小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

新たな変化の予感:

2014年07月31日 | 社会戯評
新たな変化の予感:
義理の弟夫婦から、「お義兄さん、こちらの希望を強く打ち出したりすると駄目だから、ニコニコして黙っているに越したことはないですよ」などという珍しく、義理の弟達にしては、至極、まともな、且つ、適格なアドバイスである。女性陣は、既に、前の週に、面通しを終了していたので、残るは、父親の私のみである。もっとも、写真や動画で、ある程度のイメージを既に、事前に受けとっていたので、こちらが、何も緊張する必要は無いが、要らぬ詮索で、気まずくなっても責任重大である。基本的なスタンスは、飽くまでも本人同士の意思の尊重で有り、こちらは、飽くまでも脇役である。換言すれば、それだけ、当人達の意思を尊重し、やさしく、見守ること以外に、こちらが、口を差し挟むモノではないが、親は、永遠に、長生きするわけでもないので、一定のタイム・フレーム中での自然な進展を期待したいものである。明るく元気で、若々しく、互いに、将来を一緒に、創造してゆく良きパートナーであって貰いたいものである。良き出逢いと良き偶然とに、恵まれて、自然な流れの中で順調に進んでいって貰いたいものである。そんな思いで、楽しい食事会である。新しい家族の変化に繋がることをふと感じることになれば、おおいに、宜しいのではないだろうか、年寄りには、長生きの楽しみが出来て宜しい。

スマホ・アプリ活用方法に考える:

2014年07月30日 | 社会戯評
スマホ・アプリ活用方法に考える:
何でもスマホにアプリを入れて、色々と健康管理などが、出来るそうであるが、とうとう、「笑い」の回数・頻度を解析出来るようなものが開発されているらしい。こうなると、笑いの質も、バラエティー・お笑いも、審査員の投票ではなくて、近い将来には、こういうソフトで科学的に、客の反応を見ながら、客観的に、データを数値で表されるようになるかも知れない。更には、笑いだけでなくて、微妙な人間関係の心理的な分析までも、まるで、嘘発見器のように、血圧やら、呼吸数や心臓鼓動数の変化などを、リアル・タイムで、ウェアラブル端末ではないが、常に装着されながら、監視されてしまう時代が来るかも知れない。例えば、夫婦間での浮気のチェックとか、上司・部下の人間関係とか、怒りの抑制とか、鬱症状の傾向とかもが、解析されてしまうかも知れない。こういう傾向は、良い意味でも、悪い意味でも、どのようなアプリが出てくるのか、甚だ、予測が難しいものである。しかしながら、少なくとも、スマホへの応用は、限りなく心理分析・人間関係解析にまで、及んでくることは言を俟たないであろう。今に、医者にかかる前に、事前に、病気の症状ですら、ビッグ・データを解析するように、病気の原因分析や健康診断やらも、一義的な予備調査診断のようなかたちで、代用・活用されるかも知れませんネ。そう言えば、昔、血圧が高かった頃、腕時計兼用のカシオが発売した腕時計型血圧計で、上下血圧と心拍数をはかりながら、仕事をしたことを懐かしく想い出す。それにしても、今後、どのようなアプリが、紹介されてくるのか、目が離せないし、全世界の人を相手にするとなれば、一大ビジネス・チャンスになるかも知れません。そう思うと、何か、愉しみでもあり、怖いようでもあり、複雑です。それにしても、スマホのアプリというものは、限りなく、進化していくのでしょうか?そして、それを生活の中で、使わないと、生きてはいけないのでしょうか?

肉食シニアという概念:

2014年07月29日 | 社会戯評
肉食シニアという概念:
昔、小松左京の「日本アパッチ族」というSF小説に、鉄を食べる種族が日本に出現したというものが合ったことを想い起こす。別に肉食系女子というものに、対比させられるそちら系のモノではないらしい。何でも、シニア層でも、朝から、ハンバーガーを食するシニア層の出現だそうで、今や、若者層を凌ぐ勢いであるそうである。もっとも、80才や90さいになたからとて、肉食であってはならぬことはない。むしろ、最近の研究では、肉食を好む方が、良質なタンパク質を摂取できて、魚や野菜中心よりも、宜しいそうである。考えてみれば、人口構成比でも、団塊の世代は、未だに、若年層よりも、存在感がある以上、当然の成り行きなのかも知れない。それにしても、歳をとるに従って、高コレステロールや油っぽい食事を節制して、脂肪を控え、魚中心で、野菜を十分摂取し、アルコールも、控えめに、適度に、、、、等というもっともらしい健康管理法は、果たして、妥当なのであろうか?それとも、時代によって、異なるものなのであろうか?そもそも、時代により、健康概念に対する歴史的な考察というものは、果たしてあるのであろうか?奈良時代・平安時代とか、或いは、戦国時代とか、江戸時代でも、健康に関する概念というものの流行廃れがあるのであろうか?もっとも、人生50年だった時代と人生80年では、自ずから、働き方、暮らし方、健康に対する考え方、言い換えれば、食に対する考え方、成人病が、果たして、昔は、きちんと認識されていたかは、定かではないが、生活習慣病的なものに対する考え方は、ごくごく、極めて、現代的な概念なのであろう。歴史も、こうした病気や食文化を辿って眺めてみる視点もあれば、極めて、面白いかも知れないし、又、新たな発見にも繋がるかも知れない。伊達政宗等は、当時では、美食家であったという病理学的な調査が出ているくらいだから、昔の人は、決して、貧しい質素な食事ばかりではなかったのかも知れない。さすれば、食肉シニア層の出現も、また、時代の流れであり、時代をはんえいしたものなのであろうか?今や、朝食ですら、朝の散歩の帰りに、食肉シニアが、男女共に、若年層を凌駕する、そんな時代になり、コンビニも含めて、完全制覇する時代が来ることになるかも知れませんね。これでは、マーケティングも大変である。


今期第二戦の出来は?:

2014年07月28日 | スポーツ
今期第二戦の出来は?:
いやはや、高原の気候というものは、東京とは全く異なるものである。猛暑から、一転、前日の夜は、もはや、肌寒いと表現した方が、良いくらいで、長袖のパジャマと毛布が必要で、窓はもちろん、しっかりと締めきっていないと風邪を引きそうである。そのせいなのか、真夜中に、左脚が、冷たかったのかは、分からぬが、夢見心地の中で、つること再三で、左脚に、力が入らない。只でさえ、腰がふらつく状態なのに、今期2戦目は、先が思いやられる。高原のゴルフ場だから、標高が高く、景色も良いが、流石に、スタート時点では、半袖では、肌寒く感じられるほどである。昼食時には、レストラン内の温度が、24度、湿度、41%と云う何ともビックリするような温度・湿度計が、表示している。黄色なニッコウキスゲの花や、紫色のラベンダーの花々が、綺麗に咲き乱れている。やっと、陽が出てきたせいか、気温が上昇し始めて来たものの、高原の風は、相変わらず、気持ちが良い。その割には、残念乍ら、今期2戦目の戦績は残念乍ら、芳しくはなかったが、唯一、ショート・ホールで、夫婦揃って、パーをとれたので、それだけで、良しとしようか?プレイ終了後は、ゆっくりと風呂場で、景色を見下ろしながら、汗を流して、本日のプレイを無事、終了致しました。いつまで、夫婦で、ラウンドできるかは、分からぬが、できる限り、出来る間は、やりたいものである。

自転車修理、後日談:

2014年07月27日 | 社会戯評
自転車修理、後日談:
変速機のケーブル・ラインを新品に交換しただけで、こんなに、苦も無く坂を楽々と登れるようになるとは、有難いことである。スーパーへの買い物も、プールへ行くのも、実に、便利である。そうこうしていたら、プールの帰りに、どうも、後輪の調子がおかしい、何か、空気が抜けているのかのようである。降りて、後輪を見ると、明らかに、空気が抜けている。こりゃあ、パンクかな?と思い、仕方なしに、もっとも、家族によれば、タイヤは、新品に取り替えたばかりなのに、、、、、と、仕方なしに、15分程ばかり、自転車を押して、歩きながら、自転車に、持ち込んで、調べて貰ったところ、何と、バルブのゴムの部分が、劣化して、干からびていると、恐らく、これが、原因であろうからと云うので、バルブのゴムを新品に交換して、200円で、取りあえず、様子を見ることにした。パンクかどうかは、一日程度後で、空気が抜けていれば、パンクの可能性もあるので、その時には、パンク修理ということで、翌日、再確認したところでは、空気は抜けていなかったので、どうやら、パンクの可能性は、無くなりました。それにしても、いつも、私が、何かをしようとすると、どうして、いつも、予期せぬ普段起こらないようなハプニングが起こるのでしょうか?きっと、天が、何かを教えようとしているかの如くであります。そう言えば、因みに、最近では、外食時に、毛髪混入がないのは、有難いことです。決まって、家族の皿には、入っていないのに、私の皿のみには、どういう訳か、大概入っているのです。これだけ、色々なことが自転車関連で、起きれば、当分は、大丈夫でしょうか?厄介なトラブルが無いことを祈るのみです。又、今日も、これで、坂を登って、プールに行くことにするか!

自転車の修理のこと:

2014年07月26日 | 社会戯評
自転車の修理のこと:
田舎にいるときには、滅多に、自転車に乗っている人には、お目にかからない。せいぜいが、サイクリングを愉しむヘルメットと奇抜な派手なユニフォームを身につけたサイクリストの団体である。もっとも、自転車に乗っている人を見かけでもしようならば、この人は、何故、モーター・バイクや軽自動車を購入しないのかなどとむやみに、詮索してしまうのが落ちである。しかしながら、東京では、事情が一変する。歳をとると、一寸した急な坂道や、橋を渡るときの道なども、見た目よりも、実際は、結構な急斜面がついていて、事前の覚悟を持って、ヨイショと気合いをかけないと、普通の自転車では、渡れないことがある。やはり、多段式の変速機付きの自転車でなければ、覚束ない。自分の自転車は、ギアー付きではないので、いつも、家族の変速機付きの自転車を昼間、拝借するのであるが、生憎、家族のそれは、変速機を操作・接続しているケーブル・ラインがすり切れて、さびているせいだろうか、変速機が廻らず、作動しないのである。仕方なしに、意を決して、自転車に、持ち込み、見積もりを依頼したところ、ケーブル・ラインの交換だけであれば、何と20分ほど待てば、しかも、2000円以下で、修理可能であると云われた。こんな事ならば、もっと、早く、来て修理を依頼するのであったと後悔しきりである。いやはや、実に、帰りは、便利・爽快である。しかも、ピカピカに、各スポークの間まで、磨いて貰い、オイルの差し方のコツまで、教えて貰い、快適になってしまった。これで、心配なく、近所の坂も苦も無く、登れるし、プールにも、いけることになった。それにしても、時間があるのであるから、考えてみれば、たまには、自転車や車のメイテナンスなどもやってみるべきなのでしょうね。家族の分をやってあげれば、喜ばれるかも知れませんネ!

OSIグループのHPを読んでみた:

2014年07月25日 | 社会戯評
OSIグループのHPを読んでみた:
オーナーで有り、会長兼CEOでもあるSheldon Lavin 氏の悲痛なメッセージは、事の重大さを多いに、物語っているし、恐らく、顔を真っ赤にして、怒りに打ち震えながら、事件の一報に、驚愕としたことは、容易に、想像出来よう。一寸、冒頭を引用してみることにする。
「what happened at Husi Shanhai is completely unacceptable. I will not try and defend it or explain it. It was terribly wrong and I am appalled that it ever happened in the company that I own.」
この人物がどういうキャリアの持ち主かは、判読できないが、少なくとも、食に携わる者として、米国の会社のオーナー会社、しかも、マクドナルドや、ケンタッキーと取引をしている会社であれば、その衛生管理の厳格さ、生産記録に対するモラルの高さは、並々でないことは、容易に想像されようが、残念乍ら、やらせなのか、意図的な政府当局による一定程度の政治的なある種の意図を含んだスケープ・ゴートなのかは、今の時点では、未だ、調査が、ハッキリしていないので、何とも言えないが、過去に診られた一連のアップルや、スターバックスへの反外資ファースト・フードへの政治的なキャンペーンであることは、間違いないであろう。同社は、100年余りに亘って、畜産製品、鶏肉・牛肉などの製品を中国だけでも10工場も在り、豪州や印度、EU, 米国本国など、全世界中に、生産網を網羅している巨大企業であるし、何と、日本にもオレンジ・ベイ・フーズ(株)という愛媛県に、ぱてぃーの工場を有しているそうである。HPには、英文、と同時に、日本語でのメッセージ翻訳も出ているので、直接ご覧になられることをお勧めします。
OSI group: Statement from Chairman-Japanese Translation と上の方に出ています。
もう少し、事態の推移を眺めたいかと思います。会社独自の調査内容によっては、中国側の発表が、果たして、妥当な内容なのかどうかも、分かりませんので、、、、、、。

食の安心・安全上の集団的自衛権侵害を考える:

2014年07月24日 | 社会戯評
食の安心・安全上の集団的自衛権侵害を考える:
これまでも、中国での食の安心・安全を巡る様々な問題は、食品製造・輸入・販売に関わってきたものにとっては、見逃すわけにはゆかない関心事である。2002年の冷凍ほうれん草の残留農薬問題、03年の鰻から検出された抗菌剤、07-08年に掛けての未だ記憶に新しい毒入り餃子混入問題、そして、今回の消費期限きれの原料を使用した米系企業のHACCP違反事件、等、この間も、ホテル向けの練り歯磨き粉に毒性物質が混入していたこと、或いは、中国産粉ミルクに、違法は物質が混入していたことなど、中国国内での偽装・違反事例も含めると、一体この拝金主義の国での食の安心・安全は、どうなっているのかと疑われる。しかしながら、今回の問題が、TV報道されている背景は、よくよく冷静に考えてみれば、報道の自由がない国で、何故、米系企業の失態が、しかも、20有余年も歴史のある有数企業で、こうした違反行為が、「意図的に」、暴かれたのか?意図的にと、米系企業と云うところが、ミソである。謂わば、これは、中国国内企業ばかりでなく、先端を行く外資系企業でも、同様のことが頻繁に、生じていることを政治的に暴露することで、大衆の民族的な自尊心と劣等感を満足させ、ひいては、アメリカ政府を牽制させようとする政府の意図は、見え見えである。それが証拠に、これまでは、すべて、海外からの指摘を受けて、問題が顕在化したにも拘わらず今回に限っては、如何にも、当局の監視体制が厳しいことをアピールして、大衆の食の安心・安全に対する不満をガス抜きしようとする意図が、感じ取られる。何事も、二重徴税・ダブルスタンダードの国であることを改めて、再認識しなければならない。経営者が、拝金主義者であれば、そこで、働く労働者は、その拝金主義という哲学を多いに学び、少しでも、手抜きで、おいしい作業を行おうとモラルやコンプライアンス法令遵守どころの話ではない。報道によれば、この工場は、HACCP(Hazardous Analysis of Critical Control Point)というNASAの宇宙食の開発時に、創造されたシステムで、広く、食品製造分野では、極めて、食の安心・安全に関しては、バイブル的な極めて有効なシステムである。もっとも、この仕組みは、前提にあるのは、従業員による高いモラル意識と法令遵守が、なければならないことは言を俟たない。既に、30有余年も前に、この専門用語を学んだものであるが、インドや中国の工場に出張したときに、驚いたことには、このハッセップの認証が、政治的・経済的な関係から、明らかにその規定からは逸脱していても、公然と、相手国から認可・認証されていることを目の辺りにした。ISOの規格なども、含めて、国際標準などと云うものは、発展途上国では、全く当てにならないことが了解されよう。ましてや、外資系企業であっても、結局は、現地のネイティブ労働者の意識改革・徹底した教育がなされなければ駄目であることが分かる。そう言えば、外国で工場を操業していたときに、勿体ないからと云って、作業机から床に落ちた原料を手袋で、拾い上げた従業員に対して、何故、そういうことをしてはいけないかを品質管理室のスタッフから、何度も、What NOT to do を説明させたことを想い起こす。あの従業員は、今、どうしているだろうか?映像を観ていて、台車を長靴で足蹴にしていたり、素手で、床に落ちた肉の原料を機械に戻す様は、なかなか、刺激的である。この米系企業は、HACCP工場認証番号は、取り消しになるのであろうか?更には、米国国家食品安全局は、どのように対応するのであろか?食の安心・安全に対する米国も含めた集団的な安全保障が、今回の事例では、明らかに、侵害されたとしか、思えないが、安倍政権・オバマ政権は、どういう見解を持っているのであろうか?食のグローバル化の中で、おおいに、考えされられる事件である。

術後、2年目検診を受ける:

2014年07月23日 | 社会戯評
術後、2年目検診を受ける:
それにしても、病院という所は、どうやら、社会の縮図を見るかの如きである。ウィークデーだから、年寄りの多いのには、格段、驚かないものの、何とも、高齢化社会を実感せざるを得ない。老々介護ではないが、お年寄りの御夫婦が、どちらも、よろけながら、診察室の待合室にごった返している。NTTの病院だから、予約システムは、なかなか、面白くて、今現在の待ち時間も、モニターに大きく、表示されて、自分の順番が、何番目なのかが、了解出来るシステムになっている。それでも、満員盛況である。看護師が、何やら、歯切れ良く、一語一語を丁寧に、患者に説明しているが、この患者は、少しもその意味を理解することなく、再三、回答を二転三転するので、その都度、この看護師は、面倒くさそうにせずに、丁寧に、受け答えしている。未だ、私よりもずっと、若く見えるこの患者は、どうしたものなのであろうか?こういう患者を毎日扱うのでは、たまったモノではない。何とも、気の長い、人間が出来た看護師である。看護師とは、そういう性格が備わっていないと駄目なのかも知れない、等と、感心することしきりである。手術した腰の部分のレントゲン写真を見せて貰い、これをプリントアウトして貰ったが、改めて、眺めると、何とも、ボルトが、骨に、突き刺さるように、食い込んでいて、痛々しい。背骨も真っ直ぐで、問題ないという所見で、後は、歩くこと、運動することと云う説明で、又、来年の同じ日に、診てもらう予約をPCにインプットして、すんなりと、終了しました。タニタ食堂で、ヘルシー食でも食べて帰ることにするか?

子供達が危ない!?;

2014年07月21日 | 社会戯評
子供達が危ない!?;
私達の子供の頃は、トニー谷の息子や吉展ちゃん誘拐事件などで、親から、「見知らぬ人に声を掛けられても、ついてゆかないように!」と言い聞かされていたし、近所に、それらしき怪しいおじさんでもいたら、その家の前は、通らないようにしていたものであるが、最近の小学生や中学生に対する通学・下校途中での悪戯未遂事件を報道できくにつけて、一体どうなっているのであろうかと、首をかしげたくなる。これが、安全な国、日本の実態なのであろうか?小さな子供や未成年の娘さんを持つ親御さんは、心配でたまらないであろう。昔、連続幼女誘拐殺人事件という猟奇的な事件があり、小さな子供を持つ家庭を恐怖のどん底に陥れたが、それにしても、昨今の頻発する事件は、どこか、おかしい。地域や住民による子供への防犯、見守り、などの運動は、もっと、学校や地域、家庭と密接に連携して、ボランティアでも、何でも、総動員して、うまく、なされないものなのであろうか?メール配信で、自分の所には、地域の犯罪情報、不審者情報が、直接、役所のシステムから、送られてくるが、こうした情報も、大変有効である。近所の眼とか、地域とかの眼とか、そういうアナログも、同時に、不可欠な防犯への要素である。しかも、動機の解明なども不十分で、一体、どういう対策が有効なのかも手探りである。子供は、今や、社会の宝であると云う意識を持ちながら、家庭だけでなく、警察・社会・地域全体で、安全を確保して行かなくてはならないであろう。それにしても、異常な事件発生率であると思われるが、、、、、、、。

究極のエコカー選択とは、何か?:

2014年07月20日 | 社会戯評
究極のエコカー選択とは、何か?:
いつも、新車選びには、煮え湯を飲まされ通しである。新車を購入する途端に、新しい性能の、とりわけ、燃費の良いモノが出たり、性能の格段に優れたものが紹介されたりと、散々な目に遭ってきた。究極のエコカーなどと云うキャッチ・フレーズは、考えてみれば、毎年、車を買え替えることが可能であれば、確かに、常に、最先端のものをこうにゅうすればよろしいものの、そんなことが出来るのは、ごく一部の金持ちだけであろう。一体、EV, HV, PHV, 水素・燃料電池車、ディーゼル車、何が、究極の選択になるのであろうか?SAに、電気自動車用の充電スタンドがあるのをみかけたものがあるものの、一度たりとも、電気自動車が、そこで、充電しているのを観たことがない。考えてみれば、人間のライフスタイルの変化に応じて、車選びは、行われなければ、全く、意味が無い。子供でいれば、ミニ・バン、年寄りも含めて大家族時代には、愛犬の同乗も含めて、便利であったが、夫婦だけにでもなれば、軽自動車の性能が、向上しているので、それでも、十分通用するし、結構、燃費も、30キロ近くも、走るし、高速道路の走行も全く、問題ないことになる。しかも、最近では、自動ブレーキや障害物を感知する安全装置までも付随することになると、もう、これ以上の選択は考えられなくなる。おまけに、軽自動車税であれば、更に、お得になろうか、もっとも、ライフ・スタイルの変化と新車の登場が、合致すれば、ベストであるが、なかなか、そうならないのが、問題である。災害を想定して、自動車が、発電できるように、プラグ・イン・ハイブリッドも、まだ、棄てきれないし、インフラの整備が、補助金で賄われるであろう水素自動車・燃料電池車も、近い将来は、ガス会社や石油会社も参入してこよう。ガソリン価格の上昇も相俟って、どのようなタイプが、主流になってくるのかを適格に予測して、損のない選択を行うことは、大変なことであろうが、近い将来、間違いなく、遅かれ、早かれ、どれを選択するか、考えなければならないことになろう。燃費か、経済性か、エコか、価値判断が問われかねない。そして、実に、迷ってしまうことは、必定である。

個人情報の流出と転売、出所の確認:

2014年07月19日 | 社会戯評
個人情報の流出と転売、出所の確認:
とうとう、福武書店の創業者が、痺れを切らしたかの如く、自社の責任を一義的に、認めたことは、興味深い。とりわけ、自社情報の漏洩を想定して、事前に、ダミー情報を意図的に、入れていたにも拘わらず、何故、半年や一年もの長期に亘って、ダウンロード実績の記録や漏洩事実が、探知できなかったのであろうか?捜査中であるとかと言う理由で、この点もなかなか、はっきりと、開示されていないのは、どうしたものであろうか?それにしても、逮捕された人間は、何とも、不可解である。10社以上もの名簿業者に、売り渡しているにも拘わらず、何処の会社も、暗黙の了解で、出所を問わないというものである。しかも、不正であると云うことが認識されていないという理由だけで、犯人1人が、罰せられて、名簿業者は、既に、とりわけ、大元の業者は、転売を繰り返すことによって、コストを十分回収してしまっているという事実は、全く、不可解であるし、そんな法的な内容で、果たして許されるものなのか?「未必の故意」ではないが、間違いなく、限りなく、不正な出所であると知りながら、或いは、ハッキリと分かっていても、知らぬ顔をして、名簿業者は、買い取っているという事ではないのか?ダウンロードされたら、警告が自動的に出るようなシステムつくりが出来ないのであろうか?200億円という途方もない金額の原資を準備して、被害者に、お詫びすると同時に、個人情報漏洩対策に対する基金を捻出すると云うことであるが、それにしても、一度漏洩した情報を、すべて、元へ戻すことは、ウェッブの世界では、もはや、至難の業であることは言を俟たない。200億円に対して、数百万円で、名簿業者に、売り渡されたことを考えると、今後の名簿業者への法的訴訟なども、多いに、考えられなければならないであろう。本当に、延べ1億件もダウンロード、漏洩されてしまったのか?驚くべき数字である!

ドクター・G、ポリファーマシーという課題:

2014年07月18日 | 映画・テレビ批評
ドクター・G、ポリファーマシーという課題:
日本のテレビ界には、食・美容・健康という大きな三つのカテゴリーで、番組を眺めると、間違いなくある程度の視聴率が見込まれるということが言われているそうだが、NHKのドクター・ジェネラルという番組は、若い研修医と共に、病名を突き止めるという番組で、実に視ていても、色々な病気が、うまいことに、最終的には、突き止められるという内容である。歳をとってくると、何でも、「老化と病気」とが、混同されやすく、従って、老化によるものなのか、それとも、ある種の病気由来なのかを、見極めることがとても、難しいとのことである。その中でも、「ポリファーマシー」、即ち、薬剤多剤併用大量処分といって、個別の薬剤は、ある種の病気には、各々効果的であるにも拘わらず、これを、他の薬剤と共に、飲み併せたり、併用して、様々な薬剤を一挙に、大量に服用すると様々な弊害が、一種の病気のような症状を呈してくるそうである。しかも、これが原因となって、全く同じようなある種の病気の症状を呈するのでは、極めて厄介な問題である。まして、これが、老化の進行と共に、現れるようになると、これは、もう、素人には、手に負えない代物である。この番組を視ていると、様々な症状のビッグ・データが、将来は、コンピューターで、検索するかの如く、絞り込んでいったり、或いは、当てはまらない病気を排除したりして、真の病気の原因元に、辿り着けるようになると素晴らしいような気がするが、PCソフトで、出来ないものなのであろうか?自分の潜在的な病気も、この手法でやれば、危険危惧として、特定されるかも知れない。そんなソフトの開発が、同時に、待たれよう、それにしても、医療の技術もさることながら、「問診」というアナログな人間関係を基礎にした手法の重要性を、異口同音に、研修医が、再認識するのは、とても、重要なことであろう。

ワールド・カップに思う:

2014年07月17日 | 社会戯評
ワールド・カップに思う:
何処で、云われていたのか、良く、想い出せないが、何でも、「強いから、勝つのではない。勝ったものが、強いのである。」と、成る程、いつでも、歴史は勝者の歴史で、「勝てば、官軍」、スポーツの世界も、又、理屈や理論ではないのかも知れない。守りを固めて、5バックで、全員参加の攻めの理論で、個の力を生かして、、、、、、、等というのを、もっともらしく、解説者らしき元Jリーガーの日本代表が語っているのを聞くと、何故、そういうことをワールド・カップ前に、云わなかったのか、「間違いなく、日本は、決勝リーグには、到底いけませんね」と予測・断言しえなかったのであろうかと、つい、首を捻ってしまうのは、どうしたものであろうか?思えば、日本シリーズでも、日本一になった途端に、持てはやされ、そのチームの特徴と野球理論が、解析されて、やれ、データ野球だとか、何々野球だとか、評論されるものの、翌年、惨敗して、最下位になるのをみると、一体全体、その野球理論というものは、何だったのであろうかとも思われる。サッカーというスポーツも、きっと、同じようなものなのであろう。ドイツ・サッカーの研究と分析が進むに連れ、これが、将来のサッカーの世界的な主流になるであろうと予言されているが、本当にそうなのであろうか?スポーツ理論が、経済理論や、政治理論と大きく異なるところは、最終的に、理論を学んだところで、最後に、それを演じきれるのは、最後の最後に、決めきれるかどうかは、ひとえに、プレイヤーの「個の能力、技量」によるものなのであろう。それでも、まだ、疑問が沸々とわき上がってくる。強いものが必ずしも勝つとは限らない。勝ったものが、本当に、結果として、強いのであろうか?では、強くは無いものが、何故、勝てるのか?こうなると、もはや、禅問答である。強くなるに越したことはないが、では、勝てるようになるには、日本のような弱いチームは、どうしたらよいのであろうか?個の力の向上とその集合体の強さを目指すべきなのか?それとも、画期的な別の新しい理論が、望まれるのか?ドイツは、これで、男女共に、来年の女子ワールド・カップに優勝する可能性が大きくなったが、なでしこは、どのような理論(?)で、対抗するのであろうか?とても、興味深いところである。

65才以上の非正規雇用増加の怪:

2014年07月16日 | 社会戯評
65才以上の非正規雇用増加の怪:
何でも人手不足の中で、若い人の就業に対して、65才以上の所謂、前期高齢者と称される人達の非正規雇用、とりわけ、一日2時間で、週4日で、週8時間等の労働をしたいという希望が増加しているそうである。いくら少子化、女性の能力活用・登用の必要性、非正規社員の正社員への採用・登用の促進などと云っても、逆に、正社員にならずに、非正規雇用で結構、しかも、体を適当に、刺激も多少は受けられるようなそんな仕事が、希望されているそうであると、何とも、皮肉な現象である。若い人達は、今や、非正規に甘んじて、青い鳥を追いかけるかの如く、ジョッブ・ホッピングならいざ知らず、ダウン・サイジングに甘んじて、負のスパイラルに、結局、キャリアも積めずに、気が付けば、結婚も出来ずに、ふと、気が付けば中高年に突入と云った具合であるのは、どうしたことであろうか?負のスパイラルの中で、若年非正規雇用システムに支えられながら、一方では、景気の回復に伴う、需給ギャップからの人手不足とそれを補うかのような前期高齢者達による、年金受給開始後も、働きたいというか、働かざるを得ない状況とでも云おうか、実に摩訶不思議な、おかしな現象である。無論、高齢者が生き生きと働ける場があることは、決して、間違いではないし、望ましいことであろうが、何とも年金制度や社会保障制度の行く末が不安になる。そう言えば、昔、もう30年余りも前になるが、アメリカで、ファミレスのウェイトレスが、70才近いご高齢のご婦人であったことを想い出す。もう、これからは、日本も、そういう時代に突入しているのであろうか?考えさせられてしまう。若者が溌剌に働く場所があり、年寄りも、それを何らかのかたちで、支援できるような働く場所があれば、宜しいのであるが、そういう訳には、なかなか、行かないのであろうか?一体自分には、前期高齢者には、何が出来うるのであろうか?自問自答してしまう。