってきたという報道がなされているが、何とも、こちらも、奇妙な官製相場の演出を誰かが、意図的に、不動産・金融理財商品から、株価誘導へと、金融政策の緩和での景気てこ入れを狙って(?)行っているのであろうか?それにしても、かの国の個人投資家は、不動産でも株でも、もはや、「ババ抜き」の、「一抜けた」式の争いなのであろうか?急激な値上がりの反面、急激な下落による損失も懸念されていると云うではないか?実に可笑しな官製株高容認発言による上海や香港の株式相場の急騰は、この時点で、どういう意図が隠されているのであろうか?企業業績の内容とか、財務内容の詳しい分析ではなくして、単に、投機相場での売り抜けに、終始しがちである。カネは天下の廻りものとばかり、この資金の流入は、何処へ、どのようにして、流れ込んで行くのであろうか?それとも、何処かに、泡沫の如く、消え去って、誰かが、ババを掴むことになるのであろうか?

新玉ねぎでスープを作る:

2015年04月18日 | 男の手料理・食
新玉ねぎでスープを作る:
春の訪れを告げるふきのとうの天ぷらを作ってから、随分、時間が経過したような気がします。スーパーの売り場や産直売り場にも、一寸小ぶりであるものの、薄緑色した白く透けて見えるような白い新玉ねぎが、お目見えし始めた。何でも、女房殿曰くでは、薄皮を剥いた後で、そのまま、丸ごと、コンソメ・スープ・ベースを入れて、活力鍋で、シューと音がするまで調理するだけで、美味しいオニオン・スープが出来ると云われた。早速、薄皮を手で剥いて、ベーコンの代わりに、ウィンナーを入れて、調理してみることにしました。塩胡椒で、味を調えれば、なかなかなお味である。季節の旬の味がするものである.一寸多目に作ったから、2回目は、手羽先を少々入れてみたところ、これも又、バリエーションとしては、なかなかなものである。自分で作っておいて、なかなかな味ではないが、季節季節の野菜の味も、宜しいのではないだろうか?誠に、味の方も、甘くて、しかも、白く透け通った玉ねぎの味は、新鮮で、柔らかく、年寄りや病人には、こうした野菜スープは、キャベツや人参のスープと同様、身体に、胃や腸にも優しい料理であろうか?又、作ってみたくなりました。

新常態とは、常態になるのか?:

2015年04月17日 | 社会戯評
新常態とは、常態になるのか?:
中国人というのは、さすが、漢字文化圏であるから、同じ情況でも、日本とは、その表現方法が、おおきく異なり、実にうまいものである。さしずめ、日本ならば、一斉に、経済成長率7%に鈍化、成長率が下降し始める、、、、、、、などと、まくし立てるところを、「これを新常態」と称すると、一体、何が新らしくて、何が、新しくないのか、さっぱり、わからなく、妙な云いようである。要するに、経済運営が、明らかに、曲がり角に、来ていて、ハードランディングを避けるためには、金利の引き下げや、不動産投資を再活性化しようとしても、シャドー・バンキングによる不良債権の増加や、欧州での景気の先行き不透明さや、何やらかんだらで、要するに、経済成長率が、これまでの目標を大幅に下回り始めて、7%(もっとも、この数字も、本当に真実な数字かどうかは、怪しいが、、、、、)に落ち込むことが、常ならんとする状態に入る段階に来ていると言うことであるらしい。だからこそ、今後は、アジアのインフラ開発や、海洋・陸路の通商交易ルートと称した新たな陸路と海路のシルクロードをAIIBを使って、ソフトな軍事的な言葉を隠した「一帯一路」なる4文字漢字熟語で、そのコンセプトをアピールすることになったのであろうか?それにしても、かの国という存在は、実に、日本に較べると、やはり、30年先の先のことを考える式に、ひとつひとつの言葉が、何やら、ジクソーパズルのように、時間を遡ると、何処かの時点で、ピタッ、ピタッと繋がり、当てはまるから、面白い。まぁ、日本の分かりにくいそれに比べて、分かりやすいと云えば云えなくもないが、、、、、、、、。春節の時に、海外で、爆買いできるだけの資金は、実は、新常態に伴う金融緩和策の資金が、何処からか、金持ちの株式市場に流れ込んだだけの事なのかも知れない。さすれば、この新常態というものも、いつ何時、変質してしまうか、不安定なものであると云えなくはないであろう。


ROE革命は有効なのか?:

2015年04月16日 | 社会戯評
ROE革命は有効なのか?:
何でも、日本生命保険が、投資先の企業の議決権行使に冠する新しい基準として、最近、注目されているROE(Return On Equity: 自己資本利益率)を5%を下回らない基準を考えていて、これに応じなければ、株紙器を売却したり、トップ選任に反対も辞さないとするらしい。株主から集めた資本を使って、どれ程の利益を効率的に稼いでいるかを基準とする訳で、純利益を自己資本で割って、%を算出するものである。日米の数値は、米国に、おおきく水をあけられているわけで、今後、日本企業もROEの向上が、意図的に、企業ガバナンスの中で、ますます、注目を浴びることになるのであろうか?それにしても、大手機関投資家の生命保険会社によるこうした新たな指針の導入によって、どのような変化が生じてくるのであろうか?上場企業の大手は、まだしも、中小企業に関しては、逆に、良いところと難しい会社が、はっきりと、出てくるのであろうか?その意味で、この新たな基準は、果たして、日本企業にとって、吉と出るのか、それとも、凶と出るのか?ますます、4半期毎の企業業績を追う形が、加速されてしまうのか?株主にとっては、配当の増加などのメリットがあろうことは容易に想像されようが、労働者は、蚊帳の外で、相変わらず、指をくわえて、黙って、残業代ゼロで、過ごすことになるのであろうか?どうなることやら、、、、気になるところである。嘗ての銀行の所謂BIS規制、国際統一基準自己資本比率の件と云い、何やら、気になってしまう機関投資家の動きである。これも、官製投資に支えられた株高とも、関係しているのであろうか?鯨は、大丈夫であろうか?