ぽらりすの まよひはわづか なるがよい 夢詩香
*ぽらりすはもちろん北極星のことです。子の星(ねのほし)という言い方もあるんだけど、ぽらりすとひらがなで言った方がいい感じがしたので、そうしてみました。
北極星は動かないものとされてるけど、ほんの少し、天の北極からずれているから、見てもわからないくらいに、ちょっとだけ動いているそうですね。
でも、みんなが北極星を目印にしているのは、その動きがほんとにわずかだからで。ほとんど動かないのと同じだから。
迷うことなんて、誰にでもあることだけど、そういうのは、ほとんどすぐにやめたほうがいいっていうのが、わたしの持論です。
迷ってあれこれ考えたって、疲れるだけだ。
何が本当のことなんて、ぐじぐじ考えているだけでは、わからない。だったら、今自分がいいと思っていることが、いいんだと信じてやるしかない。
それが間違っていたら、きっとどこかで壁にぶつかるだろうから、それはそのとき考えればいいことなんだ。
で、今もそういう自分を信じて、いろいろとやってる。
星は好きです。句に詠むために、色んな星の名前を憶えています。おもしろい星の名前がたくさんあります。
アルシェマリは、獅子座のμ星の別名です。ほとんどの人は知らない。とっても小さな星。でもこの空のどこかに確かにある。そんなのを集めるのが好きです。